AI音声アシスタントは、今世紀最大の発明品になる?
人類の長年の夢だった「完全ハンズフリー生活」に実現の目処が立ちました。我々は今、スマートフォンを操作するのに指を使っていますが、いずれはそれすら必要なくなるかもしれません。
それを匂わせる製品が、今回ご紹介する「LET VisionAI Glasses」です。
眼鏡型ヘッドホン
LET VisionAI Glassesは、一見すると特に目立ったところのない眼鏡。
ですが、実はこの製品自体が骨伝導ヘッドホンになっています。本当は「ヘッドホン」と表現するとかなり語弊が生じてしまうほど、非常に斬新な製品です。耳にかける部分が、音を振動として伝えてくれるというわけです。
ですから、このLET VisionAI Glassesを使って音楽を聴くこともできます。しかし、周囲から見ればとても「ヘッドホンで音楽を聴いている」という様子には見えません。
AIアシスタントと連動
そして、このLET VisionAI Glassesは、AmazonのAIアシスタント「Alexa」と連動しています。
眼鏡のフレーム部分をタップすることで、Alexaを呼び出します。また、iPhoneと連結させればSiriも利用できるため、ほぼハンズフリー状態での通話なども思いのまま。
従来型のヘッドホンのように両耳を完全に塞いでしまうものではないため、安全性の面でも大いに注目できます。
119ドルで提供
LET VisionAI Glassesは、Indiegogoのキャンペーンページで119ドル(約1万3500円)からの製品提供枠を設けています。
時代の最先端を行く製品ではありますが、思ったよりも高価ではないという印象も受けます。
配送は来年・2018年の5月から。なお、上記の価格はあくまでも数量限定のものであるということに注意しましょう。
Amazon EchoやGoogle Homeの登場により、AIアシスタントが日本でも脚光を浴びるようになりました。それらを搭載した製品は今後小型化し、さまざまな形態のものへと進化していくでしょう。同時に、我々の生活も着実に進化していくはずです。