シワになりやすいネクタイをきれいに収納できる「ネクタイハンガー」。たくさんのネクタイを一度に見比べられるため、スーツとのコーディネートを考えるときにも便利なアイテムです。
今回は、ネクタイハンガーの選び方とおすすめの製品をご紹介。おしゃれでインテリアに馴染みやすいモノから、便利な電動式のモノまで幅広くピックアップしています。購入を検討している方は、チェックしてみてください。
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ネクタイハンガーを使うメリット
ネクタイは細長く滑りやすいアイテムなので、通常のハンガーにかけておくとズリ落ちてしまうことがあります。一方、ネクタイハンガーはネクタイ専用に作られているため滑り落ちにくく、きれいな状態で保管できるのがメリットです。
また、ネクタイハンガーは複数のネクタイを見やすく整理できるのも魅力。所持しているネクタイの本数が多い方や、短時間で目的のネクタイを探したい方におすすめのアイテムです。
ネクタイハンガーの選び方
かけられるネクタイの本数をチェック
ネクタイハンガーにかけられるネクタイの本数は、製品によって大きな差があります。かけられる本数が多いモノほど本体のサイズも大きくなる傾向にあるため、必要以上に収納力のあるモノはあまりおすすめできません。
例えば、手持ちのネクタイが10本程度であれば、10〜15本くらいの収納力があるモノが適しています。ネクタイの本数が前後する可能性がある方は、ネクタイフックの本数を増やしたり減らしたりできるタイプをチェックしてみてください。
収納スペースに合わせたサイズを選ぶ
ネクタイハンガーを選ぶときは、収納スペースに見合うモノを選ぶのも重要なポイントです。スペース以上のモノを使うとネクタイが取りにくくなったり、まっすぐ保管できずにシワになったりすることもあります。
収納スペースが限られている方は、ネクタイを縦に並べてかけられるタイプがおすすめ。たくさんのネクタイをかけても分厚くならず、クローゼット内にすっきりと収納できます。
取り出しやすさで選ぶ
ネクタイハンガーには、小さなフックに1本ずつネクタイをかけるタイプと、大きなフックにネクタイを重ねていくタイプの2種類があります。取り出しやすさを重視するなら、フックの小さなタイプがおすすめ。目的のネクタイだけを取りやすく、ほかのネクタイは外れにくいのが特徴です。
フックの大きなタイプは、ネクタイを取り出すときに別のネクタイも一緒に外れる可能性があるのが難点。ただし、ネクタイをそのままフックにかければ収納できるので、手間がほとんどかかりません。収納時間を短くしたい方は、フックの大きいタイプをチェックしてみてください。
素材によってデザインや雰囲気も変わる
ネクタイハンガーの素材を大きく分けると、木製・金属製・プラスチック製があります。木製のネクタイハンガーはあたたかみがあり、和洋室を問わず馴染みやすいのが魅力。高級感もあるため、幅広い年代におすすめの素材です。
金属製のネクタイハンガーは、スタイリッシュなモノが多く耐久性も良好。表面の滑りがよく、ネクタイがスムーズに取れるのもポイントです。錆びによる劣化が気になる方は、錆び止め加工が施されたモノをチェックしてみてください。
プラスチック製のタイプは安価なモノや軽いモノが多いため、気軽に使えるのが特徴です。ただし、木製や金属製と比べると重厚感に欠けるのが難点。部屋に出したままにするのが気になる方は、クローゼット内で使用するようにしましょう。
滑り止め付きなら落下防止に
ネクタイは細長く滑りやすいので、ちょっとした振動が加わっただけでもズリ落ちてしまうことがあります。特にシルク素材や薄めに作られたネクタイは落ちやすいので、注意が必要です。
ネクタイの落下を予防するなら、ネクタイをかける箇所に滑り止め加工が施されたモノがおすすめ。多少振動が加わってもネクタイが落下しにくく、ネクタイをフックにかけ直す手間を減らせます。
薄めのネクタイや滑りやすいネクタイを固定したい方は、クリップのように挟めるタイプもチェックしましょう。ただし、シルクのように柔らかなネクタイをクリップで挟むとシワになる可能性もあるので注意しましょう。
電動で回転するモデルも
ネクタイハンガーのなかには、ネクタイをかけるフックが電動で回転するモノもあります。手動でフックを動かす手間がかからないので、ネクタイをたくさん持っている方におすすめです。
電動式の難点は、設置場所が限られてしまうこと。電動式ネクタイハンガーのほとんどは、クローゼットのバーなどに固定して使います。ネクタイハンガーを壁にかけて使用したい方や、クローゼットにスペースがない方には不向きなので注意しましょう。
ネクタイハンガーのおすすめ
一期一会 ネクタイハンガー LD-001
天然木をフレームに使用した高級感のあるアイテム。木材の表面が滑らかで、ネクタイの生地が引っかかりにくいのが特徴です。ネクタイのフックは錆びにくく耐久性に優れたクロム合金を採用しています。
上部のフックは360°回転するため、奥にかけたネクタイも取り出しやすい仕様。下部のフックは180°の角度調節ができ、不必要なときはコンパクトに折り畳んでおけます。最大24本のネクタイをかける収納力があり、ネクタイだけでなくストールや下着などの収納にも便利な製品です。
シンコハンガー(SHINKO HANGER) F-FIT ネクタイハンガークロス
ネクタイをかける部分がクロスして、見やすく取り出しやすいアイテム。回転フックを回すと前後が入れ替わり、シーズンごとにネクタイのラインナップを簡単に変えられます。ネクタイフックは畳んだ状態にもできるので、収納時にかさばりにくい仕様です。
本体とフックは軽量で取り扱いやすいABS樹脂を採用。また、ネクタイを固定できるフックが付いているため、ズレ落ちにくいのもポイントです。ネクタイの取り出しやすさだけでなく、省スペースで保管できるモノが欲しい方はチェックしてみてください。
サワフジ(SAWAFUJI) アニマーレ すべらない ネクタイハンガー AN-04
収納ハンガーのメーカー「サワフジ」が販売しているネクタイハンガー。スチールで作られたおしゃれなデザインと、使い勝手のよさが魅力のアイテムです。ネクタイのかけ部にはポリ塩化ビニル樹脂による特殊加工が施されており、ネクタイがズレ落ちにくく作られています。
本体上部のフックは360°回転するため、ネクタイをかけたり戻したりしやすいのも特徴。最大で24本のネクタイをかけられるので、たくさんのネクタイを収納したい方はチェックしてみてください。
サワフジ(SAWAFUJI) アニマーレ スチールネクタイハンガー AN-17
シンプルなデザインか特徴のネクタイハンガー。スチール製なので耐久性に優れており、インテリアにもしっくりと馴染みます。約10.5x23x3.2cmのコンパクト設計で、設置スペースがほとんど取られません。本製品だけで15〜20本のネクタイを収納でき、収納力も良好です。
上部のフックが回転するため、ネクタイが見やすく取り出しやすいのもポイント。滑り止め加工が施されているため、ネクタイのズレ落ちも予防します。使いやすいだけでなく、価格が比較手頃なのも魅力です。
サワフジ(SAWAFUJI) ネクタイハンガー ネクタイストッパー20 NS-20
回転フックを採用しており、目当てのネクタイを探しやすいアイテム。ネクタイフックが円状に広がっているため、ネクタイが重ならずスムーズに取り出せます。また、ネクタイフックの先端には滑り落ちを防ぐストッパーが付いており、ネクタイがズレにくいのもポイントです。
本製品はポリプロピレン製のため、軽量で扱いやすいのも魅力。最大で20本のネクタイをまとめて収納でき、たくさんのネクタイを見やすく整理したい方におすすめです。
ナカタハンガー(NAKATA HANGER) 木製ネクタイハンガー
天然木のフレームを用いた高級感のあるネクタイハンガー。ヨーロッパ産のブナ材を採用しており、程よい重さとあたたかな質感をもつのが特徴です。美しい色合いを追求するため、職人が1つずつ木の個性を見極めて丁寧に染色を行っています。
木材のカラーはスモークブラウン・ナチュラル・ワインレッドの3色を展開。6本のネクタイがかけられるフック部はゆったりと広がっており、ネクタイを見やすくかけやすい仕様です。上品な風合いで、インテリアにしっくり馴染むモノが欲しい方はチェックしてみてください。
マワ(MAWA) MAWAハンガー MA6101
シンプルで使いやすいドイツ生まれのネクタイハンガー。本体の幅は1cmとスリムな設計なので、収納スペースが限られていても使いやすいのが特徴です。4本のバーが左右に4列並んでいるため、合計16本のネクタイをかけられます。
スチールにPVC樹脂をコーティングしているため、かけたネクタイがズレにくいのもポイント。落ち着いた見た目も魅力の製品です。
プリモード(Primode) 電動タイラック
クローゼットのバーに取り付けて使用する電動タイプのネクタイハンガー。スイッチを押すとコンベヤーが自動で回転するため、ネクタイを1本ずつラクに確認できます。単2電池4本で駆動するので、コードレスで使用できるのもポイントです。
LEDライトが内蔵されており、明かりの少ないクローゼット内でも簡単にネクタイを選ぶことが可能。最大で50本のネクタイをかけられるため、たくさんのネクタイをまとめて整理したい方におすすめです。
山崎実業 ネクタイハンガー スマートダブル 2761
スチール製のスタイリッシュなデザインが魅力のネクタイハンガー。左右に1つずつフックがあるため、季節や用途に合わせてネクタイを分類できます。フックはクリップなどがないシンプルな形状で、帽子・ベルト・ストールなどネクタイ以外のモノをかけられるのも特徴です。
収納方法は、ネクタイをフックの上に重ねていくだけの簡単仕様。ネクタイが必要なときは、フックの横からサッと引き上げるだけでスムーズに取り出せます。本体のサイズは幅約8.5×奥行6.5×高さ19cmとコンパクトなので、収納スペースが限られている方にも便利なアイテムです。
AOYAR ネクタイハンガー
ネクタイ用フックが16個と、ベルトなどをかけるフックが6個付いたアイテム。ネクタイフックは180°回転するので、使わないときはコンパクトに折り畳めます。
ネクタイ用フックは、ネクタイの厚さに応じて2つのかけ方が可能。薄めのネクタイはフックに一周巻きつけてかけると、滑り落ちを防げます。厚めのネクタイの場合は、直接フックにかけるとぴったりと隙間なく収納可能です。
耐荷重は最大10kgあるため、長期間使用してもフックが折れたり外れたりしにくいのがポイント。ネクタイだけでなく、さまざまな小物をまとめて整理したい方におすすめの製品です。
清水産業 タイハンガー ウッディ 18322
フックにネクタイを重ねるだけで収納できるアイテム。片手でもサッとネクタイをかけられるため、収納の手間がほとんどかかりません。取り出し時は好みのネクタイを上に引き上げれば、1本だけを引き抜けられるように作られています。
上部のフックは360°回転するため、設置場所に合わせて本体の向きを変えることが可能。本体のサイズは幅約8.7×高さ23×奥行き2.5cmとコンパクトなので、省スペースで設置できるのも魅力です。
本体の素材は、重厚感のある天然木と耐久性に優れたスチールを採用。シンプルなデザインなので、部屋のインテリアにしっくりと馴染みます。本製品だけで約15〜20本のネクタイをかけられ、収納力も良好なネクタイハンガーです。
Phypesic ネクタイハンガー
11個のフックが付属しており、ネクタイのほかにネックレス・ベルト・ハンドバッグなどさまざまなモノを収納できる製品。フックの間隔は6cmずつで、太めのバックルベルトもかけられます。上部のフック部分は360°回転し、どの位置にかけたモノも取り出しやすい設計です。
表面に特殊ゴムコーティングが施されているため滑らかで、かけたモノを傷つけにくいのもポイント。ネクタイ以外の小物もきれいに整理できるためおすすめのアイテムです。
長塩産業 木製ネクタイハンガー SA-16
取り外しできるネクタイフックが20枚付属したネクタイハンガー。取り付けるフックの数を変えれば、ネクタイが増えたり減ったりしてもバランスよく収納できます。上部のフックは360°回転するため、奥にあるネクタイを取り出しやすいのも特徴です。
木製のフレームとスチール製のフックは高級感があり、部屋のインテリアと馴染みやすいのもポイント。本体の厚さは1.31cmとスリムな設計で、クローゼットのなかでも使いやすいアイテムです。
イケア(IKEA) コムプレメント マルチユースハンガー
ネクタイやストールなどをおしゃれに整理できるマルチユースハンガー。最大で18個の小物をかけられ、収納力も良好です。
汚れが気になる場合は、30℃以下の水で手洗いが可能。本体の重さは200gと軽量なため、サッと取り外して設置場所を変更できます。使い勝手のよさはもちろん、デザイン性にこだわりたい方にも人気のアイテムです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) PVCネクタイハンガー PV-N24
スチールにPVCコーティングを施し、ネクタイが滑り落ちにくいアイテム。本体のサイズは幅約15×奥行2.8×高さ30.5cmのスマート設計で、クローゼット内でもスペースを取られにくい仕様です。
最大24本のネクタイをかけられるため、ネクタイの所持数が多い方にもおすすめ。ネクタイだけでなく、ベルトやスカーフなどの小物をかけるのにも適しています。使い勝手のよさだけでなく、リーズナブルな価格設定も魅力のネクタイハンガーです。
Feifyw ネクタイハンガー
本体が360°回転するため、かけてあるモノが見やすく取り外しやすいアイテム。ネクタイをかける部分にはストッパーが付いており、ネクタイのズレ落ちも予防できます。コンパクト設計で、限られたスペースにも設置しやすい仕様です。
ネクタイだけでなく、スカーフやベルトなどの小物をかけられるのもポイント。本体の重さは約30gと軽量で、設置場所も簡単に変えられます。ネクタイ以外の小物もすっきりまとめて整理したい方におすすめの製品です。
KIZUNA ネクタイハンガー
最大で24本のネクタイを収納できるネクタイハンガー。上部のフックは360°回転するため、すべてのネクタイが取りやすい仕様です。ネクタイをかけるフックには滑り止めが付いており、ネクタイのズレ落ちも予防できます。
ネクタイフックは1つずつ角度を変えられるため、クローゼット内のレイアウトに合わせて向きを変更することが可能。フレームは高級感のある天然木を採用し、デザイン性を重視したい方にもおすすめのアイテムです。
ネクタイをきれいに収納できる「ネクタイハンガー」。ひとくちにネクタイハンガーといっても、収納本数やデザインはさまざまです。クローゼットのなかなど限られたスペースで使う方は、コンパクトで取り出しやすいモノが適しています。持っているネクタイの本数と照らし合わせながら、ぴったりなモノを探してみてください。