高音質で音楽を聴きたい方におすすめなのが「高級ヘッドホン」。プロ向けに開発されたモノが多く、解像度が高いため、よりリアルな音を感じられます。しかし、高価なうえ機能もさまざまなので、購入する際に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの高級ヘッドホンをご紹介。ヘッドホンの種類や選び方も解説しているので、はじめて高級ヘッドホンを選ぶ方も参考にしてみてください。
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- 目次
- 高級ヘッドホンの魅力
- 高級ヘッドホンっていくらから?
- ヘッドホンの種類
- 高級ヘッドホンの選び方
- 高級ヘッドホンのおすすめメーカー
- 高級ヘッドホンのおすすめランキング|開放型
- 高級ヘッドホンのおすすめランキング|密閉型
- 高級ヘッドホンのおすすめランキング|ワイヤレス
高級ヘッドホンの魅力
高級ヘッドホンの魅力は音の解像度の高さです。解像度が高いと、ボーカルの息遣いや空間の響きなど細かな部分まで再生でき、より臨場感や没入感を味わえます。ライブ音源やコンサートホールの演奏会音源などを、生音のように楽しみたい方におすすめです。
また、高級ヘッドホンはプロ向けに作られていることが多く、ハイスペック。楽器の音が個別に聴き分けられるほど、高音質で再生できるモノもあります。
さらに、高級ヘッドホンは利便性や装着感にこだわって作られているのも特徴。イヤーパッドの構造に工夫を凝らしており、長時間のリスニングも快適です。高価ですが、価格に見合った素材や機能を備えているので、ぜひチェックしてみてください。
高級ヘッドホンっていくらから?
いくら以上のモデルであれば高級ヘッドホンであるという明確な定義はなく、一般的なヘッドホンは2万円ほどの製品が多め。音質にこだわったモデルや最新のテクノロジーが搭載されたモデル、原音に忠実なサウンドを再生するモニターヘッドホンなどは、さらに価格帯が上がる傾向にあります。
音質や装着性にこだわったプロ仕様のヘッドホンなど、高級モデルを求めている方なら10万円以上の高級ヘッドホンがおすすめです。
ヘッドホンの種類
開放型
開放型ヘッドホンとは、ハウジング部分にメッシュ素材などを使っているヘッドホンのことです。ドライバーユニットから発せられた音が外に漏れる設計で、ハウジング内にこもりません。
密閉型と比べて音の抜けがよく、音場も広いのが魅力。高音もよく伸び、ボーカルメインの曲やクラシック、オペラなどの楽曲にもおすすめです。さらに、ハウジングが比較的軽いため、装着時の負担が軽く、長時間のリスニングにも適しています。
開放型ヘッドホンの難点は、密閉性の低さ。音漏れがしやすく外部のノイズも聴こえるので、電車内や街中など屋外での使用には向きません。また、比較的大きなモデルが多く、持ち運びには不向き。静かな空間で音楽を楽しみたい方におすすめです。
密閉型
密閉型ヘッドホンとは、ドライバーユニットをハウジング部分で密閉しているヘッドホンのことです。ハウジング部分には樹脂や木材を使っており、外部に音がほとんど漏れません。
遮音性が高いため、街中など騒音の大きな場所で使用する方におすすめ。また、密閉型ヘッドホンにはノイズキャンセリング機能を搭載しているモデルもあり、静かな空間を作り出したいときにも便利です。
低音を逃しにくい構造なので、EDMやロックなどで、ビートをしっかり感じられます。重低音の効いた曲を楽しみたい方にもおすすめです。
高級ヘッドホンの選び方
音の特徴をチェック
同じように見える高級ヘッドホンでも、それぞれ音の特徴が異なるので、好みによって選びましょう。例えば、モニターライクな音が好みの方には、フラットな音質で再生できるヘッドホンがおすすめ。解像度の高いモノなら、繊細な楽器表現も楽しめます。
一方、EDMやダンスミュージックなど、ビートを感じられる音楽が好きな方には、低音に比重をおいた音質のヘッドホンがおすすめです。
なお、同じ低音重視のモデルでも、ドライバーの大きさやハウジングの構造によって音の特徴が異なります。豊かな響きを重視したモノやタイトな音作りのモノなど、さまざまな製品のなかから自分好みのモデルを見つけてみてください。
ハイレゾ対応の有無をチェック
ハイレゾとは、高解像度を意味する「ハイレゾリューション」の略です。具体的には、高域再生性能が40kHz以上のモノを指します。
「Hz」で表される再生周波数帯域は、ヘッドホンが再生できる下限から上限までを示した数値です。数値幅が大きなモノほど広いレンジの音の再生に対応できます。
なお、ハイレゾ音源を再生するためには、オーディオ機器もハイレゾに対応している必要があるので注意が必要です。
インピーダンスをチェック
インピーダンスとは、ヘッドホンケーブルの電流の流れやすさを表す数値で、「Ω」記号を用いて記されます。高いほど電流が流れにくく、低いほど電流が流れやすいことを示しており、音質にも影響する数値です。
インピーダンスが高いヘッドホンは音量が小さい傾向にありますが、ノイズが少なくクリアな音質で楽しめます。高音質のまま大音量で再生したい場合は、アンプをつなげるといった対応が必要です。
一方、インピーダンスが低いヘッドホンは音量が大きい傾向にあるのが特徴。ただし、ノイズが入り音が歪みやすいので、繊細な音楽を聴くのには向いていません。
高級ヘッドホンのおすすめメーカー
ソニー(SONY)
日本のオーディオ機器メーカー「ソニー」。ノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能を搭載したモデルが有名で、原音を忠実に再生できるモニターヘッドホンの製造でも知られています。
ソニーのヘッドホンはラインナップが豊富。高級ヘッドホンも製造されています。高音質なハイレゾ音源に対応しているモデルやバランス接続に対応したモデルなど、ハイスペックモデルにふさわしい機能を求める方におすすめのメーカーです。
ゼンハイザー(SENNHEISER)
ドイツの音響機器メーカー「ゼンハイザー」は、ヘッドホンやマイクの製造で有名。音質にこだわった音響機器を数多く販売しており、世界中で高い評価を得ているメーカーです。
ゼンハイザーの高級ヘッドホンは開放型が多く、空気感の表現に優れている傾向があります。また、ラインナップが豊富なので、好みのサウンドが再生できる製品を見つけやすい点でもおすすめのメーカーです。
グラド(GRADO)
ニューヨークに本社を構えるオーディオ機器メーカー「グラド」。ヘッドホンだけでなく、レコードのカートリッジを製造していることでも有名です。
グラドの高級ヘッドホンは、音質はもちろんデザイン性が優れている点でも人気。1953年に設立されてから60年以上もハンドメイドでこだわりの製品を作り続けているメーカーです。
高級ヘッドホンのおすすめランキング|開放型
第1位 ハイファイマン(HIFIMAN) ヘッドホン HE1000 V2
ユニークかつスタイリッシュなデザインが魅力の高級ヘッドホンです。ライブ会場の空気感まで感じ取れる自然なサウンドを楽しめるのが特徴。非対称の平面磁界ドライバーを搭載しているので、ライブミュージックなどを正確に再現できます。
人間工学に基づいたヘッドバンドを採用しており、優れた耐久性と装着感を実現しているのも魅力のひとつ。熟練の職人によって組み立てられているため、品質面も良好です。
6.35mm標準ケーブル・3.5mmケーブル・4ピンXLRバランスケーブルの3種類のケーブルを同梱している点もメリット。接続機器に応じてケーブルを付け替えることで、さまざまなデバイスで使用できます。
第2位 ゼンハイザー(SENNHEISER) 有線ヘッドホン HD 800 S
細部までありのままの自然なサウンドを楽しめる本格的な高級ヘッドホンです。高級な素材とパーツを選び抜き、妥協なく組み上げられているため、優れた再現力を実現。アーティストの想いやこだわりなどを感じ取れるようなサウンドを楽しめます。
56mmのトランスデューサーを搭載しており、贅沢かつピュアな音を再生できるのも魅力。開放型を採用しているので、自然で空間の広いサウンドをリスニングできます。
高い制振性と耐久性を備えたヘッドバンドを採用し、優れた安定感を実現。ドライバーの発した音をそのまま再現できます。また、心地よい装着感を実現するハンドメイドのマイクロファイバーイヤーパッドを採用しているので、長時間でも快適にリスニング可能です。
第3位 ファイナル(final) D8000 FI-D8PPAL
繊細な音をしっかりと聴き取れる高級ヘッドホンを探している方におすすめのアイテムです。「エアフィルムダンピングシステム」を採用しているのが魅力。低域で振動板がマグネットに接触することを防ぐため、豊かな低音を楽しめます。
また、ほぼ全ての部品がビスで分解できるのもメリット。快適に修理やアップグレードを行えるため、長く使い続けやすい製品です。本製品専用に開発されたケーブルを2種類同梱しており、使用シーンにあわせた使い分けが可能です。
さらに、スタイリッシュな専用プロテクトケースと専用キーが付属。ヘッドホンはもちろん、各種ケーブルもしっかりと収納できます。本体のカラーはブラックとシルバーの2種類をラインナップしています。
第4位 グラド(GRADO) GS1000x
おしゃれなデザインの高級ヘッドホンを求めている方におすすめの製品です。あたたかみのある音色のマホガニー材と耐久性に優れた南米産のイペー材を組み合わせた「ハイブリッドハウジング」も特徴。アイテムに木材を取り入れることで、ハイクオリティな音質を実現しています。
また、大型50mmXドライバーを搭載しているのもうれしいポイント。強力な磁気回路と有効質量の少ないボイスコイルに加えて独自設計の振動板により、歪みの低減と音楽の調和を体感できます。さらに、「スーパーアニールカッパー12芯ケーブル」を採用しているのもメリット。耐久性が高く、アクティブに使えるため便利です。
ヘッドバンドのデザインにはブラックレザーにホワイトステッチのアクセントを取り入れているのも魅力。コーディネートのワンポイントとしても活躍するヘッドホンです。
第5位 ハイファイマン(HIFIMAN) ヘッドフォン Arya Organic
おしゃれなデザインのアイテムが欲しい方におすすめの高級ヘッドホン。ハウジングには独自設計の「ウィンドーシェード」システムを採用しており、開放型ならではのハイクオリティな音の広がりを楽しめます。
さらに、非対称型イヤーカップを備えているのもメリット。人の耳の形に自然と沿う形状で、快適な装着感を実現します。また、3.5mmコネクタを搭載しているのもうれしいポイント。さまざまなケーブルへの交換が可能で、好みの音質にカスタマイズできます。重量は440gとポータブルに使える製品です。
第6位 スタックス(STAX) 多層固定電極MLER-2搭載 フラグシップモデル SR-009S
上質なデザインと洗練された音質が魅力の高級ヘッドホン。本体内にはアルミ削り出し筐体を採用しており、軽量かつ堅牢な設計が特徴のひとつです。また、オリジナルハイブリッドケーブルを搭載しているのもポイント。中心線には6N OFC、外周には銀メッキ軟銅線を配置しています。
さらに、本革素材のイヤーパッドを搭載しているのもメリット。高い通気性と柔軟性で、長時間装着しても快適な着け心地を実現しています。ハイエンドモデルならではの桐製収納ケースが付属するのも魅力。防虫・防腐効果や優れた調湿効果を備えており、長く大切に使えるアイテムです。
第7位 フォステクス(FOSTEX) プレミアムヘッドホン TH616
ナチュラル素材をデザインに取り入れたモノを探している方におすすめの高級ヘッドホンです。オープン型ハウジングには黒胡桃無垢材を使用。木々の隙間から差し込む太陽の光をモチーフに設計された開口部も魅力です。また、削り出しデザインにより軽量化と剛性を両立しています。
さらに、独自開発の「バイオダイナ振動板」を採用しているのもメリット。バイオセルロース繊維とほかの繊維を配合することで、繊細で解像度の高い中高域と振れ幅の大きい低中音域をリアルに再現可能です。
ソフトレザー調人工皮革パッドを搭載しているのもポイント。心地よい装着感と高い遮音性を実現したアイテムです。
第8位 フォステクス(FOSTEX) プレミアムヘッドホン TH808
天然木を使用した個性的な高級ヘッドホンが欲しい方におすすめのアイテム。黒胡桃無垢材を削り出して作られたハウジングも魅力のひとつ。天然木を使っており、木目や色合いなどが製品ごとに異なるのもメリット。世界にひとつだけのヘッドホンとしてデザインまで楽しめる製品です。
メーカー独自設計のドライバーユニットを採用しているのもうれしいポイント。全帯域での優れた応答性と広いダイナミックレンジを実現しています。また、木材とアルミニウム製エッチングパーツを二重に配した特徴的なハウジングもメリット。心地よく聞き疲れしにくい、自然な音場を再現していると謳っています。
さらに、本製品オリジナル設計の高純度OFCアンバランスケーブルが付属するのもポイント。不純物をできる限り取り除いた、高い伝送能力を体感できます。加えて、持ち運びに便利なレザー調ポーチが付属する製品です。
第9位 FOCAL ヘッドフォン CLEAR MG
スタイリッシュなデザインのモノを探している方におすすめの高級ヘッドホン。1979年にフランスで創立されたスピーカーメーカー「FOCAL」のアイテムです。ヘッドバンド・ヨーク部・イヤーパッドをチェスナットブラウンカラーで統一しているのも魅力。それぞれに異なる素材を用いながらトーンをあわせることで、高級感のある外観を実現しています。
独自開発の「マグネシウム・ドーム振動板」を採用しているのもうれしいポイント。軽量で堅牢なマグネシウム素材を取り入れており、自然で深みのある音を楽しめます。
また、付属品が充実しているのも特徴。φ3.5mmステレオミニプラグ付き着脱式ケーブル・XLRプラグ付き着脱式ケーブル・キャリングケースが同梱されています。
第10位 オーディオテクニカ(audio-technica) エアーダイナミックヘッドホン ATH-ADX5000
音源に近いリアルな音を楽しめる高級ヘッドホンが欲しい方におすすめのアイテム。独自開発の「バッフル一体型φ58mmドライバー」を搭載しているのが魅力。ドライバーをバッフルと一体化してパーツ構成を絞り込むことで、不要な音の歪みを抑えます。
さらに、快適な装着感を体験できるのもうれしいポイント。イヤーパッド・ヘッドバンドにはイタリア製アルカンターラ素材を採用しており、耐久性と通気性に優れています。質量は270gで、長時間のリスニングでも首や肩に負担が掛かりにくい製品です。
また、ヘッドホンとケーブルを保管できる専用ハードケースが付属するのもメリット。おしゃれな外観も特徴のひとつです。
高級ヘッドホンのおすすめランキング|密閉型
第1位 ゼンハイザー(SENNHEISER) 密閉型ヘッドホン HD 820
自宅でも屋外でも幅広いシーンで使いやすい密閉型の高級ヘッドホンです。クリアかつ自然なサウンドを鳴らせるのが魅力。マイクロファイバーのイヤーパッドが物理的に周囲のノイズを低減するため、音に集中できます。
人間工学に基づいたデザインで、長時間でも快適にリスニングできるのがポイント。共振を抑えてクリアなサウンドを楽しめる「ガラス製トランスデューサーカバー」を採用しているのも特徴です。
第2位 ソニー(SONY) ステレオヘッドホン MDR-Z1R
広帯域と広ダイナミックレンジを実現する、大口径70mmHDドライバーユニットを搭載した高級ヘッドホンです。120kHzの超高音域を再生できるのが特徴。ハイレゾ音源の繊細なサウンドも忠実に再現できます。
高磁力ネオジウムマグネットを採用しており、解像度の高いクリアな音質を実現できるのも魅力のひとつ。低域における通気抵抗をコントロールして重低音のリズムを正確に再現する「ビートレスポンスコントロール」も備えています。
高耐久な牛革をヘッドバンドカバーに採用。厚みのあるクッションを採用しており、しっかり頭にフィットします。重低音の迫力を逃さずリスニングできる立体縫製イヤーパッドを採用。国内生産かつハンドメイドで丁寧に作られているので、品質面も良好です。
第3位 デノン(DENON) オーバーイヤーヘッドホン AH-D9200
高知県産の「孟宗竹」をハウジングに採用したスタイリッシュな高級ヘッドホンです。竹が持つ軽量性・剛性・振動吸収性を備えているのが特徴。雄大かつ自然なサウンドを表現できるのも魅力です。
50mmのナノファイバー・フリーエッジ・ドライバーを搭載し、量感豊かなサウンドを楽しめるのもメリット。ハイレゾの高解像度音源も再生できます。
簡単にサイズ調節できる「アルミダイキャストハンガー」を採用しているのもポイント。耳にやさしいイヤーパッドを使用しているので、快適にリスニングできます。
第4位 オーディオテクニカ(audio-technica) ダイナミックヘッドホン ATH-AWKT
美しい木目と木そのものが持つ音響特性を活用した高級ヘッドホンです。質の高い木材のひとつとされる「黒檀」を素材として採用。クリアな音場をキープしつつ、あたたかみのあるサウンドをリスニングできます。
直径53mmの大口径ドライバーを搭載し、広大な音場を実現しているのも魅力のひとつ。ドイツ製のバーメンジュール磁気回路を採用することで、原音に忠実なサウンドも楽しめます。ハイレゾ音源を再生できるのもおすすめポイントです。
第5位 オーディオテクニカ(audio-technica) ダイナミックヘッドホン ATH-AWAS
高品質の木材である「アサダ桜」をハウジングに採用した高級ヘッドホンです。美しい木目と木そのものが持つ音響特性を実現。クリアな音場を再現し、あたたかみのあるサウンドを楽しめます。
日本の工場でひとつひとつ丁寧に手作業で作られており、高い品質を実現。使い込むほど味わいが出てくるので、長く愛用できます。独自の二重構造を採用しているため、伸びやかな低音も再生可能です。自然なサウンドを楽しめるおしゃれなヘッドホンを探している方はチェックしてみてください。
第6位 Meze Audio LIRIC LIR-BC
ミニマルでおしゃれなデザインのアイテムを求めている方におすすめの高級ヘッドホンです。MZ4ドライバーを採用しているのも魅力。デュアルコイルを採用しており、鮮明な高域再生を実現しています。さらに、密閉型ヘッドホンの課題になりがちな位相歪み問題を抑え、クリアなサウンドを楽しめるのもメリットです。
また、角度のある卵形設計を取り入れているのもうれしいポイント。心地よい装着感と優れた遮音性で、快適なリスニング体験が可能です。本体は約390gと軽量で、長時間装着しても疲れにくいのもメリット。ハウジングに軽量のマグネシウムスケルトンを使用しており、衝撃に強く持ち運びやすいアイテムです。
第7位 アーカーゲー(AKG) ヘッドホン K872-Y3
音をリアルに再現する高級ヘッドホン。直径53mmの大口径ドライバーが強力な磁気回路で駆動することで、広大なダイナミックレンジがありながら、微細な信号を再生できると謳われています。
また、独自設計のハウジングを採用しているのもメリット。優れた遮音性で、レコーディングなどの現場でも活躍するアイテムです。
さらに、長時間装着しても耳が痛くなりにくいのもうれしいポイント。「3Dスローリテンション」技術を使用しており、耳の周囲と接する面の形状を保持し、頭部への圧迫を軽減しながら心地よい装着感を実現しています。
第8位 オーデジー(AUDEZE) LCD-XC 2021 CLOSED-BACK HP
クリアな音質のモノを探している方におすすめの高級ヘッドホン。2008年に設立されたアメリカのオーディオブランド「オーデジー」の製品です。本製品は平面磁界駆動型のアイテムで、歪みが少なく明瞭なサウンドを楽しめるのも魅力のひとつです。
さらに、ハウジング素材にカーボンを採用しているのもメリット。外部ノイズの影響を抑えて快適なリスニングが可能です。独自技術「Fazorテクノロジー」を搭載しているのもうれしいポイント。ドライバーから出力されたサウンドを正確に伝えることで正しい位相を実現し、楽器やボーカルの位置を表現したサウンドステージを体感可能です。
また、本製品は4ピン ミニXLR ステレオケーブルとトラベルケースが付属します。
第9位 ハイファイマン(HIFIMAN) ヘッドフォン Audivina
ウッドテイストでおしゃれな高級ヘッドホンが欲しい方におすすめのアイテム。メーカー独自の「ステルスマグネット技術」を採用しているのも特徴。音の歪みを低減することでハイクオリティな音質を楽しめます。
長時間着けていても疲れにくいヘッドバンドを搭載しているのもメリット。高精度な金属切削と手作業による繊細な研磨により、高い耐久性と快適な装着感を実現しています。また、3.5mmシングルエンドケーブル・XLRバランスケーブル・6.35mmシングルエンドケーブルが付属。重量は470gです。
第10位 FOCAL ヘッドフォン CELESTEE
室内だけでなく、屋外でも高音質でリスニングを楽しみたい方におすすめの高級ヘッドホンです。「40mmM字型アルミニウム/マグネシウム・ドーム振動板」を採用しているのも特徴のひとつ。イヤーカップ内に不要な共振を抑える設計で、豊かな低域と繊細な中高域を実現したと謳われています。
また、高級感のあるデザインを取り入れているのも魅力。カラーはダークブルーを基調として構成されており、ハウジング部分には銅色仕上げのエンブレムがおしゃれなアクセントになっています。
さらに、イヤーパッドにはセミアニリン仕上げを採用したレザー素材を使用。快適な着け心地と高い遮音性を両立しています。
高級ヘッドホンのおすすめランキング|ワイヤレス
第1位 バウワース&ウィルキンス(Bowers & Wilkins) Px8
スピーカーブランド「バウワース&ウィルキンス」のワイヤレスヘッドホンにおけるフラッグシップモデル。機能面・デザイン面ともに優れた品質を実現しているのがおすすめポイントです。
24bitの高解像度で動作する信号処理機能と独自のドライバーテクノロジーにより、音楽の繊細なニュアンスを表現。生の音楽を聴いているような没入感を楽しめます。
また、ノイズキャンセリング機能が搭載されているのも魅力のひとつです。さらに、一度の充電で30時間の再生が可能。バッテリー切れを気にせずに、心置きなく長時間のリスニングができます。
第2位 ベイヤーダイナミック(beyerdynamic) Amiron Wireless
高品質なワイヤレスヘッドホンを探している方におすすめのモデルです。独自のドライバーテクノロジーにより、強力な磁力を活用し、高い解像度や広いダイナミックレンジを実現しています。
また、Bluetooth 4.2に対応。伝送できる最大情報量は48kHz/24bitで、ストリーミング配信の視聴などでも低遅延と高品質を両立したリスニングが可能です。
イヤーパッド素材にはマイクロベロアを使用。柔らかい装着感と高い遮音性を実現しています。さらに、ヘッドバンドには肌触りがよいアルカンターラマイクロファイバーを使用しています。長時間のリスニングが快適に続けられるのも魅力のひとつです。
右側のイヤーカップにタッチパッド機能を採用しているのも特徴。通話のオンオフや音楽再生を直感的に操作できます。
第3位 バング&オルフセン(BANG & OLUFSEN) Beoplay HX
快適性と洗練されたデザインが魅力の高級ヘッドホン。ネオジムマグネットを使用した40mmドライバー搭載で、豊かなサウンドを楽しめます。
ノイズキャンセリング機能を搭載しているのもおすすめポイント。通勤時や通学時にも周囲の音を遮断して、お気に入りの音楽に没入できます。バッテリー駆動時間は最大35時間なので、1日1回の充電でバッテリー切れの心配がなく使用できるのも特徴です。
イヤーパッドには柔らかな触り心地のラムスキンレザーを採用し、ヘッドバンドには形状記憶フォームを使用しています。長時間のリスニングでも疲れにくいのがおすすめポイントです。
高級ヘッドホンは5万円以上のモノから10万円を超えるモノまで、さまざまな価格帯のモノがあります。一般的には高価な製品のほうがより高性能ですが、自宅で聴くことを想定した大きいタイプも多く、屋外で使用する際には不便です。使用シーンや好みの音質などを考慮して、自分にマッチするモデルを見つけてみてください。