派手なアクションと騙し合いの心理戦が魅力の「スパイ映画」。半世紀前から続く名作から知る人ぞ知る作品まで数多くの作品があるため、どれを選べばよいかわからない方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、スパイ映画のおすすめ映画をランキング形式でご紹介します。シリーズとして今も続いている名作から最新作までさまざまな作品をご紹介しているので、最後までチェックしてみてください。
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スパイ映画のおすすめ
第1位 ミッション:インポッシブル – ブライアン・デ・パルマ
1996年公開・上映時間:110分
トム・クルーズ製作・主演を務めたスパイ映画です。トム・クルーズの代表作であり、シリーズとして続編が複数製作されました。
諜報機関IMFに所属するジム・フェルプスの元にある指令が届きました。指令内容はCIA諜報員のリストを盗んだアメリカ大使館員とその取引相手を捕まえることです。しかし、指令はすべて敵に筒抜けとなっていたため、IMFのメンバーはほぼ全滅してしまいました。
唯一、残ったスパイであるイーサン・ハントは、CIAから敵側の工作員と疑われながらも真実を求めて潜入します……。
潜入というスパイらしい緊迫感のある映像が見どころです。爆発や銃撃戦といった派手なシーンではなく、トラップを潜り抜けるためのアクションはハラハラします。緊張感のあるアクションが好きな方におすすめです。
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第2位 キングスマン – マシュー・ボーン
2014年公開・上映時間:129分
マーク・ミラーによる原作を映画化したスパイ映画です。アカデミー賞を受賞したコリン・ファースを主演に迎え、日本アカデミー賞にノミネートされました。
スパイ組織である「キングスマン」に所属するハリーは、組織のメンバーを何者かに殺されたため、新人発掘をすることになりました。スカウトした新人候補はかつて自身が命を救われた恩人の息子であり、成長を見守ってきたエグジーです。一方で、科学者失踪事件の犯人であるヴァレンタインは人類抹殺計画を企てており……。
アクションからは程遠く感じるメガネをかけ、スーツを着こなしたイギリス紳士がダイナミックなアクションをするギャップが魅力です。スーツ姿からは考えられない洗練したアクションが紳士らしさを演出しています。派手なアクションが好きな方におすすめです。
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第3位 アトミック・ブロンド – デビッド・リーチ
2017年公開・上映時間:115分
アントニー・ジョンソンによる小説を実写化したスパイ映画です。アクション映画に多数出演しているシャーリーズ・セロンを主演に迎えています。
ベルリンの壁が崩壊する直前の1989年、西側に情報を流そうとしていたMI6の捜査官が殺されたことで、最高機密の極秘リストを紛失してしまいます。MI6の諜報員ロレーン・ブロートンに与えられた任務は2つ。「極秘リストの奪還」「裏切者の抹殺」です。各国のスパイを敵に回してリストを巡る争いが始まるのでした。
鮮やかなアクションと顔色をまったく変えずに任務を遂行するロレーンは見応えがあり、女性版007といえる作品です。また、1989年のベルリンの写真を参考に再現したリアリティのある美術は見応えがあります。007が好きな方におすすめです。
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第4位 Mr.&Mrs.スミス – ダグ・リーマン
2005年公開・上映時間:118分
世界的に有名といわれる俳優、女優のブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが初共演したスパイ映画です。
お互いパートナーに自分がスパイであることを隠して結婚したスミス夫妻は、結婚してから数年が経ち、倦怠期に入っていました。ある日、夫妻2人とも任務が入りますが、標的は同じ人間でした。任務遂行中にお互いの正体を知ってしまい……。
究極の夫婦喧嘩といえるスパイ映画です。相手の素性をお互いが探り始め、最終的に全力の銃撃戦が始まるまでのコミカルなやりとりは見応えがあります。ブラッド・ピット、またはアンジェリーナ・ジョリーが好きな方におすすめです。
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第5位 スパイ・レジェンド – ロジャー・ドナルドソン
2014年公開・上映時間:108分
007シリーズでジェームズ・ボンドを演じた経験のあるピアース・ブロスナンが主演を務めたスパイ映画です。世界的な陰謀に立ち向かう元CIAエージェントの戦いを描いています。
かつて、コードネーム「ザ・ノベンバー・マン」として活躍したピーター・デベローは、引退後、静かな生活を送っていました。しかし、CIAによって当時の仲間たちを次々と抹殺されるという事件が発生したことで、ピーターは真相を探り始めます……。
息を吞むアクションが連続するアクションが見どころです。緊迫感のあるシーンに加えてピアース・ブロスナンの渋いアクションは見応えがあります。硬派なスパイ映画が好きな方におすすめです。
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第6位 エージェント:ライアン – ケネス・ブラナー
2013年公開・上映時間:106分
トム・クランシーによるベストセラー小説を実写化したスパイ映画です。監督を務めたケネス・ブラナーは悪役として自ら出演もしています。
ニューヨークで銀行員として働くジャック・ライアンには裏の顔がありました。裏の顔はCIA情報分析班のアナリストで、テロを未然に防いでいます。ある日、モスクワの銀行が不審な動きをしていることに気付きますが、スパイ経験は0です。上司の命令でモスクワに出向いたジャックは任務達成のために奔走するのでした。
ハラハラするアクションシーンが見どころです。緊張と緩和を繰り返すアクションのお手本のような作りとなっているため、作品に引き込まれます。派手なアクションが好きな方におすすめです。
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第7位 007 カジノ・ロワイヤル – マーティン・キャンベル
2006年公開・上映時間:144分
6代目ジェームズボンド役にダニエル・クレイグを迎えたスパイ映画です。イアン・フレミングによる原作を元にしており、ジェームズボンドが007になるまでを描いています。
2度の任務を達成したジェームズボンドは00の地位に昇格しました。世界中のテロリストの資金を供給するル・シッフルの存在を突き止めたボンドはル・シッフルと勝負するために潜入しますが、そこへ財務省から送り込まれた美人スパイのヴェスパー・リンドが現れます……。
当作品以前の作品よりも時系列が前の作品であるため、若々しいジェームズボンドの活躍が見どころです。華麗でスマートな大人のボンドになるまでの過程が楽しめ、少し生意気なボンドが成長していく様子は見応えがあります。007好きにおすすめです。
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第8位 スパイ・ゲーム – トニー・スコット
2001年公開・上映時間:128分
ブラッド・ピットとロバート・レッドフォードが初共演したスパイ映画です。監督は「トップガン」や「トゥルー・ロマンス」の監督を務めたトニー・スコットを迎えています。
CIAエージェントのトム・ビショップは中国の刑務所に捕まっている人物の救出ミッションを遂行中でした。一方、ワシントンではCIAの作戦担当官であるネイサン・ミュアーが優秀なキャリアを終えようとしています。最後の日を迎えようとしていたネイサンは愛弟子であるビショップがミッション中に捕まったことを知り……。
スパイとして育てた親と冷酷になりきれない子の絆が見どころです。当初は冷酷で非常と感じたビショップはネイサンを見限りますが、最後は私財を投げうってでもビショップを助ける様子は胸が熱くなります。また、知的なスパイの立ち振る舞いも見応えがあります。
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第9位 アクシデンタル – テディ・チャン
2001年公開・上映時間:109分
香港のアクションスターであるジャッキーチェンを主演に迎えたスパイ映画です。予知能力を持つセールスマンが国際的な陰謀に巻き込まれる様子を描いています。
香港で健康器具のセールスマンをしていたバックは予知能力を持っていました。予知能力と鍛え上げたカンフーの腕前で銀行強盗を捕まえたことで一躍、時の人になります。しかし、バックの前に私立探偵であるリウが現れ、バックの出生について語るのでした。
ジャッキーチェンのスピード感のあるアクションが見どころです。ジャッキー映画のお家芸ともいえる殺陣は爽快感があります。また、コメディチックな演出も見応えがあります。見応えある格闘シーンが見たい方におすすめです。
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第10位 誰よりも狙われた男 – アントン・コービン
2013年公開・上映時間:122分
ジョン・ル・カレによる同名の小説を原作にしたスパイ映画です。2014年に急逝したフィリップ・シーモア・ホフマンの最後の主演作となりました。
ドイツでテロ対策チームを率いるバッハマンは、密入国した青年イッサをテロリストとしてマークします。イスラム過激派として国際手配されているイッサはイギリス人の銀行家ブルーと接触しました。イッサ逮捕のためにドイツ諜報部やCIAは動きますが、バッハマンは敢えてイッサを泳がせようとします……。
渋い主人公が地道にスパイ活動していく様子が見どころです。派手な銃撃戦やアクションがないからこそ、スパイ活動の説得力が増しています。渋い映画が好きな方におすすめです。
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第11位 ラストミッション – マックG
2014年公開・上映時間:117分
ケビン・コスナーが主演を務めるスパイ映画で、余命宣告を受けたCIAエージェントを描いています。脚本はリュック・ベッソンです。
CIAエージェントとして活躍するイーサン・レナーは任務中に倒れ、余命3カ月を言い渡されます。余生を別れた家族と過ごすためにパリを訪れますが、娘のゾーイは思春期で溝が埋まりません。
ある日、イーサンは謎のエージェントであるヴィヴィから病気に効果のある試験薬を提供する話を持ち掛けられます。交換条件として出された凶悪テロリスト抹殺の任務にイーサンは向かうのでした。
派手なアクションと親子の絆が見どころです。渋い性格のイーサンを演じるケビン・コスナーが役柄とマッチしており、作品に引き込まれます。アクションとヒューマンドラマを楽しみたい方におすすめです。
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第12位 コードネーム U.N.C.L.E. – ガイ・リッチー
2015年公開・上映時間:116分
1960年代に人気だったといわれる「0011 ナポレオン・ソロ」を新しく映画化したスパイ映画です。
1960年代前半、核拡散によって世界を滅ぼそうとする国際組織が暗躍していました。任務のためにCIA工作員のナポレオン・ソロはKGB工作員イリヤ・クリヤキンと組むことになります。2人はドイツ人科学者の娘ギャビーを守りながら、行方不明の科学者を探し始めるのでした。
冷戦下において東西の敵同士であるエージェントの共闘が見どころです。潜入や銃撃戦といったスパイ映画のおなじみである要素を2人の視点で描いているため、見応えがあります。アクションが好きな方におすすめです。
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第13位 ボーン・アイデンティティー – ダグ・リーマン
2002年公開・上映時間:119分
マット・デイモンが主演を務めるボーンシリーズの1作目です。ロバート・ラドラム原作の「暗殺者」を元に映画化したスパイ映画です。
ある嵐の夜、イタリアの漁船が記憶喪失の男を助けました。男は名前も経歴も思い出せず、手がかりは皮膚に埋め込まれたマイクロチップのみです。マイクロチップに記された銀行情報を頼りに男はスイスを訪れますが、貸金庫の中に多額の現金や拳銃、偽造パスポートが預けられていました。次第に暗殺者に狙われるようになった男は偶然出会ったマリーの協力でパリへ向かいます……。
記憶を失っていますが身体が覚えている戦闘術を頼りにピンチを潜り抜ける様子が見どころです。自身に身についている技術と置かれている状況に対する感情や推理をていねいに描写しており見応えがあります。知的なアクションが好きな方におすすめです。
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第14位 007 スカイフォール – サム・メンデス
2012年公開・上映時間:143分
007シリーズ23作目となるスパイ映画です。ジェームズボンド役はダニエル・クレイグが務め、アカデミー賞の音響編集賞と主題歌賞を受賞しました。
奪われた各国の工作員の情報を記録したHDDの奪還任務に当たったジェームズボンドは犯人を列車の上で追い詰めます。犯人ともみ合いになりますが、銃弾がボンドに命中し、ボンドは谷底へ落ちてしまいました。Mはリストを奪われた責任を問われて辞職を言い渡されますが、拒否。その直後にMI6のオフィスが爆破されてしまいます。ニュースを見たボンドはMI6に戻りますが……。
濃厚な人間ドラマが見どころのひとつです。上司のMとボンドの関係性やボンドの出生といったシリーズの深い秘密にまで踏み込んで描いています。007シリーズが好きな方におすすめです。
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第15位 エージェント・ウルトラ – ニマ・ヌリザデ
2015年公開・上映時間:96分
「アドベンチャーランドへようこそ」で共演したジェシー・アイゼンバーグとクリステン・スチュワートが再びタッグを組んだスパイ映画です。
無益な日々を過ごしているダメ男のマイクは恋人のフィービーに最高のプロポーズをしようと決心しますが、うまくいかずにいました。ある日、コンビニでバイトをしていると、謎の暗号を聞かされます。その瞬間眠っていた能力が覚醒し……。
CIAに鍛えられたエージェントではありますが、中身がダメ人間であるため、ギャップが見どころです。派手なアクションをしながらもどこかに情けない姿が見え隠れするマイクの姿は見応えがあります。コメディが好きな方におすすめです。
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第16位 SPY スパイ – ポール・フェイグ
2015年公開・上映時間:120分
ジェイソン・ステイサムとジュード・ロウによるスパイ映画で2人共CIAエージェント役で出演しています。ゴールデングローブ賞の
最優秀作品賞にノミネートされました。
CIAの分析官であるスーザンはパートナーである捜査官のファインをサポートしていました。ある日、ファインは核爆弾の隠し場所を知るボヤノフを誤って射殺。ボヤノフの娘レイナが核爆弾の場所を知っていると考えたCIAはファインをレイナに接近させますが、レイナはファインを射殺。そして、テロリストに核を売ろうとしているのでした。
他作品では渋く、かっこいい役が多いジェイソン・ステイサムのコメディな一面が見どころです。くしゃみでターゲットを誤って射殺をはじめとしたコミカルなステイサムは見応えがあります。コメディが好きな方におすすめです。
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第17位 ブリッジ・オブ・スパイ – スティーブン・スピルバーグ
2015年公開・上映時間:142分
アカデミー賞受賞経験を持つスティーブン・スピルバーグ、トム・ハンクス、ジョエル&イーサン・コーエンを終結したスパイ映画です。マーク・ライランスは当作品でアカデミー賞を受賞しています。
堅実なキャリアを積んできた弁護士ジェームズ・ドノバンはソ連のスパイとして逮捕されたルドルフ・アベルの弁護を依頼されます。敵国のスパイを弁護するため、周囲から非難を浴びるドノバンですが、弁護士としての職務を果たそうとします。一方のアベルも祖国への忠義を果たそうとしており、2人はお互いに尊敬を抱くようになりました。
5年後、ソ連を偵察飛行していたフランシス・ゲイリー・パワーズがソ連に逮捕されてしまいます。両国はアベルとパワーズの交換を画策しますが、交渉役に選ばれたのはドノバンでした。
人としての在り方を考えさせられる映画です。東西冷戦下で敵国の人間同士に芽生えた感情を描いており、最終的に強い信頼で結ばれたシーンはカタルシスを与えます。ヒューマンドラマが好きな方におすすめです。
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第18位 96時間 – ピエール・モレル
2008年公開・上映時間:93分
リュック・ベッソン製作、リーアム・ニーソンが主演を務めたスパイ映画です。共演はX-MENでジーン・グレイ役を務めたファムケ・ヤンセンです。
17歳の少女キムがパリで何者かに誘拐されました。事件発生時に電話で話していた父親のブライアンは元秘密工作員としての知識で犯人グループを特定します。キムを救うために単身パリに向かったブライアンを待ち受けていたものは……。
ブライアンの行動力が見どころです。単独潜入という無謀な状況でありながら、普通ではない方法で大胆に潜入していく様子は爽快感があります。かっこいいアクションが見たい方におすすめです。
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第19位 ジェイソン・ボーン – ポール・グリーングラス
2016年公開・上映時間:123分
マット・デイモンによるボーンシリーズ第5作目となるスパイ映画です。ポール・グリーングラスが9年ぶりに監督を務めています。
隠遁生活をしていたジェイソン・ボーンの元にCIA時代の同僚であるニッキーが訪れます。ニッキーはCIAが世界を操るための極秘プログラムを始動させたこと、ボーンにまつわる事実を告げます。ニッキーの来訪をきっかけにボーンは再び動き始めるのでした。
CIAチームとボーンの逃走劇が見どころです。派手なアクションとスリリングな逃走をカメラアングルと編集で緊迫感のある映像にしています。ボーンシリーズが好きな方におすすめです。
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第20位 ミッション:インポッシブル フォールアウト – クリストファー・マッカリー
2018年公開・上映時間:147分
トム・クルーズ主演による人気シリーズの第6作目となるスパイ映画です。シリーズを通してトム・クルーズ自らスタントを務めており、今回はヘリの操縦をこなしています。
盗まれたプルトニウムの奪還ミッションに当たっていたイーサンは回収目前で何者かにプルトニウムを奪われてしまいます。事件の裏には秘密組織の残党が結成した「アポストル」の関与とジョン・ラークという男が手がかりを持っていることを知るのでした。ラークが接触する予定の謎の女性ホワイト・ウィドウに接触するためにイーサンは作戦を立てます……。
緊迫感のあるアクションシーンが見どころです。ピンチの状況が続くため、危険なアクションシーンに説得力があり、目を離せない魅力があります。派手なアクションが好きな方におすすめです。
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第21位 アメリカン・アサシン – マイケル・クエスタ
2017年公開・上映時間:112分
ビンス・フリンによるベストセラー小説を実写化したスパイ映画です。
ミッチ・ラップはテロで恋人を殺され、人生を復讐のためにささげることを誓いました。ミッチの潜在能力を評価したCIAは対テロのスパイチームにスカウトします。過酷な訓練を経て最前線で活躍できる程に成長したミッチは核テロを防ぐためにヨーロッパに向かいます。
アメリカらしいダイナミックなアクションが見どころです。普通の青年が過酷な訓練を経て優秀なスパイになり、能力を活かして潜入していく様子は見応えがあります。派手なアクションが好きな方におすすめです。
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第22位 ソルト – フィリップ・ノイス
2010年公開・上映時間:105分
ボーン・コレクター以来、アンジェリーナ・ジョリーとフィリップ・ノイス監督が再びタッグを組んだスパイ映画です。アカデミー賞の音響録音賞にノミネートされました。
CIA職員のイブリン・ソルトは、告発により、大統領暗殺の二重スパイの容疑をかけられます。CIAから追われるようになったイブリンは顔と髪を変えて別人になりすまし、真実を突き止めるために動き始めるのでした。
目まぐるしく変わるストーリー展開が見どころです。二転三転するストーリーに加えてアンジェリーナ・ジョリーのソリッドなアクションが作品に深みを与えています。迫力のあるアクションが好きな方におすすめです。
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第23位 マイ・スパイ – ピーター・シーガル
2020年公開・上映時間:100分
凄腕のスパイと天才少女の活躍を描いたスパイ映画です。「ゲット スマート」のピーター・シーガルが監督を務めました。
JJはCIAでエージェントをしていましたが、あるミッションで暴れ過ぎたため、地味な仕事にまわされてしまいます。テロリストの義妹ケイトとその娘ソフィを監視する任務についていたJJはソフィに監視カメラを見つけられてしまいました。
ソフィはJJに監視カメラを見つけたことを内緒にする代わりにスパイのレッスンや学校のイベントへ参加することをお願いします。
巨漢の大男が少女に振り回されるコメディ色のあるスパイ映画です。最初は振り回されるJJですが、お互いの足りないモノを補完してバディになっていく様子は見応えがあります。コメディが好きな方におすすめです。
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第24位 レッド・スパロー – フランシス・ローレンス
2017年公開・上映時間:140分
元CIA局員という異色の経歴を持つジェイソン・マシューズによる同名小説を実写化したスパイ映画です。
バレリーナの夢を事故で絶たれたドミニカはロシア政府の諜報機関の一員になります。心理操作と誘惑を駆使して情報を盗み出す訓練を受け、徐々にドミニカは頭角を現します。
ドミニカはある日、ロシアの機密情報を探るCIA捜査官のナッシュに近づくというミッションを与えられました。ドミニカとナッシュはお互いに惹かれ合いながらも国家の安全のために騙しあいを繰り広げるのでした。
ドミニカとナッシュの心理戦が見どころです。お互いに惹かれつつもちょっとした立ち回りの粗で先を読んでいく2人の様子は見応えがあります。心理戦が好きな方におすすめです。
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第25位 スパイキッズ – ロバート・ロドリゲス
2001年公開・上映時間:88分
「デスペラード」や「パラサイト」の監督を務めたバート・ロドリゲスによるスパイ映画です。好評だったといわれ、続編が製作されました。
世界最強といわれた男スパイと女スパイが結婚し、誕生した2人の子供であるカルメンとジュニ。両親がスパイだったことを知らない子供たちはダサい両親にうんざりしていました。しかし、ある日、超機密兵器を狙う組織に両親が誘拐されてしまい、カルメンとジュニは両親を救うために立ち上がります。
子供心を刺激するスパイアイテムが見どころです。「こんな道具が欲しい」と思わせるユニークなアイテムはワクワクさせます。爽快感のある映画が見たい方におすすめです。
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第26位 チャーリーズ・エンジェル – エリザベス・バンクス
2019年公開・上映時間:118分
1976~1981年までテレビ放映され、2000年に映画化された洋画のリメイクとなるスパイ映画です。クリステン・スチュワート、ナオミ・スコット、エラ・バリンスカなどがエンジェルを務めました。
国際機密企業であるチャーリー・タウンゼント社は女性エージェント軍団、通称チャーリーズ・エンジェルを抱えていました。新開発のエネルギーによる兵器化計画を知ったチャーリーズ・エンジェルのメンバーであるサビーナ、エレーナ、ジェーンは、兵器化を阻止するために立ち向かいます。
チャーリーズ・エンジェルによる華麗なアクションとストーリー展開が見どころです。痛快なアクションは爽快感があります。また、どんでん返しがあるストーリー展開は見応えがあります。チャーリーズ・エンジェルを見ていた方だけでなく、初めての方にもおすすめです。
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第27位 007 ゴールデンアイ – マーティン・キャンベル
1995年公開・上映時間:130分
007シリーズ第17作目となるスパイ映画です。ジェームズボンド役はピアース・ブロスナンが務めました。
犯罪組織ヤヌスの暗殺者とロシア軍の将校がNATOの最新ヘリを強奪しました。ヘリを奪還するためにボンドは彼らを負います。追っている間にヤヌスが旧ソ連の兵器を起動させようとしていることを知ったボンドは阻止しようとしますが、ボンドの前に現れた人物とは……。
ピアース・ブロスナンのボンドの演技が見どころです。渋い演技を基本としながら時折ユニークさを感じさせるボンドは引き込まれます。
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第28位 TENET テネット – クリストファー・ノーラン
2020年公開・上映時間:150分
クリストファー・ノーランによるオリジナル脚本のスパイ映画です。アカデミー賞の視覚効果賞を受賞しています。
名もなき男にあるミッションが命じられました。ミッションの内容は時間のルールから脱出し、第三次世界大戦から人類を救うことです。ミッション達成の鍵になるのはTENET。名もなき男とは何者で、ミッションは達成できるのでしょうか。
時間を逆行するという不思議な世界が見どころです。逆再生する世界で格闘や銃撃戦を繰り広げますが、多くの映画とは違った不思議な印象を与えています。不思議な世界観が好きな方におすすめです。
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第29位 イコライザー – アントワン・フークア
2014年公開・上映時間:132分
デンゼル・ワシントンをアカデミー賞の主演男優賞に導いたアントワン・フークアが監督を務めるスパイ映画です。13年ぶりにデンゼル・ワシントンとアントワン・フークアがタッグを組みました。
ホームセンターで働くマッコールは、CIAのエージェントだった過去がありました。普通の人としてマッコールは生活していましたが、ある夜にカフェで娼婦の少女であるテリーと出会います。テリーを囲うマフィアの非情さを見てマッコールは正義感が目を覚まします。
CIA時代のマッコールは身のまわりのモノを武器にして戦うイコライザーと呼ばれる男でした。テリーとの出会いをきっかけにイコライザーが再び動き始めます。
マッコールの爽快感のあるアクションが見どころです。圧倒的な強さで撃退していくマッコールの姿はカタルシスを感じられます。爽快感のある映画が好きな方におすすめです。
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第30位 裏切りのサーカス – トーマス・アルフレッドソン
2011年公開・上映時間:127分
小説家ジョン・ル・カレの代表作である作品を実写化したスパイ映画です。アカデミー賞の主演男優賞・脚色賞・作曲賞にノミネートされました。
冷戦と呼ばれる時代の最中、MI6とKGBは情報戦を繰り広げていました。作戦失敗の責任を負って英国諜報部サーカスを辞任したスマイリーの元にある任務が下されます。任務内容は組織の幹部に潜り込んでいるソ連の二重スパイを見つけ出すことです。スマイリーは捜査により容疑者を洗い上げますが……。
派手なアクションがまったくない知的なスパイ活動は見応えがあります。ファイルを盗んだり騙しあいをしたりと、なるほどと思わせる心理戦が面白いスパイ映画です。心理戦が好きな方におすすめです。
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スパイ映画は騙し合いによる知的な心理戦から、緊迫感のある派手なアクションまでさまざまです。好きなジャンルに合わせてさまざまな展開があるのもスパイ映画の魅力です。また、シリーズとして続く作品もあるので、ぜひお気に入りの作品を見つけてください。