音楽ライブやスポーツ観戦、観光などさまざまなシーンで活躍する双眼鏡。遠いところにあるモノを見る際に便利ですが、何を見たいかによっておすすめの機種は異なります。そこで今回は、自分の目的にあった双眼鏡の選び方をご紹介。また、初心者にもおすすめの双眼鏡もピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてください。

双眼鏡の用途

双眼鏡は旅行やアウトドア、コンサート、スポーツ観戦、バードウォッチング、天体観察など、さまざまなシーンで活躍します。いずれも双眼鏡があると、細部までしっかり見ることでき、裸眼では把握できないものをしっかりカバーしてくれるのが魅力。しかし、選び方を知った上で双眼鏡を購入しないと使い心地が悪く、結局アクティビティを十分に楽しめない可能性もあります。

なお、室内で見るのか、野外で見るのかなどの条件によってベストな双眼鏡は異なります。双眼鏡の倍率が高ければ高いほどよいというわけではないので、自分がどんなシーンで双眼鏡を使うのかを想定し、それに則した選び方を考慮することが重要です。

双眼鏡の選び方


倍率

双眼鏡の選び方としてまず考えたいのは倍率です。双眼鏡を手持ちで使いたい方は「10倍まで」の倍率がおすすめ。反対に、倍率が高すぎると手ぶれが大きかったり視界が狭くなったりするので、注意しましょう。なお、倍率の高い双眼鏡を使う場合は、三脚などで固定して使うのがおすすめです。

対物レンズ有効径

双眼鏡を選ぶ際には「対象物をより鮮明に見たいかどうか」も挙げられます。そのときにチェックしたいポイントが「対物レンズ有効径の大きさ」です。対物レンズとは見る対象側にあるレンズのことで、その直径のことを「対物レンズ有効径」といいます。

双眼鏡の有効径が大きくなればなるほど、対象物を鮮明に確認することが可能。ただし、その分レンズサイズが大きいということになるので、持ち運びが少し大変なこともあります。双眼鏡の選び方を考える上では「携帯に便利なモノを優先したいか」なども考えましょう。

視界の広さ

双眼鏡を動かさずに見たときの範囲を「実視界」と呼びます。この実視界が広くなるほど、より広い範囲を見渡せます。コンサートやスポーツ観戦など、広い範囲を見渡したい場合はこの実視界が広い「広角タイプ」の双眼鏡を見るのがおすすめの選び方です。

明るさ

選び方は双眼鏡を使用するシーンによっても変わります。劇場や美術館などは屋内で双眼鏡を使用する場合は、集光力が必要なため「ひとみ径」が大きめの双眼鏡を選ぶのがおすすめです。また、天体観測など夜間の使用の場合は、さらに大きなサイズの双眼鏡がベター。暗いところで使用する際はひとみ径が7mmほどある双眼鏡がよいといわれています。

初心者におすすめの双眼鏡

オリンパス(OLYMPUS) RCII

移動や荷物の多い旅行におすすめなのが、オリンパスの双眼鏡。折りたたみ式で190gとかなり軽量な双眼鏡なので、持ち運びに便利です。また、暗い場所でも見やすいように設計されており、劇場や美術館などの使用にも向いています。

メガネを使用している方にも配慮した「目当てリング」という機能も特長。メガネ使用時は、双眼鏡に付いているリングを収納することで目と双眼鏡レンズ間の最適な距離を保てます。なお、最大倍率8倍、対物レンズ有効径21mm、実視界6.3°です。

ヴィクセン(Vixen) アリーナ WP13503-5

アルミダイキャストを素材に採用することによって、耐久性がありながらも210gと軽いヴィクセンの双眼鏡。マルチコート構造を採用することで、光の損失を抑え暗めのシーンでも視認性を確保します。

焦点の合う距離が最短3.6mほどと非常に近いので、コンサートから美術館、博物館など屋内の使用にもおすすめ。倍率は8倍、対物レンズ有効径21mm、実視界6.3°。カラバリエーションが豊富なので、男女問わずに使えるおすすめの双眼鏡です。

ニコン(Nikon) アキュロンT11 ACT11BK

一眼レフカメラなどでも人気の高いニコンの双眼鏡。スポーツ観戦にとにかく便利です。ズームレバーが付いているため双眼鏡を覗きこみながら、スムーズな倍率調節が可能。決定的なシーンをしっかり捉えることができます。

全体を見渡す際には低倍率、細部を観察する時には高倍率などシーン別の調整が可能なので、最初の1台としてもおすすめ。倍率は8-24倍、対物レンズ有効径25mm、実視界4.6°です。

オリンパス(OLYMPUS) 10×42 EXWPI

バードウォッチングや天体観測など、アウトドアに適した双眼鏡。レンズ有効径は42mmと大きめに設計されているため、対象物をより鮮明に見ることができます。双眼鏡内部には窒素ガス封入式の防水加工が施されており、川辺などでも安心して使えるのもポイントです。

レンズにはUVカットレンズを採用しており、屋外で使う方には十分な機能が揃っているのでおすすめ。倍率は10倍、対物レンズ有効径は42mm、実視界は6°です。