ドローンの自律飛行はここまで進化した!
「Mystic」は、AIの制御でより安全性の高い飛行を実現した新型ドローンです。障害物や人を認識し、採用するべき飛行ルートや撮影対象を自分で判断することができます。もはやコントローラーは不要か!?
3Dトラッキング機能付
数年前までのドローンは、気を抜けば墜落してしまうようなものでした。
しかし、Mysticは3DトラッキングとAIによる自律飛行を確立しています。特に3Dトラッキングは、ちょっと前まではハイテク技術でした。その空間を平面ではなく、立体として撮影する技術です。これがあると、ドローンは奥行きを認識するようになります。
補足した障害物がどれほどの距離に位置するのか、あるいは撮影対象との絶妙な空間を測定するのに3Dデータが使用されます。
対象者を追尾
そして何よりもすごいのは、撮影対象者を自動追尾する機能です。
これに関しては、文章よりも動画で観たほうが説得力があります。まるで飼い犬のようにピタリと対象者のあとを追っています。
Mysticに搭載されているカメラは、4K撮影にも対応。最大飛行時間は約30分です。今現在発売されているドローンの中でも、スタミナは多いほうではないでしょうか。
ジェスチャーで指示を出す
極めつけは、人間のジェスチャーをコントローラー代わりに設定できる機能。右手を動かしたらドローンもその方向へ行く、ということができます。これは本当に、コントローラーがいらなくなるかもしれません。
Mysticはクラウドファンディング「Kickstarter」で、459ドル(約5万1500円)からの出資を募っています。
ドローンの性能は年々向上しています。考えてみれば、自律飛行というもの自体が数年前のホビードローンでは考えられなかったことです。しかし、今ではコントローラーを使わない操作も確立されつつあります。