進化した竹とんぼ!
「なるほど、この手があったか!」と思い知ることがよくあります。それは斬新な設計の製品を見た時に感じることですが、ここでご紹介する「LeveTop」もまさに「設計の勝利」と言える製品かもしれません。
もう一度書きます。なるほど、この手があったか!
縦方向にプロペラを収納
LeveTopはドローン。プロペラが4つ付いている、いわゆる「クアッドコプター」です。
ですがLeveTopのプロペラは、何と縦方向に収納することができます。横方向に収納する製品はよく見かけますが、LeveTopは独自の設計を採用した新型ドローンです。
その見た目は、まるで竹とんぼ。LeveTopは21世紀のハイテク竹とんぼと表現するべきでしょうか。
「ただの筒」に変身
プロペラを縦に収納できるとなると、どのような利点が発生するのでしょうか。
LeveTopはすべてのプロペラを畳むと、ただの「筒」になります。テーブルの上においても、大きく幅を取ることがありません。
さらに、専用ケースに入れて持ち運ぶことができます。ドローン用のケースというと、やたらと大きく分厚いモノをイメージします。しかしLeveTopのそれは、まるで水筒か縦長の弁当箱を入れるような見た目。持ち主が公言しなければ、そこに入っているのがドローンとは誰も気づきません。
小さいバッテリーと長い飛行時間
もうひとつ気になるのは、バッテリー容量とフライト可能時間。
LeveTopの内蔵バッテリーは1500mAhと決して大きくはないのですが、フライト可能時間は20分もあります。これより大きなバッテリーを積んでいるのに、15分も飛べないドローンは他にたくさんあります。
1080P撮影対応のカメラを搭載しているこのLeveTop。クラウドファンディング「Kickstarter」で139ドル(約1万4800円)からのプレオーダーを実施しています。
ドローンはここ数年で、大幅に性能が向上しました。それと同時に、販売価格もだんだんと安くなっているようです。