シグマ・タクロン・トキナーの互換レンズメーカー3社。ここでは、それらのレンズの中から、特にフルサイズ換算の焦点距離が85mm-105mmで、ポートレート写真に好適な中望遠レンズを紹介します。近年のレンズに共通する大口径かつ高画質は、ここでももちろん健在。さて、皆さんはどんなレンズでどんな写真を撮るでしょうか?

タムロン(TAMRON) SP AF60mm F2 DiⅡ

SP AF60mm F2 DiII
このレンズはAPS-C専用レンズで、フルサイズ換算で90mm相当のマクロレンズになります。注目はやはりその明るさF2.0。暗い場所やマクロでの撮影の時でも、高速なシャッタースピードが選べるので、ゆとりを持った撮影が可能です。レンズ構成は、10群14枚。そのうち2枚に異常低分散レンズを採用し高画質を実現させています。フィルター径55mm、重量350gなのでかなり扱いやすいレンズです。

ニコン用

キヤノン用

ソニー用

シグマ(SIGMA) 85mm F1.4 EX DG HSM

85mm F1.4 EX DG HSM
このレンズはフルサイズ対応で、APS-Cカメラにも取り付け可能。その場合の換算焦点距離は、127.5mmとなり望遠レンズとしても使えるでしょう。F1.4と標準レンズ並みの明るさなので、ボケを生かした写真が撮影可能です。超音波モーターで静かで素早いピント合わせ。レンズ構成は8群11枚で、そのうち特殊低分散レンズを1枚非球面レンズを1枚採用した高画質レンズです。

ニコン用

キヤノン用

ソニー用

ペンタックス用

タムロン(TAMRON) SP 90mm F2.8 Di

SP 90mm F2.8 Di
タムロンは、この焦点距離のマクロレンズが得意で、従来のものも「ポートレート・マクロ」と呼ばれて人気がありました。それに、手ブレ補正機構と超音波モーターを搭載して再登場したのが、このレンズです。レンズ構成は11群14枚で、そのうちXLD(超低分散)レンズを2枚、LD(異常低分散)レンズを1枚使用し、驚異の高解像度を実現させています。マクロレンズとしても等倍撮影が可能。もちろん、ポートレートにも威力を発揮するレンズです。

ニコン用

キヤノン用

ソニー用

トキナー(TOKINA) AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

AT-X M100 PRO D 100mm F2.8 MACRO
このレンズもフルサイズ対応のマクロレンズで、通常撮影も可能です。フィルター径55mm、重量540gと小型軽量なので、扱いやすいレンズです。レンズ構成は8群9枚。特殊ガラスは使っていません。今回紹介しているレンズの中では、やや地味なレンズですが、他のレンズに比べると比較的安価なので、これからマクロ・ポートレートに挑戦する方には入手しやすいレンズです。

ニコン用

キヤノン用

シグマ(SIGMA) MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM

MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM
ポートレート用にも使えるシグマのマクロレンズは焦点距離105mm。レンズ構成は何と11群16枚と枚数が多く、さらにそのうち2枚がSLD(超低分散)レンズとなっています。手ぶれ補正機構を搭載し、超音波モーターによる静かで迅速なピント合わせ。フィルター径は62mmと手頃ですが、重量は725gとやや重くなっています。少々重くても高解像度を求める方におすすめです。

ニコン用

キヤノン用

ソニー用