パーキンソン病患者のためのスマートリング。

脳内の神経伝達物質の減少により信号がうまく伝わらず、体のスムーズな動きが失われていくパーキンソン病。日本では1000人に1人、推定10万人以上の患者がいるとされる進行性の病気です。あのマイケル・J・フォックスやモハメド・アリもこの病と闘っていることを知る人は多いのでは? そのような事実にインスパイアされた Utkarsh Tandon 氏は、その症状に対処するための助けとして、パーキンソン病患者のためのスマートリング OneRing を開発しました。では、さっそく見てみましょう!

薬物治療

ドーパミンの減少により、手足の震えや体の動きが遅くなる、運動症状があることが知られるパーキンソン病。残念ながら完治する治療法はまだ確立されていないとされています。

そこで用いられているのが、そのような症状に対処するための薬物治療。患者の年齢、症状、活動量に合わせて、さまざまな薬を、種類や量、組み合わせで処方します。

正確な処方のために

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開発チームは、その処方をより正確なものにするために、1日の症状を記録することが役に立つことに注目。

震え・動作緩慢・こわばり、などの症状の種類はもちろん、どの時間帯に各々の症状があらわれていたのかを記録していきます。

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その記録から、一定の期間の症状のあらわれ方の傾向をみて、医師はどのタイミングで、どの薬を処方するかを決定でき、適合した投薬のおかげで症状をより軽くできる可能性があります。

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Bluetooth接続されたiPhoneのアプリで時間ごとの記録をレポートにまとめてくれる OneRing は Kickstarter のプロジェクト。ぜひ製品化に成功してほしいですね!