禅宗の修行僧が作業着として使用する作務衣。伝統的で品格・情緒のある作務衣ですが、雨や寒さに関する悩みは絶えません。

そこで、今回はダウンの防寒性を兼ね備えた、機能的な作務衣「ダウン作務衣」をご紹介します。高密度撥水で雨や雪の心配が不要な本製品。冬用の機能的な作務衣を探している方はぜひチェックしてみてください。

鎌倉の住職の声から誕生した究極の作務衣

今回の「ダウン作務衣」は、鎌倉・浄智寺の住職からの相談によってスタートしたプロジェクトです。

和装ならではの伝統・品格がある作務衣は、さらりと羽織れる気軽さが特徴ではあるものの、雨や寒さに関する悩みが多くありました。お寺では雪かきなどの作業があり、お寺と寒さとの関係は切っても切り離せないもの。

このことから誕生したのが、冬用の機能的な作務衣である本製品。お寺の方々の求める作務衣を検討しつづけ、1年以上もの開発期間をかけています。

伝統的な作務衣のシルエットはそのままにダウン素材で暖かさをプラス

「ダウン作務衣」の1番の課題は、伝統的な作務衣の美しいシルエットはそのままに、防寒機能を持たせること。この課題を解決したのが、福井県にある高密度織物のメーカーの第一織物です。

第一織物は、スポーツ資材や産業資材の織物製造から始まり、そこから培ったハイスペック織物の技術を活かすモノづくりを展開しています。

海外の有名ラグジュアリーブランドのアウターにも採用されるなど、世界に認められた日本企業。まずダウンのフィルパワーは700であり、上質なダウンと呼べるレベルです。また糸と糸の隙間のない高密度織物技術により、高撥水性を実現しています。

表には国内外のハイブランドで扱われるアウター用素材と同レベルの高級生地を採用し、作務衣ならではの凜とした佇まいを活かす、上品に抑えた光沢と上質な質感に仕上がっています。

また、コイル状のバネの様なポリエステル100%糸を採用することでストレッチ性を持たせているのが特徴。軽さもありながら、動きやすいというのも嬉しいポイントです。

ポケットや袖などの細かな部分にまでこだわりを

「ダウン作務衣」のこだわりはそれだけではありません。例えば、お寺の方々が使用する際に、ウエストポケットにはスマートフォンなどを入れることが多いことを想定し、フラップ式のファスナータイプを採用。いつの間にか紛失していたという事態も防ぐことができます。

また内ポケットには角度をつけて縫製することで、着用時の取り出しやすさを実現。一般的な作務衣には存在しないヒップポケットもあるため、より利便性が向上しています。

さらに、ウエストのゴムにプラスして一般的な作務衣にはないファスナーも搭載。よりスムーズに着脱ができるように設計されています。

そのほかにも、袖や裾の絞りやデザインにもこだわり、着ていて楽になることを目指しています。お寺の方々はもちろん、普段の生活シーンでも活躍するアイテムです。

本製品は、応援購入サービス「Makuakeにて購入可能です。