とにかく話題のSense

Sense は、クラウドファウンディングのKickstarterで、なんと1ヵ月のうちに250万ドル(約2億6000万円)もの資金調達に成功したことで話題を呼んでいる睡眠モニターです。
これまでのクラウドファウンディング史上、最高金額の仲間入りを果たしたSense 。早速、その機能をご紹介しましょう。
Sense の仕組み

Sense は、安眠を得るために必要なあらゆる要因をモニタリングします。騒音、明かり、温度、湿度など部屋の状態をチェックして、睡眠の状態をデータ化してくれます。

球体センサーと小型センサーの2つセット。球体センサーはベッドサイドに。睡眠環境の全てを感知し、スピーカー機能つきなので目覚めの時間になるとアラームが鳴ります。

小型センサーは枕に装着するだけ。体に装着したり、スイッチを入れたりする必要はありません。ただ眠るだけで、一晩中、眠りの様子をトラッキングします。
この小型センサーは2つ同時に使用することができるので、カップルや夫婦でも一緒に使えます。どちらがいびきをかいていて、どちらがその悪影響を受けているかがバレてしまうというわけです!
翌朝にはスマホで睡眠のデータが確認できます。寝言やいびきなどの他、近所の犬が吠えている、もしくは道路の騒音など目は覚まさなかったけど、何時に安眠を妨害されたかデータで見て取れます。
寝室の室内環境や外部からの騒音など、全ての要因から計算された100点満点中の睡眠スコアが表示されて、昨晩の眠りの質が分かります。
またスピーカー付きなので、寝つきが悪い人は、眠りを誘うような音や雨音などを流しながら眠ることもできます。

目覚まし時計いらず!?

人にはそれぞれの睡眠サイクルがあります。それを無視して無理やり起こす目覚まし時計は必要ありません!
集計した数々のデータをもとに、Sense が最適な目覚めの時間を計算して起こしてくれます。仕事のある日には適さないかもしれませんが、そのデータによって自分に最適な睡眠時間を知ることができるうえ、休日には最高の目覚めが約束されますね。
Sense発案者は、睡眠モニターはすでに出回っているものの、そのクオリティーは低いと指摘。安眠を得るためには、シンプルで使いやすく高品質のモニタリングシステムが欠かせないと考え、開発に取り組みました。
一生の睡眠時間を計算すると、人生の3分の1は睡眠していることになるそう。そう考えると睡眠の質にはこだわりたくなりますね。