健康志向の高まりによって、近年注目度がアップしている「スロージューサー」。スロージューサーで作ったジュースはコールドプレスジュースとも呼ばれており、従来のミキサーやジューサーに比べて上質な100%ジュースが作れるのが特長です。さらに、栄養素を豊富に摂取することができるので、健康志向のユーザーから支持されています。

そこで今回は、スロージューサーのおすすめ機種をご紹介。ヒューロムやクビンスなどの有名ブランドを中心にピックアップしたので、ぜひチェックしてみてください。

スロージューサーとは

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スロージューサーとは、従来のミキサーよりも低速で食材を搾ることができる家電製品です。ミキサーは金属でできたブレードが高速回転することで、食材を一気に細かく砕きます。一方、スロージューサーはスクリューが1分間のうちに40~60回程度ゆっくりと回転することで、食材を圧縮しながらすり潰していくという仕組みです。

スロージューサーのメリット

野菜や果物の栄養素を壊さずに摂取できる

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スロージューサーの最大のメリットは、野菜や果物の栄養素をあまり壊さずに摂取できることです。金属製の刃を高速で回転させ、遠心力で搾りかすを分離させていく高速式では、回転時に発生する摩擦熱によって、熱に弱い栄養素や酵素が破壊されてしまいます。

一方、じっくりと搾り出されるスロージューサーは、熱の発生量が少ない分栄養素の破壊も少なく、生きたままの酵素を残せるのが特長です。野菜や果物に含まれるビタミンなどの栄養素は、美容・健康にも非常に効果があるだけに、大きなポイントといえます。

味がよくて飲みやすい

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スロージューサーは稼働時における空気の撹拌(かくはん)が抑えられるので、食材の酸化防止にも効果的。そのため、食材の旨味や甘味をより感じることができます。

野菜や果物のポテンシャルを十分に引き出せるので、より健康を意識したジュースに仕上がります。さらに、搾りかすと水分を分離し、繊維質が取り除かれるので、なめらかでさらっとしたのどごしになるのも特長です。

動作音が静か

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ジューサーやミキサーはある程度動作音がしてしまうのが普通です。集合住宅にお住いの方など、時間帯によっては使用を控えた方がよいケースもあります。一方、スロージューサーは低速回転のためあまり動作音が発生しません。時間帯や住居の形態にかかわらず、気兼ねなく使えるのもスロージューサーのメリットです。

スロージューサーのデメリット

面倒なことが多い

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スロージューサーのデメリットは、部品が多く手入れしにくい機種が多いことです。手入れの度にパーツの分解、洗浄、組み立てが必要なものもあります。その原因は、押し潰しながら回転するという複雑な構造のためです。使用時にはたくさんの搾りかすが出るので、これをキレイに洗うのも少々手間が掛かります。しかし、使用毎にきちんと手入れをしないと、材料が詰まって動作が止まってしまうこともあるので手抜きは禁物です。

また、搾り終えるのに時間がかかる点にも注意してください。栄養・味・質感のためにはやむを得ませんが、さっとすぐに飲みたいときには適しません。

そして、忘れてはいけないのは材料の下準備が必要な点。にんじん1本をそのまま入れるといったことは、一部の例外機を除いてできません。ある程度の大きさに自分でカットしてからスロージューサーに掛ける必要があります。

高価かつサイズも大きめ

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スロージューサーは高速式のジューサーやミキサーに比べて高価なのもデメリット。安いものでも1万円以上する製品がほとんどです。数千円でも買えるジューサーとはこの点が異なります。だからと言って、機種によって搾れる材料は違ってくるので、価格だけで選んでもいけません。

複雑な機構ゆえにサイズも大きく場所を取りがち。総じて、頻繁に使用する方でないとスロージューサーはあまりおすすめできません。

搾れない食材もある

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高速式なら搾れる食材でもスロージューサーでは使用できないものがあります。具体的には、山芋や納豆などの粘り気の強い食材や、氷や冷凍品といった固いものです。これは機種によっても異なるので、自分が使用したい食材に対応しているかを事前に調べておくことが大切です。

なお、なんとか搾れたと思っても、上手く水分と搾りかすに分離できていない場合もあります。ジュースの美味しさや故障の原因にも影響してくるので、機種に合わない材料は無理に使わない方がよいでしょう。

スロージューサーのおすすめ

ヒューロム(HUROM) スロージューサー H-AA

LSTS(Low Speed Technology System)と呼ばれる低速圧縮搾り方式を採用したヒューロムのスロージューザー。二人暮らしやファミリー向けの製品で、自宅で気軽にスロージューサーを楽しみたい方におすすめです。

特長はドラム内の構造。回転ブラシを1分あたり17回転に抑えることによって、より上質なジュースがつくれます。また、使用後のお手入れもドラムの繊維排出口の上部を開けて対応可能。重量4.8kgと軽量なのもポイントです。

シャープ(SHARP) ヘルシオ ジュースプレッソ EJ-CF10A

フローズン用のアタッチメントが付属しているので、フローズンのデザートやサラダを自宅で手軽に楽しめるスロージューサー。ジュースをつくるための分離型スクリューは金属の刃を使わない安全設計で、素材のポテンシャルを損なわないのが特長です。なお、スクリューのメッシュ部分のフィルターは簡単に取り外せるので、網目に詰まった食材もすぐに掃除できます。

パーツ数が少ないので、お手入れもラクラク。コップを取り替える際にしずくが垂れるのを防ぐジュースキャップなども付属しており、機能性nの高いおすすめのスロージューサーです。

テスコム(TESCOM) スロージューサー TSJ500

余計な機能のないシンプルなスロージューサーを求めるなら本製品がおすすめ。低速プレスで搾ると細かいフィルターで繊維を取り除いてくれるので、サラリとした飲みごたえのジュースに仕上がります。動作音も60dB以下と静かです。

フィルターやスクリュー部分は食洗機でも洗浄可能。重さは約3kg程度と、軽量でスリムなボディなので使用後の収納にも困りません。

なお、目的や季節に応じたレシピブックも付属しているので、初めてスロージューサーを購入する方も気軽に扱える1台です。

テスコム(TESCOM) スロージューサー TSJ800

ジュースだけではなくフローズンをつくることができるタイプのスロージューサー。従来のサークル型フィルターの1/4の面積で繊維を取り除けるので、コンパクトで洗いやすいのが特長です。

サイズも幅14.5cmとコンパクトで、使用時は本体に「タンク⇒フィルター⇒スクリュー」の順番で差し込むだけの簡単設計です。ジュースとフローズンに対応したレシピブックが付属しています。

パナソニック(Panasonic) 低速ジューサー(ビタミンサーバー) MJ-L500

ジュースだけでなくフローズンもつくれるパナソニックのスロージューサー。1分間で45回転する仕様で、空気を含まず滑らかなジュースに仕上がります。

本製品の特長はスクリュー底部にステンレスを採用している点。これにより、柔らかい食材だけでなく葉菜類や豆類などの固いものなども、きっちり搾りきることが可能です。

ヒューロム(HUROM) スロージューサー H15

コンパクトさを重視した1~2人用のスロージューサーをお探しの方には本製品がおすすめです。従来モデルと比べると本体が小さく、重量も約4.4kgと軽量。デザイン性にも優れた製品なので、おしゃれなキッチンを求めている方にも最適です。

コンパクトサイズですが、機能は十分。人間の手で搾るような「スロー・スクイージング・テクノロジー」で食材にかかる負担を最小限に抑えている点が特長。また、金属の刃を使わない「ダブル・スクリュー」を採用しているほか、ドラム内に回転ブラシが追加されたため、従来よりもさらにまろやかな味わいが楽しめます。食材の栄養素をしっかり引き出せる、おすすめのスロージューザーです。

クビンス(Kuvings) ホールスロージューサー JSG-721M

7.6cmの幅広な投入口が特徴的なスロージューサー。食材を丸ごと処理できて搾りかすの排出量を最小限に抑えることができるので、従来モデルよりも同じ食材から搾り出せるジュースの量が多いのがポイントです。

重量6.5kgとやや重いですが、お手入れ方法は簡単。回転ブラシにストレーナーを差し込んで水をかけながら回転させるだけで対応できるのも魅力です。

ゼンケン(ZENKEN) マルチジューサー&クッカー ベジフル ZJ-D1

クッキング機能付きのスロージューサー。ジュース用・クッキング用・平麺用・丸麺用の4種類のノズルが付属し、大根おろしや製麺など、料理の下ごしらえにも使用できます。メンテナンスに関してもパーツを分解して丸洗いすることができるほか、カッターの刃もないので安全です。

スロージューサーとしての性能も十分。水分の少ない小松菜などの葉物野菜もジュースにできるほか、連続搾りにも対応します。さらに、搾った後の残りカスはそのまま料理にも使用することが可能。料理の下ごしらえにも使える汎用性の高いジューサーを探している方におすすめです。

ヒューロム(HUROM) スロージューサー HP-WWA12

余計な機能を省いたシンプルなスロージューサーが欲しいという方におすすめ。4.3kgの省スペース設計なので、収納もラクラク。使用中は動作音が静かなので、マンション住まいの方でも安心して使用できます。

機能だけでなく構造もシンプルで、土台の上にセットするパーツは4つのみ。とりあえず使い勝手のよいスロージューサーが欲しいという方におすすめです。

シロカ(siroca) スロージューサー SSJ-201

リーズナブルな価格ながら、デザイン性に優れたスロージューサーを求めているなら本製品がおすすめ。分離式で容器の中に繊維がたまらないので、ストレスなく使い続けることができるのがポイントです。

また、ジュースカップと搾りかすカップは重ねられるので収納の際もコンパクト。本体重量も3.4kgと軽いので持ち運びにもストレスを感じません。なお、管理栄養士が監修したオリジナルレシピブックが付属するので、初めてのスロージューサーを購入する方におすすめです。

ティファール(T-fal) インフィニープレスレボリューション ZC500HJP

食材の投入口を3つ搭載しているのが特徴のスロージューサー。1度に3つの食材を入れられるため時間が短縮でき、ミックスジュースなども簡単に作ることができます。

また、口当たりの滑らかなジュースに仕上げるための「ジュースフィルター」と、食感を残すスープに最適な「スープフィルター」の2種類が用意されているのもポイント。用途に合わせて最適な搾り加減が選べます。さらに、食洗機にも対応しているので日々のお手入れもラクラクです。

搾りかすも有効活用できるアイデアレシピなど、45種類を紹介しているレシピブックも付属。料理のレパートリーを増やしたい方にもおすすめです。

ヒューロム(HUROM) スロージューサー HZ-SBA17

凍らせた食材を投入できる「フローズントレーナー」や、柑橘系を搾る際に便利な「スクイーザー」など多くのアクセサリーパーツが付いたハイエンド向けスロージューサーです。

ボディには高品質なステンレスを採用しているので、衛生的かつ耐久性も高いのもポイント。内部の状態が確認しやすいLEDライトも搭載しています。

ヒューロム(HUROM) スロージューサー HWプロフェッショナル HW-SBA18

実勢価格10万円超えの本格仕様スロージューサー。同ジャンルの製品は稼働時間が30分前後ですが、本製品はモーターの温度上昇を防ぐ、高性能のモーターを搭載しているため、12時間も続けて稼働させることができるのが特長です。

ジュースと搾りかすが出る排出口を家庭用の逆に配置するなど、店頭での見栄えも考慮。交換式のドラムセットも2つ付属しているので、急な故障やメンテナンスにも安心のスロージューサーです。

クビンス(Kuvings) ホールスロージューサー・プロ CS520SM

業務用レベルのプロ仕様スロージューサー。1時間にリンゴを40L(約300個分)搾れる大容量モデルです。24時間稼働が可能なモーターを採用しながらも、低音設計。また、88mmの大型投入口はさまざまな食材の形状対応するのも特長です。

さらに、液垂れを防止するスマートキャップなども付属。ヨーロッパ風のスタイリッシュなデザインなので、見た目にもゴージャスなハイエンドモデルです。

スロージューサーのおすすめレシピ

にんじんとトマトのコールドプレスジュース

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野菜ジュースの定番であるにんじんジュースとトマトジュースの栄養を一気に採れるお得なジュースです。砂糖やはちみつを入れなくても美味しく飲めるので、ヘルシー志向な方におすすめ。野菜嫌いの方も飲みやすいおすすめレシピです。

材料
・にんじん 300g
・トマト(中くらい) 2個
・りんご(小さめ) 2個
・レモン 1/2個

作り方
・にんじん、トマト、りんごはよく洗い、レモンは外皮をむきます。
・それぞれ、投入口に入る大きさに切ります。
・にんじんは皮をむくと口当たりがより滑らかに。りんご、レモンの種を取る必要はありません。

小松菜・リンゴ・レモンジュース

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りんごに小松菜を加えることで、ビタミン、βカロテン、カルシウムを豊富に摂取できます。免疫力を高めたい冬場におすすめのレシピです。

材料
・りんご 150g
・小松菜 80g
・レモン 5~10g

作り方
・りんごは種と芯を取り除き、ジューサーに入る大きさにカット。
・小松菜は約3cmにカット。
・レモンは外皮と種を取り除き、スライス。
・りんごと小松菜を交互に入れ、200ml程度ジュースが搾れたらレモンを入れます。

ケールの美容ジュース

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ケール100%はちょっと抵抗があるという方でも飲みやすく、栄養もしっかり取れるレシピ。ビタミンCや葉酸を手軽に摂取できるので、美容面でもおすすめです。

材料(1杯)
・ケール 50g
・アボカド 1個
・レタス 50g
・ミント 10g
・グレープフルーツ 2個
・パイナップル 120g
・レモン 適量

作り方
・食材の皮をむいて、ジューサーに入る大きさにカット。
・順番にジューサーに入れていきます。
・搾れたら味見をして、最後はレモンで味を整えます。

オレンジマーマレード

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スロージューサーを使う際に必ず生じる搾りかすは、アイデア次第で貴重な食材として活用できます。オレンジジュースの搾りかすを活用するオレンジマーマレードはその定番。作り方をマスターしてレパートリーも広げましょう。

材料
・オレンジジュースの搾りかす 120g
・オレンジの外皮 200g
・オレンジジュース 大さじ2
・砂糖 180g
・はちみつ 大さじ2
・レモン汁 大さじ1
・水 200ml

作り方
・オレンジの外皮を3~4cm長さの薄切りにしたら鍋で約10分茹でて、アクを抜きます。
・鍋に水気を切った残りの材料をすべて入れ、火にかけて煮詰めます。

にんじんケーキ

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にんじんケーキは搾りかすを活用した料理の定番。にんじん嫌いの子どもでもおいしく食べられるのもおすすめポイントです。

材料(パウンド型1個分)
・にんじんの搾りかす 150g
・ホットケーキミックス 200g
・卵 2個 
・三温糖 55g
・オリーブオイル 大さじ2
・豆乳 60ml
・バニラエッセンス 数滴

作り方
・卵を溶いて、三温糖を入れて混ぜます。
・にんじんの搾りかす、豆乳、オリーブオイルを入れてよく混ぜます。
・バニラエッセンスも入れて混ぜます。
・ホットケーキミックスを入れて混ぜます。
・型に入れて180℃のオーブンで35~40分焼きます。

栗きんとん

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お正月だけでなく、普段のスイーツにもおすすめ。和も楽しめるスロージューサーの汎用性の高さを実感してください。

材料
・さつまいも大 200g
・栗の甘霧煮 8個
・くちなしの実 1個
・みりん 大さじ1
・栗甘霧煮のシロップ 大さじ3
・塩 少々

作り方
・さつまいもは皮をむき、ジューサーに入る大きさにカットし、水に30分ほどさらします。
・くちなしの実は2~3等分し、ガーゼかティーバックに包みます。
・鍋にさつまいもとくちなしの実を入れて、それらが浸る程度の水を入れ、柔らかくなるまで10分ほど茹でます。
・さつまいもが少し冷めたら、茹で汁と一緒にジューサーにかけます。
・搾ったジュースを鍋に入れて、シロップ、みりん、塩を加えて弱火にかけます。
・栗を加えて混ぜ、水分が飛んだら火を止めます。
・バットに移し、冷ましたらできあがりです。