後処理に悩みがちな炭を消火して持ち帰れる「火消し壺」。素早く消火できるうえ、消火した炭を再利用するのにも役立つ人気グッズです。バーベキューやキャンプなどで重宝しますが、素材や機能性がさまざまなのでどれを選べばよいか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、火消し壺のおすすめアイテムを金属製と陶器製に分けてご紹介。選び方や使い方も併せて解説するので、お気に入りを見つけてみてください。
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火消し壺を使うメリット
火消し壺とは、使用後の炭を素早く消火できる器具のことです。蓋を閉めて空気を遮断することで、短時間で炭を消火。自然と火が消えるのを待つ場合、炭の量や燃え具合によっては数時間かかるケースもあるので、火消し壺があると効率よく撤収作業が行えるのがメリットです。
水をかけて消火しなくて済むのもポイント。濡れた炭を再利用するには乾かす必要があるため、時間や手間がかかってしまいます。火消し壺なら鎮火された炭は消し炭に変化するので、手間なく再利用できて便利です。
一度使用した消し炭は、火が付きやすいのが特徴。次回使うとき新しい炭に混ぜれば素早く着火するのに加えて、コストを抑えられます。さらに、炭の保管や持ち運びにも役立つのが魅力。なかには、火起こしが可能なモデルもあります。
安全性や作業効率を高めるのに役立つため、バーベキューやキャンプといったアウトドアシーンで持っておくと重宝するアイテムです。
火消し壺の選び方
素材をチェック
アウトドアなら「金属製」
アルミ・スチール・ステンレスといった金属製の火消し壺は、落としても割れにくいのが特徴です。手軽に持ち運びやすいので、アウトドアシーンにぴったり。また、バリエーションが豊富なため、シーンに応じて選びやすいのがメリットです。
アルミは軽量なので、携行性に優れているのがポイント。炭を入れて重さが増してもスムーズに持ち運べるため、荷物を減らしたい方や力に自信がない方におすすめです。スチールやステンレスは、お手入れが簡単。耐久性も高いので、長く愛用できるのが魅力です。
ただし、金属製は熱伝導率が高く、熱が伝わりやすい性質を有しています。高温度の炭を入れた直後は側面が熱くなるため、取り扱いには注意しましょう。
家で使うなら「陶器製」
陶器製の火消し壺は、本体と蓋だけのシンプルな構造を採用しているのが特徴。金属製と比べるとサイズが大きいモデルが多いため、大量の炭を消火できます。また、重量があるので、優れた安定感を発揮するのがポイントです。
和テイストのデザインがおしゃれで、保管時もインテリア小物として活躍。庭でのバーベキューや囲炉裏・七輪用など、自宅で使うのにおすすめのタイプです。
一方、落としたり強い衝撃が加わったりすると、割れる可能性があります。ひびが入っただけでも密閉性が低下して消火効率が悪化するため、取り扱いには注意が必要です。
持ち運びにくいのでアウトドアには不向きですが、こだわりのキャンプサイトを演出したい方はチェックしてみてください。
安全性をチェック
ロック機能付きは中身がこぼれにくい
蓋をかぶせるだけのモデルは、倒れると中の炭や灰がこぼれる恐れがあります。ロック機能を備えた火消し壺なら、誤って倒れてしまっても中身がこぼれるのを予防できるのがメリット。手軽に持ち運びやすいうえ、車などで運搬するケースでも重宝します。
ロック方法は、フック式やネジ式など製品によってさまざま。フック式は開閉がスムーズに行えて、ネジ式は密閉性が高いのがポイントです。好みや使用シーンを想定しながら、使いやすいタイプを選びましょう。
また、ロック機能付きモデルは、蓋の密閉度が向上するのも魅力。酸素の供給を遮断しやすいため、素早く消火できます。安全性や効率性重視の方は、ロック機能を備えた火消し壺を選ぶのがおすすめです。
取手付きなら持ち運びも安心
取手が付いた火消し壺は、持ち上げたり移動させたりする際に側面を触る必要がないのがメリットです。炭を入れた直後など、ある程度熱い状態でも持ち運びやすいのが魅力。火傷を予防したり時間を効率よく使ったりするのに役立ちます。
とくに、金属製は側面が熱くなりやすいので、取手の有無は大切なチェックポイント。取手が熱を帯びにくい素材を使っているかも、確認しておくのがおすすめです。
ただし、燃えている炭を入れれば、火消し壺自体が冷めるまでには時間がかかります。完全に冷めたとわかったとき以外は、耐熱グローブや厚手の布などを使って火傷しないよう注意しましょう。
サイズをチェック
火消し壺のサイズや容量は製品によってさまざまなので、使用する人数やシーンに合わせて選びましょう。大型サイズは、大量の炭を入れられるのがポイント。持ち運びにくい面がありますが、大人数でのキャンプ・バーベキューや車で移動する際に適しています。
小さいサイズの火消し壺は、コンパクトで持ち運びやすいのがメリット。炭を入れられる量は少ないため、ソロ・デュオといった少人数でのキャンプにぴったりです。また、炭を入れると重量が増すので、持ち運ぶ機会が多い方はなるべく軽量なモノがおすすめです。
なお、サイズが大きいほど多くの炭に対応できますが、消火に時間がかかります。サイズがあるぶん、保管場所が必要なのも留意しておきましょう。直径・高さがともに20cm以上あると4~5人分のキャンプに対応できるため、目安にしてみてください。
芝生で使うならスタンド付きを選ぼう
火消し壺に炭を入れると、側面だけでなく底面も熱を帯びます。芝生やウッドチップの上に直接火消し壺を置くと、熱が伝わって地面が傷んだり焦げたりする恐れがあるので注意が必要です。
スタンドや脚が付属した火消し壺なら、地面と本体のあいだに距離を設けられるのがポイント。地面への影響を軽減できるため、場所を選ばず使いやすいのがメリットです。
ただし、スタンド部分にも熱が伝わる可能性があるので、耐熱シートや焚き火シートなどの上に置くのがおすすめ。原状回復を考慮するのがキャンパーのマナーといえるため、芝生などの自然を守りながら使用しましょう。
火起こし器兼用タイプも便利
火消し壺のなかには、火起こし器の機能を備えたモデルもあります。火起こし器は、下から空気を取り込む煙突効果を利用しながら、燃焼効率の向上をサポート。スムーズに着火しやすいので、火起こしが苦手な方や初心者にとって重宝する機能です。
火消し壺の中に残しておいた炭を、次の機会にそのまま使って着火できるのもポイント。手間を軽減しながらバーベキューや焚き火をはじめられて便利です。
着火と消火の機能を備えているため、別々に購入するよりコストを抑えたり荷物を減らしたりできるのが魅力。なかには、そのままコンロとしても使えるモデルもラインナップされています。
火消し壺のおすすめメーカー
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
「キャプテンスタッグ」は、1976年に誕生したアウトドア総合ブランドです。バーベキューコンロの販売からはじまり、現在ではサイクル・カヌー・ガーデン・ヘルス用品も取り扱っています。同ブランドだけでキャンプを行えるほど、充実したラインナップが魅力です。
火消し壺も、金属製・陶器製ともに揃っています。火起こし器がセットのモデルも販売されているなど、使用シーンや好みに合わせて選びやすいのがメリット。はじめて火消し壺を購入するという方にもおすすめです。
ロゴス(LOGOS)
「ロゴス」は1985年設立の国産アウトドア総合ブランドです。「エンジョイ・アウティング!」を合言葉に、アウトドアのさまざまな楽しみやスタイルを提案。海辺5メートルから標高800メートルまで、世代や性別を問わず使えるアイテムが数多く揃っています。
ロゴスの火消し壺は、携行性に優れたポータブルタイプが人気。アルミ製で軽いのに加えて、ハンドルが付いているので手軽に持ち運べます。蓋が密閉性の高いネジ式のため、万が一倒れても安心しやすいのがポイント。おしゃれなデザインも魅力です。
ソト(SOTO)
「ソト」は、1978年創業の「新富士バーナー」が展開するアウトドアブランドです。ストーブ・トーチなどカセットガスを燃料にした燃焼器具からテント・焚き火台・クッキングツールといったギアまで、アウトドアライフをサポートするアイテムを数多く販売しています。
ソトの火消し壺は、卓上バーベキューグリルとしても使えるモデルが人気です。網焼き・鉄板焼きを楽しみながら、蓋をすれば火消し壺として使用可能。さらに、焼き網を取り外して薪を組めば、焚き火台としても活躍します。
1台3役で使えるのに加えて、コンパクトにまとめられるのがメリット。荷物を減らしたいシーンで重宝します。
火消し壺のおすすめ|金属製
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アルスター火消しつぼ L UG-3251
スタンド付きの火消し壺です。底面の熱が地面に伝わりにくいため、芝生などへ配慮しながら使えるのがメリット。収納時はスタンドを蓋のストッパーとして活用できるので、移動中に中身がこぼれるのを予防できて便利です。
本体と蓋にはアルスター鋼板、スタンド・ハンドル・つまみにはクロムメッキを施した鉄を採用。サイズは約外径21×高さ22.5cmで重さは約1kgと、優れた携行性を発揮します。
シンプルながら使い勝手に優れているのが魅力。芝生でバーベキューをする機会が多い方におすすめです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 火消しつぼ 火起し器セット UG-3245
火起こし器とセットの火消し壺です。火起こし器は煙突効果を利用しながら、効率よく火を起こせるのが特徴。燃焼効率が向上するのに加えて、着火口を搭載しているので初心者でもスムーズに着火できて便利です。
炭を火消し壺に入れて、蓋を閉めれば自然に消火。火起こし器ごと火消しすれば、取り出してセットするだけで再利用できます。炭の保管にも役立つため、ひとつ持っておくと荷物を減らすのに役立つおすすめアイテムです。
火消し壺の本体・蓋と火起こし器本体には、亜鉛メッキ鋼板を採用。火消し壺のサイズは約外径19×高さ24cmとコンパクトです。火起こし器とスタッキングできて総重量が約1.5kgと軽いので、手軽に持ち運べます。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 大型火消しつぼ 火起し器セット M-6625
サイズが約外径21×高さ22.5cmのアルスター鋼板を使った火消し壺です。火起こし器がセットなので、ひとつ持っていれば火起こし・火消し・再利用まで対応できます。備長炭も着火できるため、バーベキューコンロ上での火起こしも可能です。
スタンドが付属しているので、地面へ配慮しながら火起こし・消火が行えるのが特徴。場所を選ばず設置しやすいため、スムーズな準備・撤収作業をサポートします。
火起こし器を取り出してセットするだけで、炭の再利用が可能です。また、火消し壺の蓋は、受け皿としても活躍。着火した炭を、必要なときにコンロに移せるのがメリットです。
火消し壺の中に火起こし器をスタッキングできるため、コンパクトにまとめられて持ち運びや収納に便利。ファミリーキャンプや大人数のバーベキューにおすすめです。
ロゴス(LOGOS) ポータブル火消し壺 81063128
アルミを採用した火消し壺です。サイズが約直径17×高さ21.8cmで、重さは約1.5kgと軽量。ファミリーサイズを意識したコンパクト設計なのに加えて、ハンドルが付属しているため持ち運びが簡単です。
蓋はネジ式でロック機能を備えているので、万が一倒れてしまっても中身がこぼれるのを予防。車などで移動する際も、安心しやすいのがメリットです。また、密閉性が高いため、時間を効率よく使えます。
新工法を採用した、きれいなシルエットやおしゃれなデザインがポイント。機能性にも見た目にもこだわりたい方におすすめです。
バンドック(BUNDOK) チャコール缶 BD-440
本体に表面処理鋼板を採用した火消し壺です。サイズが約25.5×18.5×27cmのシンプルなフォルムなので、初心者も手軽に使いやすいのが特徴。取手にはフェノール樹脂を使っており、火傷を予防しながらスムーズに持ち運べるのがメリットです。
蓋にはロック機能を搭載。誤って倒してしまっても、中身がこぼれるのを予防します。ロックはフック式なので、スムーズに開閉できて便利です。価格が安いのがうれしいポイント。コスパ重視の方におすすめです。
グリーンライフ(GREEN LIFE) 火おこし兼用火消つぼ HOT-150
火起こし器兼用タイプの火消し壺です。煙突効果により、簡単に火起こしができるのがメリット。使い終わった炭を本体へ入れて上下の蓋を閉めれば、酸素の供給をストップして自然に消火します。消し炭も保管できるため、そのまま再利用できて便利です。
サイズは約幅19×奥行15.5×高さ26cm。火起こし・火消し機能がひとつにまとまっているのに加えて、ハンドルが折りたたみ式なので荷物を減らすのに役立ちます。さらに、準備・撤収時の時間を効率よく使えるのもポイントです。
本製品はスチール製ですが、錆びに強いステンレス製もラインナップされています。キャンプやバーベキューの際に、あると重宝するおすすめモデルです。
尾上製作所(ONOE) 火消しつぼになる七輪 HS-250
七輪タイプの火消し壺です。調理を楽しんだあと、空気穴を閉じて蓋をすれば自然に消火。炭を移し替える手間を省けるのに加えて、火傷のリスクも軽減できます。残った炭は次回そのまま使えるため、エコで経済的です。
ゴトクをひっくり返せば、ダッチオーブンやスキレット調理が可能。また、3つ搭載した空気穴を開閉すれば、火力調節が行えるのがポイントです。網焼きだけでなく、幅広いアウトドア飯を楽しめます。
サイズは約直径25×高さ24cmとコンパクト。持ち手が付いているので、保管や持ち運びに便利です。シンプルでスタイリッシュなデザインがおしゃれ。アウトドアでも自宅でも使いやすいモノを選びたい方におすすめです。
OUTBEAR 火消しつぼ
ステンレス鋼を使用した火消し壺です。錆びに強くて耐久性が高いため、長く愛用できるのがポイント。1~3人向けのSサイズと、4人以上のファミリー・グループに適したMサイズがラインナップされています。
酸欠消火も水消火も可能なので、シーンに応じて使い分けられて便利。酸欠消火は炭の再利用がしやすく、水消火は撤収時間が少ない場合に重宝します。
蓋には耐熱シリコンパッキンを装備。ロック機能も搭載しているため、優れた密閉性を発揮します。さらに、軍用品と同等の11号帆布を使った収納袋が付属。持ち運ぶ際も安心しやすいのがおすすめポイントです。
クオルツ(Qualz) ステンレス炭火火消し壺 MN-001
本体サイズが約20×18cmの火消し壺です。容量が約5.5Lと程よいサイズ感なので、さまざまなシーンに対応しやすいのがポイント。錆びに強いステンレス製のため、長く愛用できます。
シンプルでスタイリッシュなデザインなので、自宅でもアウトドアでも活躍。蓋が簡単に固定できたり脚部が付いていたり、使い勝手に優れているのもおすすめポイントです。また、ハンドルが付属しているため、炭の保管や持ち運びもスムーズに行えます。
田中文金属 萬能缶 7号
丈夫で錆びにくいアルミメッキ鋼板を採用した火消し壺です。シンプルでレトロ感のあるデザインがおしゃれ。サイドには取手が付いているため、持ち運びもスムーズに行えます。
火消し壺として使う場合、残り灰があると底を傷めにくいのがポイント。鎮火効果も向上します。また、保存缶としても活躍。炭だけでなく種子・穀物・食品の保存にも役立つ、汎用性の高さが魅力です。
本製品は直径21×高さ26cmの7号サイズですが、6~9号サイズまでラインナップされています。価格も安いため、幅広い用途で使えるモノを探している方におすすめです。
フィールドア(FIELDOOR) ステンレス火消しつぼ
錆びに強くて耐久性のあるステンレス鋼を採用した火消し壺です。サイズは約直径21×高さ21cmで、容量は約6L。使いやすいサイズ感で、4~5人ほどのバーベキューの炭処理にも対応できます。
蓋には、耐熱性シリコンを使ったパッキンが付属。3箇所にロックレバーも搭載しているため、優れた密閉性を発揮します。効率のよく消火できるのに加えて、安心して持ち運びやすいのがメリットです。
本体のフチに蓋を引っ掛けられたりハンドルが付属していたり、使い勝手がよいのもおすすめポイント。酸欠消火も水消火も可能なので、シーンに応じて使い分けられて便利です。
武田コーポレーション 2way火起こし火消しつぼ FSK08-16
火起こし機能を備えた2WAYタイプの火消し壺です。通気孔を開閉するだけで、スムーズな火起こしと消火をサポートするのが魅力。準備・撤収時間を短縮しやすいため、バーベキューや焚き火を楽しむ時間を増やせるのがメリットです。
蓋にはロック機能を搭載しているので、優れた密閉性を発揮。移動中や保管時に、中身がこぼれるのを予防するのもポイントです。
本体にはスチールを採用しており、サイズは約幅27×奥行16.5×高さ29cm。取手には熱が伝わりにくいフェノール樹脂を使っているため、火傷予防に役立ちます。タフで使い勝手がよいので、初心者にもおすすめです。
コーナン オリジナル 炭の火消し壺
人気ホームセンター「コーナン」の火消し壺です。素材には亜鉛メッキを施したスチールを採用しており、サイズが約直径19×高さ27cmとスリム。火の付いた炭を入れて蓋を閉めるだけのシンプル設計なので、初心者も手軽に使いやすいのが魅力です。
取手にフェノール樹脂を使っているため、熱さが伝わりにくいのが特徴。蓋にはロック機能を搭載しているなど、実用的な設計を採用しています。価格が安いのもうれしいポイント。コスパ重視の方やはじめて火消し壺を購入する方におすすめです。
スティンベル(STINBELL) 火消し壺
日本発アウトドアブランド「スティンベル」の火消し壺です。黒を基調としたカラーリングに、マットな艶消し加工を施したデザインがおしゃれ。接触頻度が高くて塗装が剥がれやすい部分にはあえて塗装をしていないため、使うほどにオリジナリティが増します。
錆びに強くて耐久性が高いステンレス鋼を使用。耐食性や耐熱性にも優れているので、長く愛用できます。また、酸欠消火と水消火に対応可能。シーンに合わせて、使い分けられて便利です。
蓋には耐熱性シリコンを使ったパッキンが付属しているため、密閉性が向上して効率よく消火できるのが特徴。ハンドルが付いているので、持ち運びも簡単です。
容量が約3LのSサイズと、約6LのMサイズがラインナップされています。ソロキャンプからファミリーキャンプまで、人数に応じて選びやすいのもおすすめポイントです。
ソト(SOTO) デュアルグリル ST-930
火消し壺としても使えるバーベキューグリルです。付属のリフターを使って吸気孔を閉じたあと、蓋をかぶせるだけで消火可能。約30分で鎮火すると謳うほどスピーディに消火できるうえ、炭を再利用できるのがメリットです。
素材にはステンレス・アルミを採用しており、サビや衝撃に強いのが特徴。受け皿は遮熱性が高いため、卓上でも地面でも調理を楽しめます。また、焼き網の高さ調節が可能。食材や調理法に合わせながら、遠火や近火を使い分けられて便利です。
焼き網と蓋内側には、フッ素コーティングを施しています。網焼きと鉄板焼きの2パターンで調理できるので、充実したアウトドア飯を楽しめるのが魅力です。
スタッキングしてコンパクトにまとめられるため、携行性も優れています。荷物を減らすのに役立つ多機能モデルを選びたい方におすすめです。
火消し壺のおすすめ|陶器製
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 和膳亭 火消しつぼ MK-1474
人気ブランド「キャプテンスタッグ」の陶器製火消し壺です。残った炭を入れて蓋をするだけで自然に消火。水かけ不要なので、そのまま保管しておけば次回使うときも手軽に炭を再利用できて便利です。
和風テイストの趣のあるデザインと、温もりのある陶器ならではの風合いが魅力。シンプルで飽きがこないため、長く愛用できます。サイズは約外径16×高さ13cmで、重さは約1kg。価格が安いので、気軽に購入しやすいのがおすすめポイントです。
カネ由商店(KANEYOSHI) 炭火消し壺 だるま火消 中
三河土を使った陶器製の火消し壺です。変形しにくいよう、通常の三河焼より低温で三度焼きしています。じっくり丁寧に焼き上げた、上質な仕上がりが魅力です。
三河土は、温度を伝えにくいのがポイント。両サイドに取手も付いているので、持ち運びやすいのがメリットです。また、置いた際、底面と地面にすき間が生じる設計を採用。空気を通すことで、底面の温度上昇を抑制します。
本製品は直径約29cmの中サイズですが、大・小もラインナップされています。使用シーンに合わせながら、自宅で使いやすいモノを選びたい方におすすめです。
カネ由商店(KANEYOSHI) 炭火消し壺 夏目火消 中
ころんとした丸みを帯びたフォルムがかわいい火消し壺です。熱を伝えにくい三河土を採用しており、三度焼でじっくり丁寧に仕上げています。水を使わず消火できるため、火付きのよい軟質の消し炭に変化。次回使用する際、火種として使いやすいのがおすすめポイントです。
幅約22.5cmで、重さは約3.5kg。サイズ展開が豊富なので、シーンや好みに合わせて選びやすいのがメリットです。また、底面に小さな脚を設けているため、置いた際に地面とすき間が生じるのが特徴。底面の温度上昇を緩やかにするので、地面の保護に役立ちます。
クロノス(KURONOS) 火消し壺 k060721002
置き場所に困らないコンパクトサイズの陶器製火消し壺です。直径約18.5cmの豆サイズと、直径約21cmの小サイズの2種類がラインナップされています。1人用七輪の炭火の処理にちょうどよい容量なので、自宅で手軽に使えるモノを探している方におすすめです。
しっかりとした厚みがあるため、頑丈なのがポイント。汚れが目立ちにくいデザインなので、長く愛用しやすいのもメリットです。
富永陶園 火消し壺 板付 灰釉 小 00-2208
直径17.5×高さ13.2cmと小ぶりな陶器製火消し壺です。ちょっとした残り炭を入れるのに適した容量のため、七輪やかまど用におすすめ。板付きなので地面への配慮がしやすいうえ、保管時にも便利です。
灰釉の独特の風合いがおしゃれで、愛嬌のあるかわいらしいフォルムも魅力。コンパクトで場所を選ばず保管しやすいため、インテリアとしても重宝します。1.5kgと比較的軽量なので、持ち運びが簡単。頑丈で長く愛用しやすいのもメリットです。
キンカ ダルマ火消 黒 大 C-12-1
三河粘土を採用した陶器製火消し壺です。サイズは直径34×高さ25cmで、重さが7.5kg。ずっしりした重さがあるため、安定感に優れたモノを選びたい方におすすめです。
重厚感やレトロ感のあるデザインがおしゃれ。陶器特有の風合いを醸し出すので、使わないときは和テイストのインテリアとしても活躍します。直径27.5cmの小サイズもラインナップされているため、シーンに合わせて選びやすいのがメリットです。
火消し壺の使い方
火消し壺の基本的な使い方は、熱い炭を入れて蓋をするだけの簡単手順。手軽に使える便利アイテムですが、安全に消火できるようにいくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
まず、炭を入れる前に、飛び火しないように火消し壺のまわりからアイテムを遠ざけましょう。また、使用後の炭はかなり熱いので、耐熱グローブや軍手などを着用するのがポイントです。
一度に大量の炭を入れると、急激な温度上昇によって変形する恐れがあります。温度上昇を抑えるため、火ばさみを使って1本ずつ静かに入れるのがコツです。炭を入れ終わったあとは、最低でも1時間以上は蓋を閉めたままにして完全に消火させましょう。
蓋がネジ式の場合は、きつく締めすぎると熱で開かない恐れがあります。はじめは緩く閉めて、熱が冷めたら最後まで閉め切るのがおすすめ。消火中や消火後すぐは本体が非常に熱いので、素手で触れないように注意しましょう。
炭を安全に素早く消火できる火消し壺。素材や機能性などさまざまなアイテムが販売されていますが、使用人数やシーンに合ったモノを選ぶことが大切です。炭の再利用や保管に便利なうえ、撤収作業の効率化にも役立つ便利グッズ。お気に入りの火消し壺を持って、キャンプやバーベキューをより一層楽しみましょう。