これが急に転がってきたら逃げ出す自信がある。
果てしなく続く海岸線や海、川を警備するのは大変です。人や車は陸上しか動けないし、ボートや飛行機を出すのは手間がかかります。そこで海岸を警備すべく開発されているのがこのGuardbotです。
元々Guardbotは火星探査のために開発されたロボットでした。しかし火星行きの計画はうまく行かず、代わりに検討されているのが沿岸警備隊への転用です。球形のタイヤのようなロボットで、両端にドームカメラがついていて、ビデオ撮影とレーザー分光器による爆発物検査ができます。
Guardbotは陸と海のどちらにも使えます。陸なら6mph(時速約9.6km)、海なら3mph(時速約4.8km)とけして速くはないですが、その分バッテリーは8時間と長時間もちます。
広い場所を警備するのに人間では限界があります。海も移動できるロボットなら色々なシーンで活躍しそうですね。爆発物の検知もできるのでテロ対策とかにもよさそうです。