高性能なヘッドホンをラインナップしている「ゼンハイザー」。高音質にこだわるオーディオ愛好家からミュージシャンなどのプロまで、多くの方に愛用されています。豊富なモデルからシーンに合わせて選べるのも魅力です。

しかし、自分に合う1台を選ぶ際には迷ってしまうこともあります。そこで今回は、ゼンハイザーのヘッドホンのおすすめモデルをご紹介。併せて選び方も解説するので、気になる方はチェックしてみてください。

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ゼンハイザー(SENNHEISER)とは?

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ゼンハイザーは、1945年にドイツでフリッツ・ゼンハイザーが設立した、ヘッドホン・イヤホン・マイクなどの音響機器を扱うメーカーです。1960年に発売されたマイクは現在でも販売を続けていることでも知られています。

ヘッドホンにおいては、1968年に世界初のオープンエア型を発売し、販売数1000万台以上の大ヒットを記録。その後も密閉型と合わせて多数のヒット商品を誕生させており、業界をリードするメーカーとして注目されています。

同メーカーは、品質の高い製品を手がけているのが魅力。音楽や映画制作などのプロの現場で活躍しているほか、高品質で使いやすいヘッドホン・イヤホン・マイクを使用したいオーディオ愛好家からも高い評価を得ています。

ゼンハイザーのヘッドホンの特徴

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ゼンハイザーのヘッドホンは、ダイナミックドライバーにこだわっているのが特徴です。高品位なダイナミックドライバーの開発により、ひとつのドライバーで広い周波数帯域をカバーできるのがポイント。純度の高い再生能力を発揮する構造で、ヘッドホンはもちろんイヤホンにも採用しています。

また、音の再現性に優れており、忠実なサウンドを再生可能。躍動感のある音をリアルに表現します。さらに、ファッション性の高いデザインのモデルを展開しているのも魅力です。

ゼンハイザーのヘッドホンの選び方

用途に合わせてタイプを選ぶ

音楽鑑賞用なら「リスニングヘッドホン」

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リスニングヘッドホンとは、純粋に音楽を楽しめるよう設計されているヘッドホンです。個人でゲームや映画鑑賞を楽しむのに適しています。プロ向けではないものの、ゼンハイザーでは高品質なリスニングヘッドホンをラインナップ。高音質にこだわって選びたい方におすすめです。

長時間の音楽鑑賞やゲームを楽しめるように、装着感に工夫をこらしているのも特徴。なかには、ヘッドパッドなどの部品を交換できるように設計しているモデルも存在します。耐久性にも優れており、長く愛用したい方にもぴったりです。

作曲・DTMなどのクリエイティブ用途には「モニターヘッドホン」

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モニターヘッドホンとは、低音域から高音域まで高解像度を実現しているヘッドホンです。原音に忠実なサウンドで、音源をモニタリングするプロの音楽制作現場などで使用されるタイプ。個人で作曲などを楽しんでいる方にも適しています。

全体的にバランスがよくクリアなサウンドを再生できるものの、楽器の音が近くて分離して聞こえる場合も。長時間のリスニングでは、疲れやすくなる点に留意しておきましょう。

構造をチェック

密閉型

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すき間がなくしっかりと密閉するハウジングを採用しているのが密閉型ヘッドホンです。ハウジングをプラスチックや木材、金属などで覆って音が漏れないように設計しているのが特徴。周囲を気にせずリスニングに集中したい場面で活躍するほか、低音を聴き取りやすいメリットもあります。

レコーディングスタジオなど、ヘッドホンから漏れた音をマイクで拾ってしまうのを防ぐ必要のあるプロの現場では欠かせないタイプ。ただし、音がこもりやすいデメリットがあるほか、周囲の状況に注意したい場面や重要なアナウンスなどを聞き逃したくない場面には不向きです。

開放型

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ハウジングにメッシュ状のフタを採用しているなど、ドライバー裏側を密閉していない構造のヘッドホンが開放型です。オープン型とも呼ばれています。音が外に抜けやすく、閉塞感のない自然音の広がりや立体感を楽しめるのが特徴。長時間の装着にも向いており、DTMで長時間編集作業するようなシーンで活躍します。

ただし、音が漏れやすい構造なので、周囲に音が聞こえてしまうと迷惑がかかるような公共交通機関や公共施設での使用には不向き。室内で音楽を楽しみたい方や編集作業に使用したい方にぴったりです。

接続方法をチェック

ワイヤレス(Bluetooth)

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ケーブルを使用せず、無線でデバイスと接続できるのがワイヤレスヘッドホンです。スマホやタブレット、音楽プレーヤーなどとワイヤレス接続して快適に音楽を楽しめます。

ケーブルがないので、断線の心配がないのがメリット。ケーブルが絡まるような不快さもありません。また、充電する手間があるものの、一度の充電で長時間使用できるモデルも販売されています。なお、ワイヤレス接続の場合、データ量を少なくするために一部カットしている音の帯域があるので、音質が多少劣化する点にも留意しておきましょう。

併せて、ワイヤレスヘッドホンを選ぶ際には、対応している圧縮形式「コーデック」の種類もチェック。コーデックの種類によって、遅延や音質などが異なるので、しっかり確認しておきましょう。

有線

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有線モデルはワイヤレス接続と比較し、高音質を楽しめるのが特徴。音質にこだわりたい方に適しています。

遅延が少ないのもポイント。ゲームや動画を楽しむ際も音の遅延を気にせず快適に楽しめます。ただし、外出先で使う場合はケーブルがわずらわしく感じる場合があるのがデメリットです。

なお、有線タイプのヘッドホンはモデルによってはリケーブルできるのもメリット。好みのケーブルに変えてさらなる高音質を実現できるほか、断線などのトラブル時に対応できます。

ゼンハイザーのヘッドホンおすすめ|ワイヤレス

ゼンハイザー(SENNHEISER) MOMENTUM 4 Wireless

ゼンハイザー(SENNHEISER) MOMENTUM 4 Wireless
ノイズキャンセリングを自動で調節できる

アダプティブノイズキャンセリング機能を搭載したワイヤレスヘッドホンです。周囲の騒音レベルに合わせてノイズキャンセリングを自動で調節するのが特徴。リスニングに集中しやすいモデルを探している方におすすめです。

2時間の充電で最大60時間再生できるロングライフを実現しているのもポイント。5分の充電で最大4時間再生できるクイックチャージにも対応しており、急な充電切れ時に役立つのも魅力です。ヘッドホンを使用せずに15分放置すると、自動的に電源を切るオートオン・オフ機能を備えています。

ゼンハイザー(SENNHEISER) ACCENTUM Wireless

ゼンハイザー(SENNHEISER) ACCENTUM Wireless

最大50時間の連続再生が可能なワイヤレスヘッドホンです。一度の充電で長時間使用できるため、旅行や出張などの長期的な外出時に利用するのもおすすめ。アクティブノイズキャンセリング機能を搭載しているので、外部の騒音を低減しながら音楽再生に没入できます。

また、周囲の音を取り込みたい場合には、トランスペアレントモードが便利。ヘッドホンを外すことなく、周囲の音に注意を向けられます。装着中の安全性を高められるため、交通量の多い街中でのワークアウトにも便利です。軽量で人間工学に基づいたデザインが施されているので、快適な着け心地で使用できます。

さらに、Bass BoostやPodcastなど、複数のサウンドモードを搭載。イコライザーで自分好みにカスタマイズできるので、音のこだわりを楽しみたい方にもぴったりです。

ゼンハイザー(SENNHEISER) ヘッドホン HD 450BT

ゼンハイザー(SENNHEISER) ヘッドホン HD 450BT
高音質サウンドを楽しめるスタイリッシュなモデル

高音質コーデックに対応しているワイヤレスヘッドホンです。aptXコーデックに対応し、遅延の少ない高音質サウンドを楽しめるおすすめモデル。AACコーデックにも対応しており、iPhoneユーザーも安心して使えます。頑丈ながらもスタイリッシュなデザインも魅力です。

スマホアプリを使って設定したり、音質をカスタマイズしたりできるのも便利。操作しやすいアプリで、ソフトウェアのアップデートも簡単です。アクティブノイズキャンセリング機能を搭載し、通勤・通学時の電車内などでリスニングに集中したいシーンで活躍します。

ゼンハイザー(SENNHEISER) ヘッドホン HD 350BT

ゼンハイザー(SENNHEISER) ヘッドホン HD 350BT

専用アプリ「スマートコントロールアプリ」でサウンドをカスタマイズできるワイヤレスヘッドホンです。直感的に調節しやすいイコライザーを搭載し、自分好みのサウンドで音楽を楽しみたい方におすすめ。ポッドキャストモードを選択できるなど、コンテンツに合わせてサウンドを最適化します。

aptXやaptX-LLなど高音質コーデックに対応しており、低遅延を実現しているのもポイント。USB-C充電により、最大30時間使えるロングライフも魅力です。コンパクトな折りたたみ式で、外出先へ持ち運びたい方にも適しています。

ゼンハイザーのヘッドホンおすすめ|有線

ゼンハイザー(SENNHEISER) ヘッドホン HD 560S

ゼンハイザー(SENNHEISER) ヘッドホン HD 560S

人間工学に基づいたデザインが特徴的な有線ヘッドホンです。独自のテクノロジーにより最適化されたドライバーが、広がりと深みのあるサウンドを表現します。プロ用のレコーディングスタジオで視聴するような音場を再現できる人気モデルです。

また、ドライバーは音の再現性に優れており、ミックス音源やメディアフォーマットの比較にも活用できます。さらに、上位モデルのモニターサウンドレベルを継承しているのも特徴です。従来モデルの軽さも受け継いでおり、自然なフィット感と快適な装着感にも魅力があります。

本モデルは開放型のデザインを採用しており、高音質なサウンドだけでなく熱がこもりにくい通気性の高さも特徴。取り外し可能なケーブルと変換アダプターが付属しているので、ヘッドホンアンプやオーディオインターフェースなどのさまざまなデバイスとの互換性があります。

ゼンハイザー(SENNHEISER) ヘッドホン HD 599

ゼンハイザー(SENNHEISER) ヘッドホン HD 599

自然で広がりのあるサウンドの有線ヘッドホンです。独自のトランスデューサー技術「EARテクノロジー」を搭載しており、オーディオ信号をダイレクトに耳へ届けます。人間工学に基づくコンテンポラリーデザインにより、音楽を聴きながら体感できる着け心地のよさも魅力です。

また、メーカー独自のハイエンドトランスデューサーにより、空間的な広がりのあるナチュラルサウンドを実現。大型のイヤーカップと交換可能なソフトイヤーパッドを採用しており、圧迫感を気にせずに音楽を楽しめます。長時間の移動中に音楽を楽しみたい方にもおすすめのモデルです。

ヘッドバンドに施された茶色のステッチや、イヤーカップのマットメタリックアクセントなど、デザインにもこだわりを感じられます。

ゼンハイザー(SENNHEISER) ヘッドホン HD 400S

ゼンハイザー(SENNHEISER) ヘッドホン HD 400S

本体重量わずか217gの軽量性に優れた有線ヘッドホンです。折りたたみ式のため、コンパクトに折りたたんで手軽に持ち運べます。外出先や旅行先などで使用しやすく、携帯性に優れたモデルです。

ケーブルには、便利なワンボタン式のスマートリモコンを搭載。音量のコントロールや通話対応をスムーズに行えるのが魅力です。また、メーカー独自のダイナミックドライバーを搭載しており、低音をしっかりと鳴らせます

本体価格が比較的安いので、リーズナブルなモデルを求める方にもおすすめです。

ゼンハイザー(SENNHEISER) ヘッドホン HD 600

ゼンハイザー(SENNHEISER) ヘッドホン HD 600

オーディオ愛好家も支持するオープンダイナミック式ステレオヘッドホンです。高品質のHiFiシステムにより、さまざまなデバイスとダイレクトに接続できます。

イヤーピースカバーには、高級感のあるオープンメタルメッシュのデザインを採用。透明感と奥行きのあるサウンドが研ぎ澄まされ、原音を忠実に再現します。

フィット感に優れたイヤーパッドは、長時間でも快適に着用可能。さらに、最適化されたグリルパターンにより、リスニング環境を問わずに利用できるプロ用ヘッドホンとして活用したい方にもおすすめです。

ゼンハイザーのヘッドホンおすすめ|高級・ハイエンド

ゼンハイザー(SENNHEISER) ヘッドホン HD 800 S

ゼンハイザー(SENNHEISER) ヘッドホン HD 800 S

自然な音を細部にわたって再現するハイエンドモデルのヘッドホンです。マスキング効果を排除するメーカー独自の吸収技術により、わずかな波形の音までしっかりとキャッチ。音源すべての周波数成分を微細なニュアンスまで聴き取れます。

また、制振性に優れたデザインも特徴的です。強度と安定感のあるヘッドバンド構造が、イヤーカップへの振動を減衰。56mmダイヤフラムが奏でる贅沢な音を、ゆがみのない音源本来のサウンドで楽しめます。

ゼンハイザー(SENNHEISER) ヘッドホン HD 820

ゼンハイザー(SENNHEISER) ヘッドホン HD 820

高音質なサウンドを楽しめる密閉型ヘッドホンです。リングラジエータートランスデューサーにガラスカバーを搭載することで、透明感のあるワイドな音場を再現。反響音を最小限に抑制しており、開放型のような音の広がりを感じられるモデルです。

イヤーパッドには、やわらかく着け心地のよいマイクロファイバーを採用。人間工学に基づいたエルゴノミックデザインにより、周囲の雑音を低減しながら快適な装着感を得られます。レコーディングやリモートワークなど、長時間のリスニングで集中力を持続したい方にもおすすめです。