近未来のコミュニケーション。
握手をすると、会話とは別に相手とデジタル情報が交換される。愛する人に会うと皮下のウェアラブルが、まるで感情が反映されているかのように輝く。近未来のコミュニケーションの進化が止まりません。今回ご紹介するのは、スマートウォッチなどのリストトップ型のウェアラブルデバイスが時代遅れに見えてくるような新しいかたちのウェアラブルコンセプト Digital Tattoo です。
どこに埋め込むの?
手の甲の側や手のひら側の親指の付け根に埋め込みます。このコンセプトを考案しているNDDによると、Digital Tattooを埋め込むのは、人がピアスとするような感覚と同じとのことです。
何ができるの?
対応したものであれば、触れるどんな物とも通信が可能。家のドアノブや車のドアに触れてアンロック出来ます。また、クレジットカードも対応するDigital Tattooを埋め込んだ人でないと使えません。Digital Tattooを埋め込んだ人は自分の健康状態を常にチェックすることも。このようなプライベートな情報は人の目に触れにくい手のひら側のDigital Tattooで本人にしか分からないデジタルサインで確認します。
そして、ユーザーの位置や動きを把握するだけでなく、その仕草からちょっとしたコミュニケーションのニュアンスを感知し、発光することにより表現します。なんだかすごいですね!
Digital Tattooはユーザーの体内の電気化学的なエネルギーで動くように想定されています。NDDによると、このテクノロジーは5年以内に実現可能としています。どんな未来になるのでしょう!?
埋め込む位置はよく考慮されて、おでこや後頭部は「サイボーグっぽ過ぎる」とのこと。どちらにしても新しいカルチャーですよね。ついつい人の親指の付け根を見てしまうかも!?