アクロバット飛行もOK!
小さくて軽いタイプのドローンは風に弱く、コントロールが難しいものですが、「Airro Mini」は手のひらサイズながらレース用レベルの飛行性能を備え、モード切替によりアクロバット飛行もできるFPV(一人称視点)ドローンです。
3つのフライトモード
「Airro Mini」はHDカメラによる一人称視点の映像を見ながら操縦できます。一般向けのドローンは2軸同時制御が普通なのに対し、Airro Miniではフライトモードの切り換えで3軸を同時制御し、アクロバット的な飛行体験も可能(フライトモードはAngled/Horizon/Acroの3つ)。
ディスプレイ付きのコンパクトなコントローラー
コンパクトなコントローラーはタッチスクリーンのディスプレイ一体型。モバイルアプリの必要なしに、5.8GHz帯で遅延の少ないFPVビデオフィードを受信できます。機体上で映像をmicroSDカードに記録することも可能。
ビデオ信号を直接受信するゴーグルも用意されていて、まぶしい光の反射に煩わされることなく、さらに臨場感のあるフライト体験が可能。ゴーグルからスクリーンを取り外し、三脚に固定して使用することもできます。
バッテリー電圧を常時スクリーンでモニター
ドローンに使われるリチウムポリマー電池は適切に扱わないとダメージを受けやすく、数回のフライトで使えなくなってしまうことも。Airro Miniではバッテリー電圧をスクリーン上で常時モニターしているので、安心して操縦に専念できます。
Airro MiniはKickstarterで250ドル(約2万8000円、ドローン本体とコントローラー)からの出資枠を公開中。
室内でも飛ばせそうなサイズなのに、飛行性能やFPVのビデオ画質にもこだわっているところが頼もしいプロダクト。このように上級者も初級者も楽しめる機種が増えてくると、ドローン愛好家の幅がますます広がりそうで楽しみです。