スマホよりも大きな画面で作業できる「タブレット」。電子書籍の閲覧に適したモデルやパソコンの代わりとしても使えるハイスペックなモデルなど、さまざまなタイプが販売されています。

そこで今回は、おすすめのタブレットをご紹介。種類や選び方、おすすめのメーカーなどもあわせて解説するので、ぜひ自分にぴったりの1台を見つけてみてください。

タブレットの種類

iPad

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iPadは、Appleが手掛けるタブレットシリーズ。サイズや性能ごとにiPad・iPad mini・iPad Air・iPad Proといったカテゴリーに分けられています。

従来はiPhoneと同じiOSが搭載されていたものの、2019年以降は専用のiPadOSに変更。iPhone同様にApp Storeからさまざまなアプリをインストールし、機能を拡張できます。

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Androidタブレット

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GoogleのモバイルOSであるAndroidを搭載したのが、Androidタブレット。独自のコンテンツ配信プラットフォームであるGoogle Playに対応しており、音楽や電子書籍、豊富なアプリを自由にインストールできます。

Androidタブレットは、国内外問わず多くのメーカーから販売されている点が特徴。種類が多いため、予算や用途に合わせて適したモデルを選びやすいのが魅力です。

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Windowsタブレット

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OSにパソコンと同じWindowsを搭載したタブレットが、Windowsタブレット。Windowsパソコンで使っているソフトはほとんど利用できるので、WordやExcelなどのOfficeソフトを使いたい方におすすめです。

別途キーボードを用意して組み合わせると、ノートパソコンのように扱える点も特徴。エンタメを楽しめるのはもちろん、仕事やクリエイティブな作業にも活用できます。

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タブレットの選び方

用途に合わせてサイズを選ぶ

持ち運んで使いたいなら「7~8インチ」がおすすめ

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コンパクトなタブレットを探している方には、7~8インチのモデルがおすすめ。一般的なスマホよりは大きい画面サイズながらスリムかつ軽量なモデルも多くラインナップされており、片手でも無理なく扱えます。

安価なモデルが多いのも魅力。ただし、スマホの大型化もありハイスペックなモデルはあまり多くありません。性能よりも価格や取り回しやすさを重視する方におすすめです。

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携帯性とスペックを両立したいなら「10インチ前後」

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10インチ前後のタブレットは、十分な作業スペースと無理のない携帯性を両立しています。スマホよりも大きい画面で動画を見たり電子書籍を読んだりできる一方で、一般的なノートパソコンよりはコンパクトなので気軽に持ち運び可能です。

ミドルクラスのタブレットが多く、スペックも十分。標準的なサイズのため、種類も豊富に揃っています。

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大画面で作業したい人は「11~12インチ」を

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11~12インチは、タブレットのなかでも比較的大きめの画面サイズ。高解像度のモデルも多いので、大画面で動画やゲームを楽しんだり、写真のレタッチや動画の編集のようなクリエイティブな作業をしたりするのにもおすすめです。

別途キーボードを用意すれば、パソコンのように扱える点も大型タブレットの魅力。ビジネスシーンでの使用を検討している方にもおすすめです。

基本スペックをチェック

CPU

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CPUは「Central Processing Unit」の略で、中央処理装置と呼ばれます。タブレット以外にスマホやパソコンなどにも搭載されており、各デバイスの頭脳にあたる重要なパーツです。

CPUが高性能であれば処理速度も速くなり、さまざまな作業をサクサクと快適に進められます。

タブレットに採用されているCPUの種類は多く、Androidタブレットによく採用されているSnapdragonシリーズは後ろに続く数字が大きいほど高性能なので、参考にしてみてください。

メモリ(RAM)

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メモリとは、タブレットがデータを処理するとき一時的に保管しておくスペースのこと。ストレージ容量は引き出しのサイズ、メモリ容量は作業机の広さに例えられ、メモリ容量が大きいほど余裕をもって効率的にデータを処理可能です。

タブレットを選ぶときは、最低でも2GBのメモリを搭載したモデルがおすすめ。6GB以上搭載されていると、ゲームも快適に動作します。

ストレージ容量

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ストレージ容量とは、タブレット内で使うデータを保存しておくスペースのこと。アプリや音楽はもちろん、写真や動画、OS自体も全てストレージに保存されます。ストレージ容量が大きいほど、より多くのデータを保存可能です。

一般的に、タブレットのストレージは少ないモデルだと32GB、多いモデルだと約256GB程度。用途やタブレットの使用頻度などに合わせて選んでみてください。

Wi-FiモデルとSIMフリーモデルの違い

タブレットは、Wi-FiモデルとSIMフリーモデルの2種類に分類できます。Wi-Fiモデルは、Wi-Fi環境のある場所でのみネットに接続できるタイプ。外出先では、フリーWi-Fiに接続したりスマホからテザリングしたりする必要があります。

SIMフリーモデルのタブレットは、モバイル通信に対応したSIMロックのかかっていないタイプ。別途通信業者と契約しSIMカードをセットすれば、外出先でもスマホのようにネットを利用できます。

その他の機能をチェック

キッチンやお風呂で使用するなら「防水性能」をチェック

タブレットのなかには防水に対応したモデルもあります。水濡れによる故障リスクを軽減できるので、お風呂やキッチンなどで使用したい方にぴったりです。雨に降られることも考慮して、外出先での使用を考えている方もチェックしてみてください。

タブレットの防水性能は「IPX◯」と表記され、末尾に入る数字が大きいほど水に強いことを意味しています。ただし、最近のタブレットは防水性能を備えていないモデルがほとんど。水回りで使用する場合は、別途防水ケースを装着するのもおすすめです。

子供が使う場合は「キッズモード」があると安心

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子供にタブレットを使わせる機会がある場合は、キッズモードの有無を確認しておきましょう。インストールできるアプリや利用できるコンテンツを保護者が管理できるので、有害なコンテンツに対して事前に対策が可能です。

また、子供向けの動画やゲームなどが搭載されている点も特徴。楽しく学習できるコンテンツが用意されている場合もあるため、教育にも活用できます。

タブレットのおすすめメーカー

アップル(Apple)

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Appleは、iPhoneで有名なメーカーです。iPhoneシリーズのほか、iPadシリーズやMacBookシリーズなどを展開しています。ソフトウェアとハードウェアの両方を自社で設計しており、滑らかで直感的な操作が可能です。

タブレットでは、iPad mini・iPad Air・iPad Proなどサイズや性能が異なる複数のモデルがラインナップされているため、予算や使い方に合わせて柔軟に選択できます。

日本電気(NEC)

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日本電気は、1899年に設立された日本の大手電機メーカー。ノートパソコンやデスクトップパソコンのほか、ディスプレイやプロジェクター、サーバーなども取り扱っています。個人向けだけではなく、法人向けのサービスが充実している点も特徴です。

日本電気は、タブレットとしてLAVIE Tabシリーズを展開しています。コンパクトなモデルから大型モデルまで幅広いサイズのAndroidタブレットが取り揃えられているので、自分に合ったモデルを選択可能です。

レノボ(Lenovo)

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レノボは、パソコン本体や周辺機器などを取り扱う大手メーカーです。ノートパソコンやデスクトップパソコンを販売しており、トラックポイントを搭載したThinkPadシリーズが人気。Legionブランドからゲーミングデバイスも展開しています。

レノボのタブレットは、性能に対する価格の安さが特徴。コストパフォーマンスを重視する方におすすめです。

マイクロソフト(Microsoft)

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マイクロソフトは、パソコンやソフトウェアを手掛ける世界的なメーカー。Windowsを開発していることでも有名で、ExcelやWord、PowerPointなどのOfficeソフトも提供しています。

同社は、Surfaceシリーズから2in1ノートパソコンやタブレットなどを展開。最新のWindowsが搭載されているので、タブレットをビジネスシーンで活用したい方におすすめです。

タブレットのおすすめランキング|人気

第1位 アップル(Apple) iPad 第9世代 10.2インチ MK2L3J/A

2021年に発売された第9世代のiPadです。新型の第10世代もリリースされていますが、本モデルは価格が安いのが魅力。CPUにはA13 Bionicチップを搭載しており、仕事からプライベートまで、基本的な用途には一通り対応できます。タブレット初心者におすすめのスペックです。

本体サイズも10.2インチと扱いやすい大きさ。Appleオリジナルの高画質なRetinaディスプレイを採用しており、リアルな色彩を映し出します。映画やゲーム、ネットサーフィンを楽しみたい方にもおすすめです。

別売りのSmart Keyboardを取り付けることで、2in1PCとしても使用可能。また、同じく別売りのApple Pencilを使えば、手描きでメモを取ったり、イラストを描いたりすることもできます。コスパが高い人気モデルです。

第2位 アップル(Apple) iPad mini 第6世代 8.3インチ MK7T3J/A

2021年にリリースされた第6世代のiPad mini。本製品はiPadシリーズのなかでもボディが小さいのが特徴です。持ち運びやすい8.3インチサイズで、移動中に読書を楽しんだり、クルマのポータブルナビとして使ったり、メモとして使ったりと、さまざまなシーンで活躍します。

CPUには、パワフルなA15 Bionicチップを搭載。写真編集のようなクリエイティブ作業にも対応できるスペックを有しています。コンパクトながらビジネス用途にもおすすめです。

トップボタンには、素早く安全にロックを解除できる指紋認証センサー「Touch ID」を内蔵。バッテリーは、インターネット利用・ビデオ再生時で最大10時間と長持ちです。小型かつ高性能なタブレットを探している方はチェックしてみてください。

第3位 マイクロソフト(Microsoft) Microsoft Surface Go 3 10.5インチ 8VA-00030

携帯性に優れたSurfaceシリーズのタブレットです。OSにはWindows 11を搭載。Office Home & Business 2021が付属しており、WordやExcel、PowerPointといったOfficeソフトを使用できるのが魅力です。

Intel Pentium Gold 6500Yプロセッサーと大容量8GBメモリにより、ブラウジングはもちろん、仕事や勉強、動画鑑賞など、基本的なことは快適に行えます。ディスプレイは10.5インチのタッチスクリーンを採用。縦横比が3:2と縦方向に広いため、画面に多くの情報を表示可能です。

別売りのSurface Goタイプカバーを装着すれば、2in1PCとして使えるのもポイント。最大約11時間駆動するバッテリーにより、電源がない場所でも安心して長時間作業できます。初めてWindowsタブレットを購入する方におすすめです。

第4位 日本電気(NEC) LAVIE Tab T10 10.1インチ PC-T1055EAS

高解像度の10.1インチIPSディスプレイを搭載したタブレットです。映像への没入感が高いスリムベゼルデザインを採用。大画面ながら重さ約460g、最薄部8.5mmと軽量薄型設計で、手に持ちやすいサイズ感が魅力です。

CPUにはUnisoc T610を搭載。メモリは4GB、ストレージには64GBを採用するなど、エントリークラスのスペックです。画像編集のようなクリエイティブな業務には不向きですが、WEB閲覧や動画鑑賞といった基本的な使い方ならば十分対応できます。

初めての方もセットアップできる「かんたん!セットアップシート」マニュアルが同梱されているのもポイント。また、子供向け学習アプリも備えているのでファミリー用のタブレットとしてもおすすめです。

タブレットのおすすめランキング|ハイスペック・ゲーム向け

第1位 アップル(Apple) iPad Pro 11インチ 第4世代 MNXD3J/A

2022年に発売された第4世代のiPad Pro 11インチ。MacBookにも採用されているパワフルな「M2チップ」を搭載しており、iPadシリーズでは高いスペックを有しています。複数のアプリを立ち上げたり、アプリ間を移動したりと、マルチタスクにも対応可能です。

11インチモデルには、高精細な「Liquid Retinaディスプレイ」が使われています。動画編集や写真撮影といった色再現性が重要なクリエイティブ作業にぴったり。また、リフレッシュレートが120Hzと高いので、ハイフレームレートのゲームも滑らかに表示できます。

高速通信ができる「Thunderbolt / USB 4」をはじめ、広視野角の「超広角カメラ」、画面に目を向けるだけでロックを解除できる「Face ID」を搭載するなど、iPadシリーズでは特に機能が豊富。仕事もエンタメも楽しみたい方におすすめのハイスペックタブレットです。

第2位 マイクロソフト(Microsoft) Surface Pro 9 13インチ QEZ-00011

ノートPC並のスペックを有する高性能タブレットです。OSはWindows 11。CPUには第12世代Intel Core i5-1235Uプロセッサーを、メモリには8GBを搭載しています。ストレージは256GBと大容量で、多くのアプリをインストールできます。

ディスプレイは13インチで、タブレットとしては大型サイズ。最大120Hzの高リフレッシュレートと、複数箇所の同時タッチを認識する「10ポイントマルチタッチ」により、FPSや音ゲーといったゲームアプリも快適に遊べます。

本製品はキックスタンドを内蔵しており、単体で角度の調節を行えるのが便利。また、別売りの「Surface Pro Signatureキーボード」を装着すれば、モバイルノートPCとしても使用できます。マルチに活躍するおすすめの高性能タブレットです。

第3位 アップル(Apple) iPad Air 第5世代 10.9インチ MM9N3J/A

2022年に発売された第5世代のiPad Air。最上位のiPad Proと、スタンダードなiPadの中間に位置するミドルスペックモデルです。Macシリーズにも搭載されているM1チップを採用しており、前世代よりもパフォーマンスが最大60%向上していると謳っています。

ディスプレイには、10.9インチサイズの「Liquid Retinaディスプレイ」を採用。P3色域に対応しており、より鮮やかな色彩を表示できます。アプリゲームは快適にプレイ可能。ただし、リフレッシュレートが60Hzのため、FPSのような素早いグラフィックの描画はやや苦手です。

また、iPad Airはカラーバリエーションが豊富。スペースグレイ・スターライト・ピンク・パープル・ブルーの5色をラインナップしています。性能はもちろん、見た目にもこだわりたい方はチェックしてみてください。

第4位 シャオミ(Xiaomi) Xiaomi Pad 5 11インチ

高性能ながら価格が安いタブレットです。CPUにはハイエンドクラスのQualcomm Snapdragon 860を搭載。メモリも6GBとタブレットとしては容量が多く、3Dグラフィックのゲームも快適にプレイできます。

ディスプレイは11インチの大型サイズ。リフレッシュレートもゲーミング仕様の120Hzで、動きの早いゲームも残像感を抑えて表示することが可能です。高速スクロールをしても文字が見やすいため、ブラウジングをする際にも役立ちます。

また、バッテリーが8720mAhと大容量なところも魅力。動画再生なら16 時間以上、ゲームなら10 時間以上と、バッテリーを気にせずにエンタメを楽しめます。コスパに優れたおすすめのハイスペックタブレットです。

タブレットのおすすめランキング|安い・低価格

第1位 レノボ(Lenovo) Lenovo Tab B10 2nd Gen 10.1インチ ZA6W0258JP

大画面でエンタメを楽しみたい方にぴったりの低価格タブレットです。CPUには、エントリークラスのMediaTek Helio P22Tを搭載。メモリは3GBと容量が少なめですが、ブラウジングや動画鑑賞などの用途であれば十分対応可能です。

本製品は、大画面の10.1インチワイドタイプ。斜めから見ても色味が変わりにくいIPSディスプレイを採用しているので、家族で一緒に閲覧することもできます。また、立体音響技術「Dolby Atmos」に対応しているのもポイント。映画鑑賞用としてもおすすめです。

第2位 日本電気(NEC) LAVIE T8 8インチ PC-T0875CAS

コンパクトで扱いやすい低価格タブレットです。高精細な8インチワイドのIPS液晶を採用。幅121.8mmのスリムデザインのため片手で持てます。持ち運び用としてはもちろん、子供用タブレットとしてもおすすめです。

CPUは、エントリークラスのMediaTek Helio P22Tを搭載。メモリは6GBと余裕があるので、音楽を聞きながら電子書籍を読むなど、一度に複数のアプリを立ち上げることも可能です。ストレージも約128GBと大容量。アプリをたくさんインストールしたい方はチェックしてみてください。

第3位 アイワ(aiwa) Androidタブレット 10.1インチ JA2-TBA1002

ライトユーザーにぴったりの低価格タブレットです。OSはAndroid 12。CPUにはMediatek MT8168、メモリは4GBとエントリー向けのスペックを採用しています。ブラウジングや動画鑑賞ができれば十分といった方におすすめです。

ディスプレイは大画面10.1インチサイズ。GPSと準天頂衛星システム「みちびき」に対応しており、スマホとテザリングをすればポータブルタイプのカーナビとしても使用できます。コスパに優れたモデルです。

第4位 ファーウェイ(HUAWEI) HUAWEI MatePad T8 8インチ KOB2K-L09

軽量コンパクトなHUAWEI MatePad T8のリニューアルモデル。Android 10をベースにした独自OS「EMUI 10.1」を搭載しているのが特徴です。エントリー向けのKirin 710Aチップセットに、メモリは2BGとスペックは低め。動画鑑賞のみ、読書のみといったシングルタスクならば対応できます。

また、本製品はSIMカードを挿入することで、Wi-Fi環境がないところでもインターネットに接続可能です。リーズナブルなSIMフリーモデルを探している方はチェックしてみてください。

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