MITとハーバードの研究所の成果から画期的なデバイスが産まれました。
電極の付いたサポーターを膝下に巻きつけると知覚神経に作用する電気信号が送られて慢性的な痛みを感じにくくなるというものです。これはFDAの認証を受けた本格的な医療デバイスで、薬品を使用することなく安心して日夜使用することが出来ます。

サポータの電極を皮膚に接触させ身体に電気信号を与えると、痛みを和らげようとする自然な脳の働きが促され、痛みの感覚をブロックする受容体が生成されるという仕組みのようです。電気信号の強度は使用していくうちに個人の痛みの程度にあわせて自動的に調整されます。電極部は2週間毎の交換が必要ですが、追加購入ももちろん可能です。バッテリー駆動で、一度の充電で40時間程度作動します。

スマートフォンと連携した睡眠状態の管理も可能なため、あなたの健康で快適な生活を強力に後押しするデバイスになりそうです。ファンディングはすでに成功していますが、認可の関係から今のところ北米とカナダ限定の発売になる予定です。日本での発売が待ち遠しいですね!
まさに画期的という言葉がふさわしい本格的な医療デバイスですね。どの程度痛みが和らぐのか定量的な評価が公開されていませんが、慢性的な痛みになやむ誰しもが一度は試してみる価値のあるものだと思います。日本での認可がおりるかどうか、また実際の出荷時期など気になる点は残されますが、今後の展開にとても期待しています。