ビジネスシーンで欠かせないのが名刺交換。名刺をしっかりと管理しておくことで、新たなビジネスチャンスにつながることもあります。しかし、枚数が増えてくると管理に時間がかかり、面倒に感じることも。そんなときにおすすめなのが、名刺を簡単にデータ化できる「名刺スキャナー」です。
そこで今回は、名刺スキャナーのおすすめモデルとメーカーをご紹介します。本記事を参考に、仕事のスタイルに合ったモノを選んでみてください。
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名刺スキャナーの魅力
名刺スキャナーは、大量の名刺データを素早くスキャンできるのが魅力です。読み込みにかかる時間は1枚あたり3~5秒程度なので、データ化の作業を快適に行えます。
最近では、名刺をスキャンできるスマホアプリも登場していますが、大量の名刺を扱うとなると時間がかかってしまいやすいのが懸念点です。作業の効率性を求めるのならば、名刺スキャナーの使用が適しています。
また、モバイルタイプのモデルであれば、持ち運び時の負担になりにくいのもポイント。一度購入しておけば何度も使えるので、もしものときのために用意しておくのがおすすめです。
名刺スキャナーの選び方
種類をチェック
モバイルタイプ
携帯性を重視したい方や、名刺だけスキャンできれば十分な方には、モバイルタイプの名刺スキャナーがおすすめです。名刺のスキャン機能だけに特化した分、シンプルな構造で、小型かつ軽量なのが特徴。限られたデスクスペースにも設置しやすいほか、出張や営業などで外出先へ持ち運ぶ際にも重宝します。
コンパクトながら名刺を高速スキャンできるモデルも多く発売されているので、大量の名刺をまとめて管理する場合にも便利。また、据え置きタイプと比較すると安い価格で入手できるのも魅力です。
据え置きタイプ
名刺以外の書類でも積極的にスキャン機能を活用したい方には、据え置きタイプの名刺スキャナーがおすすめ。名刺などカードサイズの書類以外にも、細長いレシートやA4ビジネス文書、ポスターなどもデジタルデータ化して取り込めるのが特徴です。
液晶パネルを搭載したモデルのなかには、スキャンした名刺の確認が可能なタイプもあります。また、名刺のデータをクラウドストレージにアップロードして保管できるモノは、さまざまなデバイスからアクセスしやすく便利です。
スキャンにかかる時間をチェック
効率よく名刺をデータ化する際に気になるのが、スキャンにかかる時間です。せっかく名刺スキャナーを購入しても、スキャンにかかる時間が長いと使うのが面倒になります。
1回に1枚程度なら気になりませんが、複数の名刺を処理するならスキャンにかかる時間もチェックしておきましょう。なかには、3秒ほどで読み取れるモノもラインナップされているのでチェックしてみてください。
大量にスキャンしたいなら一度にスキャンできる枚数とADF機能をチェック
名刺を大量にスキャンしたいと考える方は、一度で何枚同時にセットできるかをチェックしましょう。1枚のみのセッティングが通常ですが、なかには2枚同時にセットしてスキャンできるモデルも存在します。
また、名刺スキャナーにADF機能が搭載されていれば、名刺をセットした後に事前のセッティングをすることなく、すぐに読み込みを開始できるのがメリット。たくさんの名刺をスキャンする際に役立つので、ぜひ活用してみてください。
読み取りの精度や対応言語をチェック
名刺スキャナーを選ぶ際は、読み取りの精度を確認するのが重要です。精度に優れた製品は文字の認識率が高く、スキャンの失敗や誤認識のリスクを軽減できます。読み取りをやり直したり、誤認識された情報を手動で直したりといった手間を減らせるため、作業時間の短縮につながるのもポイントです。
また、対応言語も要チェック。英語や中国語などに対応していれば、言語の壁を超えて名刺管理することが可能です。製品によっては20ヶ国語以上に対応したモノもあります。所持している名刺や取引先の会社などに合わせて選んでみてください。
ExcelやPDFなどの出力形式をチェック
名刺スキャナーのなかには、さまざまなファイル形式でデータ出力を行える製品があります。Excelファイルとして出力できる場合、名刺情報を整理したり顧客リストを作成したりと、手軽にデータ管理できるので便利です。
データ化した名刺をメールなどで共有したい場合は、PDFファイルとして出力できる製品がおすすめ。PDFリーダーがあれば閲覧できるため、Officeソフトをインストールしていない方にも共有できます。名刺スキャナーを選ぶ際は、名刺情報の用途に適した出力が行えるかチェックしましょう。
スマホアプリなど外部サービスと連携できるかチェック
名刺スキャナーでスキャンしたデータは、社内のデータとして蓄積したり、社外の方と共有したりすることがほとんど。その際に、多くの方が使っている外部サービスと連携できれば、よりスムーズに名刺データを管理できます。
なかには、メールサービスや地図アプリなどと連携している製品もあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
名刺スキャナーのおすすめメーカー
サンワサプライ(SANWA SUPPLY)
「サンワサプライ」は、USBメモリやパソコンデスクといったパソコン関連製品や、シュレッダー、キャビネットなどのビジネスシーンで使用する製品を幅広く取り扱っているメーカーです。
スキャナーに関しては、名刺専用タイプから、各種書類もスキャンできるタイプまでラインナップ。リーズナブルな価格帯も魅力です。
キングジム(KingJim)
「キングジム」は、おもにオフィス向け事務製品を展開しているメーカーです。書類を整理するための各種ファイルや、業務を効率化させるデジタル製品などをラインナップ。ラベルライター「テプラ」は代表的な製品で、一般家庭でも広く親しまれています。
名刺スキャナーに関しては、専用ソフトを使えば、同社が取り扱う名刺整理用品と連携できるタイプも展開。便利なアイテムが揃っているので、ぜひチェックしておきましょう。
リコー(RICOH)
リコーは「ScanSnap」シリーズのスキャナーを展開しています。名刺以外にも領収書・プレゼン資料など、さまざまな書類をスキャンできるモデルが豊富。仕事で使う資料をまとめて電子化したい方にもおすすめです。
省スペースで設置できるコンパクトサイズのモノも多く、書類であふれがちなデスクの上を広く使えます。なかには、持ち運びできるモバイルタイプのモデルもあり、移動の隙間時間に名刺を整理したい方にぴったりです。
「ScanSnap Cloud」に対応したモデルなら、スキャンした名刺を直接クラウドに保存することも可能。名刺アプリ・会計アプリなど、便利なアプリへの振り分け保存ができるモデルもあり、名刺管理のしやすさを重視する方にもおすすめです。
名刺スキャナーのおすすめモデル
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) スタンドスキャナー A2 A3対応 400-CAM088
A2サイズの大きなポスターもスキャンできる名刺スキャナー。名刺以外にも、図面・新聞など大きな書類をスキャンする機会が多い方におすすめです。
複数の名刺を並べて同時スキャンできるのが魅力。同時スキャンの場合でも、1枚ずつを別の名刺として自動認識できます。また、表と裏を別々にスキャンした場合も1つのデータへ統合できるので、使い勝手に優れています。
スキャンした名刺は、JPG・PNG・PDFなど幅広いフォーマットで出力可能。名刺からテキストデータのみを抽出し、PDF・XLS・DOC・TXTなどへの保存もできます。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 名刺スキャナー 400-SCN051
比較的安めながらも、多機能で使いやすいコスパに優れた名刺スキャナーです。コンパクト設計で、A6サイズまでの書類をスキャン可能。約190gと軽いため、持ち運びにおすすめです。
名刺をスキャンすると、電話番号・メール・会社名などを自動で認識。付属のソフトで名刺のデータを管理できます。CSVファイルへの書き出しやPDF保存などが可能で、顧客や取引先のリストを作るときにも便利です。
また、英語・簡体字中国語などを含む21ヶ国語に対応しており、グローバルに活躍するビジネスパーソンにもおすすめ。認識率が85%と高く、誤って読み取った場合も手動で登録できます。
キングジム(KingJim) デジタル名刺ホルダー メックル MQ10
シンプルなダイヤル操作を採用した名刺スキャナーです。名刺の差し込み後、ボタンを押すだけでスキャンできます。会社名・氏名などで分類して保存できるほか、よく使用する名刺のお気に入り登録もできます。
コンパクトながらも、名刺スキャナー本体には、約5000枚の名刺データを保存可能。4桁のパスワードをかけられるため、セキュリティ面を重視する方にもおすすめです。
また、専用ソフトを使うことで、名刺データのバックアップが可能。同メーカーが取り扱う、ほかの名刺整理用品との連携もでき、使いやすい名刺管理システムを構築できます。
リコー(RICOH) PFU ScanSnap iX1600
高速スキャンできる人気の名刺スキャナーです。スキャンした原稿を、文書・名刺・レシート・写真の4つの種別に自動判別・自動分類して保存できるのが特徴。A4サイズまでの幅広い書類をスキャンできます。また、2つ折りにすればA3サイズの書類もスキャン可能です。
取り込んだ名刺データは、4.3インチのタッチパネルからワンタッチで、クラウドストレージにアップロードが可能。ドキュメント管理アプリや名刺管理アプリにも対応しており、スマホやPCから手軽に名刺管理できます。
CSV・Text・vCard・ContactXMLへの出力も簡単。もらった名刺から、顧客リストや取引先リストを作成するときにも役立ちます。
リコー(RICOH) PFU ScanSnap iX100 FI-IX100
持ち運びやすいモバイルタイプの名刺スキャナーです。カフェ・コワーキングスペース・オフィスなど、出先で使うことが多い方におすすめ。デスクの棚などにも収納できます。
スキャンした名刺データをクラウドサービスへ直接保存できるので、PCの持ち歩きも不要。名刺だけでなく、レシート・A4書類などの幅広い書類をスキャンでき、経費書類や契約書などの電子保存にも役立ちます。
スキャンした書類を自動判別し、名刺管理アプリ・会計管理アプリなどへ自動で振り分け保存が可能。保存の際は、名刺や書類に記載された文字から自動でファイル名を生成します。
名刺を2枚並べて同時に読み取れる「デュアルスキャン」機能を搭載。名刺をまとめて読み取りたい方にぴったりです。
リコー(RICOH) PFU ScanSnap iX1300
奥行き11.4cmのコンパクトな名刺スキャナーです。コンパクトながらもA3サイズまでの幅広い書類をスキャン可能。名刺・身分証・通帳・レシート・年賀状などの小さい書類であればカバーを閉じたままスキャンでき、デスクを広く使えます。
スキャンした名刺データは、名刺スキャナーから直接、クラウドサービスや名刺管理アプリへの保存が可能。クラウドサービスへアップロードする際には、名刺に書かれている文字から自動でファイル名を生成します。
また、スキャンした名刺から情報を自動で抽出し、Excel文書などへ出力できるのもポイント。顧客リストや取引先名簿の作成に役立ちます。レシート情報などのスキャン後は、CSV形式での出力ができるため、経費の管理にも便利です。
ブラザー(Brother) ドキュメントスキャナー MDS-940DW
コードレスで使えるコンパクトな名刺スキャナーです。1回の充電で約320枚の書類をスキャン可能。USBバスパワーに対応しており、電源が切れた場合は、PCとの接続で手軽に名刺をスキャンできます。
カフェでAC電源が見当たらない場合も手軽に使えるため、持ち運びにおすすめ。約700gと比較的軽量で、ビジネスバッグへ収納しやすいのがポイントです。
また、スマホやタブレットに専用アプリを入れておけば、スキャンしたデータを直接スマホに取り込めるのが魅力。専用ソフトを使えば、クラウドサービスへのアップロードもできます。
ブラザー(Brother) ドキュメントスキャナー ADS-4700W
大量の文章を素早くスキャンできる名刺スキャナーです。ADF機能付きで、A4サイズの原稿を80枚まで連続スキャンできるのが特徴。1枚あたり1.5秒で高速スキャンでき、分厚い会議資料をまとめてスキャンするときにもおすすめです。
スキャンした書類や名刺は、名刺スキャナー本体から直接アプリ・共有フォルダなどへ送れ、メール送信も可能。OfficeデータやPDFへの変換もでき、顧客リストや名簿の作成に役立ちます。
本体には4.3インチの液晶画面があり、初めての方も手軽に操作が可能。ショートカット機能を使えば、名刺をスキャンするときの設定を素早く呼び出せます。
ブラザー(Brother) ドキュメントスキャナー ADS-1700W
名刺・運転免許証・保険証などの両面読み取りが簡単な名刺スキャナーです。コンパクトなボディながら、カードスキャンスロットを搭載。エンボス加工を施したおしゃれなデザイン名刺でも、スムーズな両面スキャンを行えます。
書類をセットするだけでスキャンを開始するオートスタートスキャン機能があり、PCが近くにないときも手軽にスキャンが可能。ADF機能付きで、20枚までの書類を素早く読み取れます。
スキャンした名刺のデータは、専用ソフトを使うことで、共有フォルダやクラウドサービスへのアップロードが可能。メール添付なら、PCを使わずに直接送れます。本体にはUSBポートがあり、多様な名刺データの管理方法に対応できます。
キヤノン(Canon) imageFORMULA ドキュメントスキャナー P-208II
持ち運びしやすい軽量でコンパクトな名刺スキャナーです。PCから給電できるUSBバスパワータイプを採用。カフェで電源が見当たらないときやコンセントに空きがないときも手軽に名刺をスキャンできます。
本体に専用ソフトを内蔵しているため、ソフトウェアのインストールも不要。PCと名刺スキャナーをUSB接続するだけで名刺のスキャンからファイル保存まで行えます。
また、1回で名刺の両面をスキャンできる「1パス両面スキャン」機能も魅力。最大10枚まで連続スキャンできるADFにも対応し、短時間で効率よくスキャンしたいときにもおすすめです。
キヤノン(Canon) imageFORMULA ドキュメントスキャナー DR-C225 II
デスクを広く使える省スペース設計の名刺スキャナーです。排紙のときに原稿がUターンする「ラウンド排紙」が特徴。書類を省スペースでスキャンできます。
レバーを切り替えると、ストレート排紙への切り替えも可能。名刺・発注書などの折り曲げに弱いカード類もスムーズにスキャンできます。
読み取った名刺や文書のデータは、OneDrive・Google Driveなどのクラウドサービスに転送可能。PDF・JPEG・TIFF・BMP・PNG・PowerPointへの出力にも対応しており、リストの作成を考えている方にもおすすめです。
エプソン(EPSON) A4ドキュメントスキャナー DS-C420W
排紙スペースが不要な省スペースモデルの名刺スキャナーです。カウンターや奥行きが狭いデスクにおすすめ。Uターン給紙を採用しており、プレゼン資料や契約書類もコンパクトにスキャンできます。本体後ろのレバーを引くと、ストレート給紙への切り替えが可能。身分証や通帳などのスキャンもスムーズです。
名刺の色や文字の掠れ具合、傷などを判別し自動で補正をかけるため、鮮明な名刺データを読み込めるのも魅力です。読み込んだ名刺データは、名刺スキャナーから直接スマホ・タブレットなどへの転送が可能。専用アプリを使うことでメール添付やクラウドへの転送などもできます。
エプソン(EPSON) スキャナー ES-50
奥行きが4.7cmのコンパクトな名刺スキャナーです。重さも約270gと軽く、カフェ・コワーキングスペースなどへの持ち運びにおすすめ。狭いカウンターテーブルでも省スペースで名刺をスキャンできます。
コンパクトながらもA4サイズまでの書類に対応しており、名刺・伝票・レシートなどの幅広い書類を手軽にデータ化できるのが魅力。「原稿待ち受けモード」に設定すれば、複数枚の名刺を連続でスキャンできます。
また、PCから給電できるUSBバスパワータイプなのもポイント。コンセントの有無にかかわらず使えます。読み取ったデータは、名刺管理ソフトの「やさしく名刺ファイリングエントリー5」でテキスト化でき、名刺の探しやすさも良好です。
エプソン(EPSON) スキャナー GT-S660
解像度に優れた名刺スキャナーです。最大光学解像度4800dpiで、本体には、PCアプリと連動した4つのナビボタンを搭載。スキャンした名刺のPDF保存やメールへの添付などをワンボタンで行えるので、効率よく管理できます。
また、設定をしておけば、PCアプリを用いて、オンラインストレージサービスへの直接転送も可能です。内蔵されたスタンドを使うと、立てたままスキャンできるのもポイント。PCとの接続のみで使えるUSBバスパワーを採用しているため、配線もスマートです。
EZLIFE CZUR Shine Ultra Pro
複数の名刺を一括スキャンできるスタンドタイプの名刺スキャナーです。並べた複数枚の名刺を1枚ずつ識別でき、データ化できるのが特徴。切手・写真・会員証などのデータ化にもおすすめです。
表裏統合機能があり、名刺の表裏を結合した状態で出力できます。名刺だけでなく保険証・運転免許証などの表裏で情報が異なるモノにも便利です。
また、日本語の読み取り精度が90%と高いのも魅力。187言語以上の言語を読み取りできるため、外国の方との取引が多い方にもおすすめです。
名刺の情報をしっかりと管理できれば、仕事の効率化にもつながります。名刺スキャナーを選ぶ際は、一度にスキャンできる枚数や、管理アプリとの連携などをチェックすることが大切。使い方に合った名刺スキャナーを見つけて、作業効率の向上に役立ててみてください。