【レビュー】着け心地や機能性は？眼鏡の曇りを防ぐマスク「INCONTRO MASK」を検証

クラウドファンディングマスクテクノロジー

想像以上に快適な着け心地！

「眼鏡のレンズが曇りにくい」と、韓国で7万枚以上を売り上げた抗菌マスクの「INCONTRO MASK」。独自の立体構造によりレンズの曇りを抑えるとされていますが、本当に視界を妨げにくいのか気になるポイントです。

そこで今回は、常に眼鏡をかけているモデルに着用してもらい着け心地を検証。構造や生地の質感、洗濯方法まで詳しくお伝えしていきます。

「INCONTRO MASK」と眼鏡の相性は？

温度差がある環境でもレンズが曇りにくく快適

さっそく、眼鏡を常にかけているモデルに「INCONTRO MASK」を1日中着けてみてもらいました。この日の昼間の外気温は32℃前後、1日の大半を過ごした室内の温度は24℃前後です。

検証したところ、実際に着用しながら涼しい室内から暑い屋外に外出したり、設定温度の低い電車に乗ったりしても、眼鏡の曇りは気にならないという結果が得られました。凹凸のある鼻や頬の部分がぴったりとフィットする設計なので、息が漏れにくく、温度差のある環境でも快適な着け心地を実現しています。

眼鏡のモダンや鼻パッドとの兼ね合いも良好

耳にかける部分にあたる眼鏡の「モダン」や、鼻の凹凸に引っ掛けるための「鼻パッド」との相性も良好。

特に、マスクの耳紐とモダンの部分はもたつきがなく、耳が痛くなりにくい仕様です。眼鏡をかけた状態でも、違和感なくマスクを着用できます。

眼鏡を使用しない方でも着け心地良好なこだわりの設計

ノーズワイヤーによって鼻の形に合わせて変形可能

本製品は、眼鏡をかけない方でも快適に使える構造を採用しています。ノーズパッドの縁にはワイヤーが入っているため、鼻の形や大きさに合わせて自由に変形可能です。

顎下まですっぽり隠れる構造も魅力

厚生労働省では、正しいマスクの着け方として「顎までしっかりと覆うこと」を推奨しています。「INCONTRO MASK」は顎下までしっかりと覆える構造になっているため、常に正しい状態でマスクを着用できるのがポイント。激しく動いてもズレにくく、隙間ができにくいので体調管理の対策としても重宝します。

耳紐はストッパーで簡単に調節できる

耳紐にはプラスチック製の調節器具がついています。ストッパーの両端を軽く押さえるだけで簡単に耳紐の長さを変更可能。フリーサイズのみの展開ですが、顔の大きさに応じて調節できるマスクです。

ただし、マスク表面の横幅は23.5cm、縦幅は14cmと大きめの設計なので、骨格の小さな方は注意が必要。耳紐で調節しても、顔周りや顎下にゆとりができることがあります。大きめサイズのマスクを探している方や、目から下をすっぽりと覆って対策したい方におすすめです。

自立するほどの立体縫製で呼吸しやすく、メイクもつきにくい

本製品は厚みのある生地と立体的な縫製によって、マスク単体でも自立するほど。鼻や口周りに空間が生まれるので、快適に呼吸ができます。また、深呼吸をしたり軽く運動をしたりしても、生地が口元に張りつかず呼吸のしにくさを感じにくい設計です。

呼吸がしやすいうえ、マスクと肌表面が触れ合う面積が少なく、メイクが落ちにくいのも魅力。マスクにファンデーションや口紅がつきにくく、メイク直しの頻度が減るのもうれしいポイントです。

厚みのある抗菌仕様素材で防寒対策にも

抗菌加工済みの糸を使用してつくられた生地は、しっかりとした厚みがあります。厚みはあるものの、横向きに適度な伸縮性があり、締め付けは感じにくいタイプです。裏側にはメッシュ生地を採用しており、さらりとした着け心地を実現しています。

ただし、気温30℃ほどの環境で着用していると、マスクのなかに熱がこもるようにも感じられました。クーラーの効いた24℃前後の室内では快適に使用できたため、暑い時期よりも寒い季節に着用する場合におすすめのマスクです。

「INCONTRO MASK」は簡単お手入れで繰り返し使える

「INCONTRO MASK」は、洗濯して繰り返し使えてエコで経済的なマスク。本製品のパッケージに書かれている韓国語の洗濯表示を確認してみると、「30℃までの水かぬるま湯で、弱い手洗いがよい」とされるマークが記載されています。そのため、30℃までのぬるま湯に中性洗剤を溶かし、手洗いを行うのがおすすめです。

脱水は、弱く手絞りをするか、ネットに入れたうえで洗濯機での短時間脱水が推奨されています。マスク裏側のメッシュ部分は引っかけやすいので、洗濯機に入れる場合は必ずネットに入れましょう。

水を含むと多少重みを感じるため、吊り干しに抵抗がある方は、洗濯表示に記載されている「日陰での平干し」を行ってみてください。平らなモノのうえに乾いたタオルを敷き、そのうえに形を整えたマスクを置いて乾燥するまで待ちましょう。日陰で干すことで日光による色褪せを抑えられ、生地に含んだ水による重みで伸びるのも防げるので、マスクがより長持ちします。