“普通”のアパレルなのがイイ!
VRやARでも重要な要素となってきている、体の動きを検知するウェアラブル。しかしゴテゴテした見た目もさることながら、着心地や肝心の性能もいまいちな場合がありました。ところがここへ来て、”普通”な感じのウェアを着るだけで体の動きをより忠実にとらえてくれるスマートウェア「e-skin」が発表されました。ではさっそくこの日本発のプロジェクトを見てみましょう!
e-skinとは?
e-skinとは搭載されている種々のセンサーにより、着用しているユーザーの上半身の動きをデータとして正確に読み取ってくれるスマートウェア。VRやARの世界ではもちろん、日常生活やスポーツシーンでも大活躍する可能性を秘めているウェアなのです!
さまざまなセンサーで動きを検知
ではe-skinはどのようにして体の動きを検知しているのでしょうか? 胸の部分に取り付けるデバイスに搭載される加速度センサーやジャイロセンサー、ウェアそのものの各部の歪みを検知するセンサーによりユーザーの動きをデータ化してくれます。
e-skinの各部の歪みセンサーは、肩やひじや手首、胸や背中に張り巡らされていて、それらは配線部分も含めて伸縮性があるので着用中の違和感が押さえれているのも魅力です!
何に使える?
たとえば、画像のようなゲーム内でユーザーのかがむ、ジャンプする、向きを変える、腕を振るなどといった動きで、体全体でプレイすることが可能。ほかにもゴルフスイングの解析にも使えることがアナウンスされています。
また日常生活においては、パソコンを使っているときに姿勢が悪くなってくるとアラートを出す…といった使い方も。VRやARでも、コントローラを握る代わりに、文字通り体の動きをその世界に反映させることができるため、没入感がさらに深いはず!
Bluetoothにより他のデバイスと通信する、洗濯機使用可能なe-skinは、Kickstarterで479ドルです! 使い方はあなた次第!
同梱されるアプリとして、ランニングやフィットネス、ヨガなどが用意されるe-skin。屋内でカメラを据えてフォームを確認する代わりに、アウトドアに飛び出して走ってそのままデータだけを持ち帰ってから、パソコンでじっくりと見てみる…。本当に近い将来にさまざまなスマートウェアが登場すると言われる中、e-skinはまず試してみたいギアとなりそうです!