夢をコントロールする睡眠トラッカー。
筆者が子供の頃、漫画で読んだ道具と同じような製品が登場しました。それが「InstaDreamer」です。クラウドファンディングでよく出展される睡眠トラッカーという製品ですが、使用者の夢ですらも調整できるのがInstaDreamerの特徴です。
「夢を見ている状態」を察知

InstaDreamerは、睡眠中の使用者の状態をモニタリングします。
製品自体はスマホアプリと連携するのはもちろんですが、形状はブレスレット型です。こうした製品の中には頭に装着するものもありますが、InstaDreamerは眠りを妨げないデザインに落ち着いています。
そして、もし使用者が夢を見ていた場合。InstaDreamerはそれを察知し、緩やかな振動を与えます。こうすることで、今見ている夢をより明確なものにしようという仕組みです。

オフライン環境下でも作動

「夢を見ている状態」というものはすでに科学的に解明されていて、脳波を検出すればそれが分かります。
また、InstaDreamerはスタンドアローン型のデバイス。オフライン環境下でも作動するのが持ち味です。スマホと接続した時に、累積データを送信します。

睡眠データをスマホに

睡眠サークルのデータは当然スマホに記録されるので、それを基に健康管理の計画を立てることができます。
InstaDreamerは、クラウドファンディング「Kickstarter」で169スイスフラン(約1万9000円)から。
「夢の操作」は、人類にとってまさに念願と言えます。その念願が現実のものになろうとしています。また、InstaDreamerは日々の睡眠を管理する健康器具としての役割も期待されます。