キャンプに欠かせないのが基地となるテント。くつろぐためのイス・テーブル、そして寝るための寝袋(シュラフ)。どんなにテントが快適でも、どんなに座り心地最高のイスでくつろいでも、いざ寝る時に寒かったり逆に暑かったり、シュラフとの相性がイマイチだったとしたら、きっとそのキャンプは最高の思い出とはならないかもしれません。

もしもあなたが『そういうのも含めてキャンプさ! 』と考えられる超ポジティブな方でなければ、キャンプに行く前に相性のいいシュラフを見つけておきたいですよね。寝袋(シュラフ)の選び方のポイントと、人気ブランドのおすすめ寝袋を紹介します。

寝袋(シュラフ)の選び方

シュラフを使う用途を考えよう

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シュラフには、ダウンジャケットっぽい素材のものから中綿ぽい素材のもの、化学繊維中心のものまで幅広くあって、価格もそれぞれです。何も考えずにただアウトドアショップのシュラフコーナーへ行ってしまうと、まったくどれを選んだらいいのかわからず打ちのめされて帰ってくることになります。自分がどのような状況でシェラフを使うのか、まずはそこをしっかり固めてからお店に行きましょう。

バックパッカーのように長時間背負って歩かなければならない状況なら軽い素材のもの、ファミリーキャンプのように車からテントまで運ぶ程度なら多少重くても快適なものを・・・など、状況により選択が異なってくるのがシェラフ選びの難しいところでもあります。

シュラフで寝るときの服装を考えよう

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用途を考えるのとも同じですが、寝る際に自分がどのような服装で寝るのかを事前に考えてみましょう。寒がりのためダウンを着込んでシュラフに入りたい人もいるでしょうし、寝る時はできる限り薄着がいいという人もいるでしょう。それによって選択するサイズ感や素材が違ってきます。

ただ、好みはあっても春や秋冬のキャンプを想定する場合は、ある程度の防寒対策をしてシュラフに入ることを想定した方が良いです。外気温が低下する時期はシュラフから出た時点から急激な温度低下になり体に負担となるため、忘れがちな下半身や足先の防寒を含めて総合的に考えるのがいいでしょう。

使用環境により、かけるコストを考えよう

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ベテランキャンパーの方々がよく口にするのは、やはりシュラフはお金を払っただけ良いものが手に入れられるということです。かと言って、低価格な製品がダメかというとそうではなく、大事なのは自分の使用環境に適しているのかという点です。当面は夏のファミリーキャンプしか使い道がないのに、極寒地仕様のハイカーモデルを購入しても意味がありませんし、逆に低コストの薄いシュラフを持って秋冬の登山キャンプに出かけると、最悪は命の危険もあります。

たいがいのシュラフは使用温度が設定されていますので、自分がどの時期に何度くらいまで温度低下するところに出かけるのか、そして寝る場所はどのような場所なのか、条件がはっきりしてくると選ぶべきシュラフも自然と見えてきます。

人気のおすすめシュラフ

モンベル(mont-bell) UL.スーパースパイラル ダウンハガー 800

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昔からあるベーシックな形状のマミー型と呼ばれるミノ虫のような形のシュラフ。その形状から、あったかさはあるものの内部では窮屈そうなイメージを感じますが、モンベルのこの製品は、スパイラルストレッチという独自の生地裁縫で伸縮性を持たせており、内部での身動きに対してデットスペースを小さくしながらも体の動きに追従する特殊なシュラフです。最低使用温度はマイナス10度。冷え込む時期のキャンプに適しています。

コールマン(Coleman) パフォーマー/C5

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中が広く使える封筒型のシュラフです。内側の表面素材が首元で折り返すことで直接的に地肌に当たる部分に柔らかな素材がくるように設計されています。そのぶん、洗濯機で丸洗いできるのもうれしく、封筒型なので小さな子どもと一緒に寝ることも可能。使い方によっては、2組を繋いで大きな封筒型にしたり、掛布団と敷布団というように使うことも可能です。最低使用温度は0度までということもあり、地域によっては秋までしか使用できません。

スノーピーク(snow peak) セパレートシュラフオフトン

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まるでワンセットの布団のようなスノーピークのオフトンシリーズ。上下が分離可能なモデルなので暑くなればファスナーを開けて足を出せるし、寒くなればファスナーを密閉して保温性を高めるなどの調節が可能。永久保証を謳うスノーピークの自身が伺える製品です。最低使用温度は5度までです。春などにキャンプに行く人におすすめです。

ナンガ(NANGA) オーロラ900DXロング

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ボックス構造の縦長ロングタイプ。まるでダウンジャケットに囲まれるような構造で、中はとっても広々。ロングタイプなので身長がある人でもすっぽり収まり、極寒の外気温でも内部は全く寒さを感じさせないつくりです。国内産で縫い目などもしっかりとしており、コストに見合った性能を得ることができるでしょう。最低使用温度は脅威のマイナス37度まで。日本でキャンプをするなら間違いなくどこでもいけます。