ウェイターロボットがついに実用化!
Bear Roboticsというスタートアップが、「Penny」を開発しました。これはレストランで、厨房からお客さんのテーブルに料理を運ぶロボットです。
飲食業界も、ロボット導入の時代に突入したようです。
障害物を認識
Pennyは自動運転車と同じ技術を導入しています。
今話題の自動運転車は、「障害物や歩行者を認識する」というのが大前提です。それを完璧にできるようになれば、人間が運転するよりも安全に走行できると言われています。
Pennyは店内の障害物や人を認識し、それを避けて行動します。もちろん、指示されたテーブルにちゃんと向かってくれますので、店としては大助かり。
すでにこのPennyを導入している店が、いくつかあるそうです。
人手不足の解決策
もっとも、Pennyにできるのは「料理をテーブルのそばまで運ぶ」ということのみ。それをテーブル上に移すのは人間の役割です。このあたりはセルフでやるか、あるいは別に店員を用意する必要があります。
ただしそれを鑑みても、「人間が料理を運ぶ」という手間が大幅に省けることは事実。人手不足に悩む飲食店にとっては、ありがたい製品ではないでしょうか。
ロボットとAI
ロボットは日進月歩の勢いで賢くなっています。
それはやはり、AIの影響によるもの。今やAIは囲碁の世界チャンピオンですらも負かしてしまいます。その学習機能を転用すれば、ウェイターの役割を果たすロボットも開発することができます。
数年後には、より細かい動きのできるロボットが投入されるはずです。
https://youtu.be/RzyQI2eExXs
現時点でPennyは最先端製品ですが、より優れたロボットがすでに控えています。もちろん、メジャーチェンジを経て高性能化したPennyが登場し、我々の生活を支えるという近未来も想定することができます。