快適な睡眠を提供。
眠りたいのに眠れない、という経験は誰にもあるはず。今回紹介する「Sleepman」は、人体科学に基づいた方法で睡眠を管理する新型デバイスです。今回はこのプロダクトについて、少し詳しく見てみましょう。
体内に電流を

Sleepmanについて簡単に要約すれば、体内に電流を流して脳の働きを調整するというもの。
こう書くと物騒な感じに思えるかもしれませんが、この電流はごく微小なものです。人体に悪影響を与えることは、もちろんありません。それどころか脳は常に電気信号を発し、身体の各部位に指令を送っています。
睡眠中も然り。脳は全身に電流を送ることで、眠りの深さを調整しています。Sleepmanから発せられる電流は、あくまでもそれを後押しするものです。

居眠り運転防止

Sleepmanはブレスレット型。スマホアプリと連動し、所有者の生体リズムを読み取る機能も備わっています。
仕事の合間の居眠りにも、このSleepmanが大いに役立ちます。ほんの少しの時間にリフレッシュできるよう、体内に送る電流を自動で調節してくれるのです。
また、睡眠の頃合いが近づいたらそれを知らせてくれる機能も有しています。ドライバーにとっても、居眠り運転防止のための重要なアイテムになるのではないでしょうか。
5月から配送

Sleepmanはクラウドファンディング「Kickstarter」で出資を受け付けています。
99ドル(約1万1200円)の出資枠はすでにクローズしており、代わって139ドル(約1万5700円)の枠が公開されています。出資者への配送は5月から。
「明日も早いのになかなか眠れない……」これはもしかしたら、1種の現代病なのかもしれません。もちろんその悩みは日本人だけでなく、世界中の人々につきまとっています。Sleepmanのキャンペーンに集まっている巨額の資金は、図らずもそれを言い表しているのかもしれません。