最大深度100mの不思議な世界。
素潜りの超人ジャック・マイヨールや、大戦時のUボートに伊号潜水艦、そして現代日本のしんかい6500。彼らが見た海中の世界には、一体何があるのでしょうか。
しんかい6500とまではいかなくとも、深度数十メートルならば手軽に撮影することができます。この記事でご紹介するのは、新型水中ドローン「BW-Space」です。
深度100mを4K映像で
水中ドローン自体は、すでにさまざまな製品が登場しています。
しかしBW-Spaceは、その潜行性能が突出しています。最大潜行可能深度は、なんと100m。昔の潜水艦並です。他の水中ドローンを深度100mに沈めたら、圧壊してしまいます。
カメラは1200万画素、4K 30pの動画撮影にも対応しています。高クオリティーの海中映像を、自在に撮影することができます。
最大7時間の航行
バッテリー持続時間は約7時間。最大操作レンジは半径約500mです。これだけの性能があれば、海洋学者も顔負けの映像を撮影できるかもしれません。
アクアラングの様子を撮影するカメラとしても、このBW-Spaceは重宝します。ダイバーが防水ケースに入れたカメラを持参する必要はありません。
未知の世界を探索しよう!
撮った動画は即座にスマホアプリに転送し、SNSでシェアすることができます。
海の世界はまだまだ未知が多く、もしかしたらBW-Spaceを所有する一般の人が学術的な大発見をするかもしれません。
BW-Spaceはクラウドファンディング「Kickstarter」で659ドル(約7万3000円)から。
もしも普通のデジカメを深度100mの海中に持ってきたら、撮影どころか圧壊してしまいます。それ以前に、プロのダイバーでない限りそんな深いところまで行けません。そんな不可能を可能にするBW-Spaceは、今後注目の製品です。