見た瞬間これは一体なんなんだろうと思わずにはいられません。腕時計に見えますが、文字盤もなく代わりに二本のガラス管とカメラ用電池があるだけです。これはなんとニキシー管を使った腕時計です。ニキシー管といってもピンとこない人も多いのではないでしょうか。ニキシー管は50年代から、発光ダイオードが普及し始めた70年代まで電卓などの表示に使用されたレトロなテクノロジーです。

時間が知りたい時は腕を傾けて時計を見るだけで、二本のガラス管の中にまず何時か、次に何分か、最後に何秒かが写しだされます。初めにあなた独特の時計を見る角度にセットし、その後は自動的にその角度になると時間を表示します。もちろん角度のリセットも可能です。

黒硬質アルマイト加工で傷が付きにくく、Oリング使用の防水加工もされています。一日50回時間を確認した場合4〜6ヶ月使用でき、電池交換も簡単です。 Cathode Corner より$495で購入できます。日本までは送料が$85とちょっと高めなので$15で予備のニキシー管も一緒に購入した方が良いかもしれませんね。