子どもを食物アレルギーから守れ!
文部科学省が全国の公立小中高の学校で2013年に実施した調査によると、食物アレルギーの子どもは約45万人と全体の4.5%。9年前の1.7倍に増加していることも判明。けっして他人ごとではありません。子どもを保護する効果的な方法は、親やまわりの大人が気を配ることだと分かっていても、限界があります。このたび、親であり同じ悩みを持つチームが、まわりにアレルギーの警告を送信する画期的なリストバンド AllerGuarder を開発しました。では、ご紹介しましょう!
いつもそばで守ってくれる

食物アレルギーについて知らせているはずの、親戚や兄弟、友人や学校関係者。肝心なときに、すっかり忘れていて事故につながることも。
AllerGuarder は、まわりの大人に「この子には食物アレルギーがあるんですよ!」といつも言ってまわってくれる、信頼の置ける番人のようなもの。
まず準備しましょう

では具体的に使い方を見てましょう。まず、AllerGuarder とBluetooth接続されたスマートフォンの専用アプリで、子どもの食物アレルギーを含めた個人情報を入力。

そして、子どもが出入りする場所の、信頼のおける関係者に AllerGuarder アプリをスマートフォンにインストールするよう依頼します。これで準備ができました。
スマホに通知

たとえば学校行事などで、食べ物が提供される場合、AllerGuarder リストバンドを装着した子供が約15m以内に近づくと、責任者のアプリを入れたスマートフォンに通知。子どもに食物アレルギーがあることを思い出させます。同時に万が一の時の連絡先など、緊急時情報も参照可能。
もちろんこれらは、保護者が信頼する許可された人物のみ閲覧ができます。

かわいいデザインで、きっと子どもも気に入ってくれるに違いない防水仕様の AllerGuarder は Kickstarter で30ドル。これなら親も子どもも安心です!
大人が子どもの友だちの食物アレルギーのことまで常に覚えておくことは難しいかもしれません。それだけに、注意を喚起してくれる AllerGuarder のアイデアが素晴らしい!