薬の飲み忘れを防止!
治すべき病気を抱えている場合、医師から処方された薬を飲むことが日課になります。ですが、それをうっかり忘れてしまうことも。また、薬というものは案外ゴチャゴチャしてしまいがちです。
それを改善する「CYCO」が、世界中のテクノロジーメディアから注目されています。
薬を取り出した時間をデータ反映

CYCOはスマホ連携の薬保管ケース。服薬の記録を逐次スマホアプリに反映させるのが特徴です。
CYCOの内部は7分割で、それぞれの薬の種類に振り分けることができます。スライド式の出口にはセンサーが搭載され、どの薬がいつ何錠出されたのかを察知します。
午後1時28分に胃薬を2錠取り出した、ということがデータとして保存され、またそれを予め設定した他のメンバーが閲覧することもできます。こうすることにより、家族の服薬管理を共有できるという仕組みです。

服薬時間を知らせる機能

服薬時間が近づくと、アプリやCYCO内蔵のLEDライトでそれを知らせる機能も搭載されています。
また、本来飲むべき薬と違うものを取り出そうとした場合、警告のアラームが鳴り響きます。これがあれば、間違った服薬を回避できそうです。
薬を適切に管理・携帯するものとしても、CYCOは大いに有用な製品です。

うっかりを防ぐ!

医師からどんなに厳しく言われていても、ついつい忘れてしまいがちな服薬。そんなうっかりを防止し、薬をしっかり飲み切るためにCYCOが開発されました。
この製品はクラウドファンディング「Kickstarter」で349香港ドル(約5000円)からの出資を募っています。
患者が本当に薬を飲んでいるのか、または処方箋に従って服薬を行っているかということは担当の医師も知りたいところ。もしかしたら近い将来、CYCOのような製品が患者だけではなく医師からも求められるかもしれません。