CDよりも高解像度、広帯域の高音質音源であるハイレゾ。ネット配信の広がりと、対応機器の普及により注目度が高まっています。これまでになく高精細で、リアリティーの高い音を聴くことができる点が特徴です。

今回は、最新のハイレゾ音源を十分に堪能できるハイレゾ対応ヘッドホンのおすすめ機種とその選び方をご紹介します。

ソニーのおすすめハイレゾ対応ヘッドホン

ソニー(SONY) 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 MDR-1A

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商品価格 ¥ 21,615

人気の高いハイレゾ対応ヘッドホン。ソニーはオーディオメーカーのなかでも特にハイレゾに力を入れています。SACDのオリジネーターもソニーです。ソニーは、自前でハイレゾ配信サイトを運営していることもポイント。ハイレゾ=ソニーと言っていいほどの存在です。

本機は、ハイレゾの魅力を幅広いユーザーに浸透させるべく開発された戦略機。広帯域40mm径HDドライバーユニットにより、ハイレゾ対応スペックを遥かに超える100kHzの超高域までの再生が可能なんです。ハイレゾを存分に楽しめる高音質とコスパの高さが魅力。装着感のよさや、携帯性への配慮もさすが。ハイレゾ対応ヘッドホンならまずこれがおすすめです。

ソニー(SONY) ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン MDR-100ABN-L

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By: sony.jp

商品価格 ¥ 32,780

ノイズキャンセリング機能を搭載したBluetoothヘッドホンでありながらハイレゾにも対応。この3つを満たした、世界唯一のヘッドホンです。Bluetoothの伝送に、ハイレゾ対応「LDAC」を採用しているのもポイント。プレーヤーもLDACに対応している必要がありますが、Bluetoothでハイレゾ対応のヘッドホンを実現しているのもソニーだけです。

40mm HDドライバーユニットの搭載により、有線接続時でもハイレゾを存分に楽しめる高音質。ハイレゾと便利さの両立が欲しい方には一番おすすめの商品です。

ソニー(SONY) 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 MDR-Z7

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商品価格 ¥ 47,501

ソニーのヘッドホン最上位機。もちろんハイレゾ対応です。大口径70mmの「HDドライバーユニット」を採用することにより再生周波数は4Hzから100kHzと、ハイレゾ基準をはるかに上回る超ハイスペック。世界一の高域再生能力が自慢です。

話題のヘッドホン・バランス接続にも対応。対応する高級ヘッドホンアンプと接続すれば、より高精細な高音質が楽しめます。余裕のある自然な音質により、全ての音楽を心ゆくまで楽しめます。

ソニー(SONY) 密閉型ヘッドホン USB-DAC機能搭載 MDR-1ADAC

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By: sony.jp

商品価格 ¥ 29,280

人気のMDR-1Aをベースにハイレゾ対応USB-DAC/ヘッドホンアンプが一体化。ハイレゾ再生のために別に機器を用意する必要がありません。192kHz/24ビットまでと、5.6MHzまでのDSDに対応。ハイレゾに対応する独自のフルデジタルアンプ「S-Master HX」も搭載しています。接続はPCだけでなく、ウォークマン、iOS機とも可能です。ヘッドホンの内容、音質はMDR-1A同等。

普通のヘッドホンとしても使えるので、他の機器との接続も楽しめます。これ1台でハイレゾが楽しめるヘッドホンとしておすすめです。

パナソニックのおすすめハイレゾ対応ヘッドホン

パナソニック(Panasonic) 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 RP-HD5

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商品価格 ¥ 8,389

リーズナブルでコンパクトなハイレゾ対応ヘッドホン。上位機のノウハウを投入することで、1万円以下の価格を実現しています。また、オーバーイヤー型の密閉型ながら、携帯性を意識した小型で、本体も228gの軽量設計です。折り畳み機構があるのもハイレゾ対応機として特筆もの。新開発の40mm径HDドライバーによる、中高音を際立たせた高音質が魅力です。

独自のHSアジャスト機構も上位機譲り。ヘッドバンドを水平方向にスライドさせることにより快適な装着感が簡単に得られます。ポータブル使用をしたいハイレゾ初心者におすすめ。

パナソニック(Panasonic) 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 RP-HD10

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商品価格 ¥ 15,747

ソニーのライバル、パナソニックによるハイレゾ対応ヘッドホン。独自の超多層フィルム(MLF)振動板を採用した50mm径のHDドライバーユニットを搭載しています。これにより、ハイレゾに適した、高い応答性による、広帯域で高解像度な再生音を実現。ハイレゾの高音質をわかりやすく聴かせてくれます。

ヘッドバンドをスライドさせることで高いフィット感を簡単に得られる機構もポイント。先進の高性能機でありながら、高価すぎないことも人気の理由です。サービス感溢れるヘッドホンとしておすすめ。パナソニック製品がほしいと考えている人には真っ先に検討する製品です。

フィリップスのおすすめハイレゾ対応ヘッドホン

フィリップス(PHILIPS) 密閉型ヘッドホン オンイヤー Fidelio F1

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商品価格 ¥ 11,322

比較的珍しい海外メーカー製のハイレゾ対応ヘッドホンです。コスパの高いイヤホンが人気の、オランダのフィリップス。CDのオリジネーターであり、長い歴史を持つ本格オーディオブランドです。本機はハウジング内にバスレフ構造を持つことで低音再生も充実。ハイレゾは高域ばかりでないことを主張しています。

低反発フォームイヤーパッド、アルミ二ウム製ハウジング、高品質レザーを使用したヘッドバンドなど、高品位で使いやすい構造も魅力です。1万円程度と、ハイレゾ対応ヘッドホンにしては安価なことも大きなポイント。また、ハイレゾ対応ヘッドホンにしては珍しい、コンパクトなオンイヤータイプです。屋外使用にも向いています。コスパと品位を両立したヘッドホンとしておすすめ。

フィリップス(PHILIPS) 開放型ヘッドホン Fidelio X2

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商品価格 ¥ 27,590

人気メーカー、フィリップスによるハイレゾ対応ヘッドホン。ハイレゾ対応としては珍しい、開放型であることがポイントです。ドライバーの後ろで増加する空気圧を排除する音響オープンバック設計により、透明感の高い空間性を聴かせるのも魅力。多層ポリマーダイヤフラムによる原音に忠実な高音質も見逃せません。

通気性の高いベロア製クッションは、快適な装着感はもちろん、見た目の上質感にもつながっています。低価格イヤホンが人気のフィリップスの、本格オーディオメーカーとしての地力を発揮した名品です。

オーディオテクニカのおすすめハイレゾ対応ヘッドホン

オーディオテクニカ(audio-technica) ハイレゾ対応ヘッドホン SOLID BASS ATH-WS1100

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商品価格 ¥ 22,800

重低音再生を重視したことが特徴のハイレゾ対応ヘッドホン。「圧倒的な低域表現」をコンセプトにした「SOLID BASS」シリーズの機種です。重低音と超解像度のハイレゾ再生を両立させるという大型の高磁束磁気回路を搭載しています。

パワフルな低音から、超高域までのワイドレンジ再生も実現。剛性の高いアルミニウム材を組み合わせた堅牢なデュアル・エンクロージャー構造による中域の歪のなさも特筆ものです。

ハイレゾ対応ヘッドホンというと、超高域再生能力ばかりに力が入りがちななかで、低音を打ち出した音質設計が存在感を高めています。ハイレゾで重低音なら真っ先におすすめです。

オーディオテクニカ(audio-technica) オープン型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 ATH-AD1000X

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商品価格 ¥ 32,690

40kHz再生をクリアするハイレゾ対応の開放型ヘッドホン。オーディオテクニカは開放型ヘッドホンを得意とするだけに、開放感と自然な音質という、この方式ならではの利点を存分に堪能できます。開放型で弱くなりがちな低音再生能力も高く、音質的な弱点のないヘッドホンとしてもおすすめ。音漏れは大きいので、人前での使用は避けましょう。開放型の定番として幅広くおすすめします。

オーディオテクニカ(audio-technica) ハイレゾ対応ヘッドホン ATH-ESW950

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商品価格 ¥ 36,980

携帯使用向けの高級ハイレゾ対応ヘッドホンです。オンイヤータイプの密閉型。折りたたみ可能なスイーベル機構も採用し、本体も160gと軽量です。また、携帯型プレーヤーのアンプ部に付加のかからない設計により、どのような機器でも音量不足になりにくいのもポイント。楽器にも使用されるシカモア木材を採用したハウジングは美しさと響きのよさを両立しています。

一体型ヨークの高磁力42mm径ドライバーがハイレゾの高音質をしっかりと聴かせてくれますよ。屋内用にも十分に高品位なポータブルヘッドホンとしてもおすすめ。

JVCケンウッドのおすすめハイレゾ対応ヘッドホン

JVCケンウッド(KENWOOD) 密閉型ヘッドホン ハイレゾ対応 WOOD 01 HA-SW01

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商品価格 ¥ 58,029

木の振動板を採用した個性派のハイレゾ対応ヘッドホンです。木の振動板は、楽器の高度な再現性が期待できる一方、実用化は困難でした。JVCケンウッドは世界で唯一実用化に成功。ヘッドホンをはじめ多数の製品で採用しています。アコースティック楽器を中心に、他にはないリアリティーで高い人気です。

本機ではハイレゾに対応すべく「大口径ウッドドームユニット」を新たに開発して搭載。1T(テスラ)を超える高い磁束密度の時期回路も相まってハイレゾの素晴らしさをくまなく描き切ります。ナチュラルな楽器の再現性を楽しみたい方におすすめです。

JVCケンウッド(KENWOOD) ハイレゾ対応ヘッドホン HA-MX100-Z

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商品価格 ¥ 24,800

ジェイブイシーとビクタースタジオが共同開発した、ハイレゾ対応スタジオモニター向けヘッドホン。音のプロが使うヘッドホンとして必要な、高い情報量をベースにした正確でリアルな高音質が特徴です。ビクタースタジオのエンジニア達が実聴を繰り返してチューニングした音はまさに本物。

独自のモニタードライバーユニットとサウンド・ディフューザーによって、最新のハイレゾ対応スペックも身に着けています。誇張のない自然な音質は音楽鑑賞用にも最適。販売経路がやや限られていますが、幅広くおすすめしたい逸品です。

スタックスのおすすめハイレゾ対応ヘッドホン

スタックス(STAX) コンデンサー式イヤースピーカーシステム SRS-3100

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商品価格 ¥ 65,610

コンデンサー型のヘッドホンシステム。一般的なダイナミック型に比べて、より繊細な音を再現できるのがコンデンサー型です。専用アンプが必要なことと、開発が難しいことから現在国内ではスタックスだけが販売。その人気と評価は高く、高級ヘッドホンの定番を長年維持しています。

本機はスタックスの最エントリー機ながら、コンデンサー型ならではの繊細で緻密な高音質を十分に楽しめます。41kHzまで伸びた高域もハイレゾに対応。部屋でじっくり細やかな音を堪能したい方におすすめの商品です。

スタックス(STAX) イヤースピーカーシステム SRS-5100

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商品価格 ¥ 144,828

コンデンサー型のヘッドホン。繊細で透明感の高い高音質が特徴のコンデンサー型ヘッドホン。専用アンプとセットです。高度なノウハウが必要ですが、スタックスは長年この方式にこだわり、定番メーカーとして君臨しています。遮音性が皆無の開放型で、本体も大きく、扱いが難しい面も。それでも音の魅力は大きいんです。

最新型の本機でも、他では得られない極めて高精細な音を基本に、どこまでも広がっていく空間性の表現は、スピーカーさえ凌駕します。室内で腰を据えてハイレゾを聴きたい方に、おすすめの逸品です。

その他メーカーのおすすめハイレゾ対応ヘッドホン

サトレックス(SATOLEX) ハイレゾ対応ヘッドホン DH297-A1DR

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商品価格 ¥ 14,990

隠れた実力派メーカー、サトレックスによるハイレゾ対応ヘッドホンです。聞き慣れないブランド名ですが、実際には長年にわたり他社のOEM元として活躍してきたホシデンの自社ブランド。技術面での蓄積は一級レベルです。

CCAWボイスコイルと40mm径ネオジムマグネットを採用した高品位ドライバーでハイレゾに対応。オーバーイヤータイプでありながら180gの軽量も特徴です。

かけ心地と材質、形状にもこだわったイヤーパッドも上質。リケーブルにも対応し、不意の断線も防げます。価格もほどよい設定で、大メーカーがやらないポイントにうまく目を付けた戦略機。用途に合うならおすすめしたい好機種です。

パイオニア(Pioneer) 密閉型ヘッドホン SE-M531

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商品価格 ¥ 1,893

リーズナブルなヘッドホンながらも、ハイレゾ対応相当のハイスペック機。CCAWボイスコイルを採用することで、広帯域でクリアな再生を実現し、再生周波数帯域が7~40000Hzのワイドレンジさです。

強磁力希土類マグネットを採用した40mm径のドライバーユニットを塔載することで、スケール感もたっぷり。「POWERFUL BASSダクト」により重低音再生もパワフルです。ベロア素材のイヤーパッドも快適な装着感。

驚くべきはこれだけの性能、装備、音質でなんと実売2000円程度なことです。ハイレゾロゴマークなしの実質的な対応機のなかでも最高のコスパ。とにかく安価にヘッドホンでハイレゾを聴きたい方におすすめします。

エレコム(ELECOM) ハイレゾ対応 ステレオヘッドホン EHP-F/OH1000MSV

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商品価格 ¥ 9,698

ハイレゾロゴマークを付けているヘッドホンとして現在最安価クラスの機種。チタンコート振動板を採用した口径43mmのダイナミックドライバーを搭載しています。キレのある低音を基本に、低域から高域まで幅広い音域を繊細かつダイナミックに表現。ハイレゾ音源の臨場感を存分に堪能できますよ。

柔らかでムレやベタつきのないプロテインレザー素材のイヤーパッド、ステンレス素材のヘッドバンドアームなど、価格を超えた上質感も魅力。つぼを抑えた高品位な内容は、パソコン周辺機器を得意とするブランドから連想されるイメージを覆す意外性です。穴場的な機種としてもおすすめします。

オッポ(OPPO) 密閉型平面磁界駆動方式ヘッドホン PM3

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商品価格 ¥ 58,800

平面磁界駆動方式を採用したハイレゾ対応ヘッドホン。音質的メリットは大きいながらも、製品化のノウハウが難しいために参入メーカーの少ない平面型であることが最大の特徴です。55mm径の高能率新型ユニットにより、50kHzまでの高域の伸びとポータブル機でも容易に駆動できる使いやすさを実現しています。折り畳み対応のコンパクトデザインも魅力。

構造と素材を厳選したヘッドバンドとイヤーパッドにより、長時間使用でも疲れません。外でも使える高品位なヘッドホンとしてもおすすめです。

ゼンハイザー(Sennheiser) ダイナミック・オープン型ヘッドホン HD 800

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商品価格 ¥ 125,000

世界的な人気ヘッドホンメーカーによる、最高級クラスの開放型ヘッドホン。開放型のオリジネーターだけに、長年のノウハウと高度な技術がふんだんに投入されています。高級ヘッドホンの定番機としても人気です。

ハイレゾロゴマークはつけていませんが、高域は51kHzまでの再生能力と、全く問題のない高性能。56mmと業界最大のリング状トランスデューサーによって、圧倒的な臨場感と精細感でハイレゾ音源の素晴らしさを描き切ります。

ハイレゾとは

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ハイレゾとはハイレゾリューションオーディオ(High-Resolution Audio)の略。高い解像度(音の細かさ)と広帯域で再生できるオーディオ音源という意味です。具体的には、従来のCDを超える規格の音源を指します。

CD音源は、PCMデジタルという規格で量子化ビット数16bit/サンプリング周波数44.1KHz。実はこのスペックでは自然界の音を十分に記録できませんでした。少なくとも人間の聴取能力をカバーしていればよいのですが、音の細かさを司る量子化ビットは20bit以上が人間の能力だとされるので、不足しています。

収録可能な高域限界を決定するサンプリング周波数は、CDでも人間の聴取能力(20kHz)をカバーしているとされていました。ところが、近年の研究で人間は20kHz以上の音も体で感知して、音楽においても心地よさに影響していると発表されています。音のリアリティーに関与しているとする説もあるんです。

ハイレゾ音源の入手法と再生方法

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By: amazon.co.jp

オーディオ業界ではこの事実を受け止め、2000年代以降、ハイレゾ音源の制作と販売を始めました。SACDもそのひとつです。現在はネット配信が主流で、音源スペックはPCM系で24bit/96kHz以上が一般的。また、DSD方式のデジタル音源もハイレゾに含まれます。

聴けばその違いがわかります。CDよりも細かい音が聴こえ、ホールの空気感も一層感じ取れます。楽器の実体感、質感も、よりリアルです。つまり、これまで体感していた以上の高音質。テレビの高解像度化を、音でも感じ取れると言えばイメージできるでしょう。

なお、ハイレゾ音源をハイレゾ本来の音質で聴くためには、ハイレゾ音源のファイルを用意したうえでプレーヤー側、ヘッドホン側の両方がハイレゾ対応であることが必要です。

ヘッドホンの選び方

ヘッドホンの構造で選ぶ

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ヘッドホンにはハイレゾに関わらず、音質に影響する2つの大きな構造の違いがあります。それは外部の環境との密閉度の違いです。

密閉度の高い密閉型は遮音性が高く音漏れが少ないので、人前での使用も可能です。音は、細かい部分の描写力と低音再生能力に優れます。一方、空間の広がりを感じにくく、こもりやすいのが欠点。密閉度の低い開放型は音漏れが大きく、室内向けです。スピーカーのような空間性の広がりが得られやすく、伸びやかな音が特徴。そして、ハイレゾは「細かい音」「空間性」のどちらも高度に含みます。

どちらを重視するかによっても選ぶ構造は違ってくるでしょう。ただ、メーカー、機種ごとの音作りの違いもかなり大きいので、構造の違いを念頭に置いた上で実際に試聴することをおすすめします。

装着感で選ぶ

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ハイレゾ対応ヘッドホンは、高性能を実現するため、大型でやや重いオーバーイヤー型が主流です。ゆったりとした装着感が得られることが多いですが、長時間使用では重量感によって疲労感を感じる場合もあります。密閉型の場合は蒸れを感じることもありますね。ヘッドホンは一般的にも装着感は音質同様に重要です。ハイレゾ対応機では大型であることに留意して、実際に量販店で装着して確認して選ぶとよいですよ。

ハイレゾヘッドホンの選び方

「ハイレゾロゴマーク」があると「ハイレゾ対応ヘッドホン」

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By: amazon.co.jp

ハイレゾに関して、音源側、再生機器側の両方について、電子情報技術産業協会(JEITA)と日本オーディオ協会(JAS)が定義を作成するとともに、条件を満たす機器に「ハイレゾロゴマーク」の使用を認めています。つまり、「ハイレゾロゴマーク」がついているヘッドホンは確実に「ハイレゾ対応ヘッドホン」です。

ハイレゾロゴマークなしのハイレゾ対応機もある!

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ハイレゾ対応について業界が条件を策定したのは2014年です。そのため、それ以前に発売された40kHz再生可能なヘッドホンにはハイレゾロゴマークはありません。それでも、実際にはハイレゾ対応相当品です。また、海外メーカーのなかにはハイレゾロゴマークにこだわらないメーカーもあり、ハイレゾ対応能力があってもロゴマークはありません。

ロゴマークにこだわらない選び方を意識して欲しいのは、特に開放型ヘッドホンです。なぜか、開放型ヘッドホンのハイレゾ対応相当機は国内、国外メーカーともロゴマークのない製品が結構あるからです。開放型の音が好きな方は注意して選んでください。

「ハイレゾ対応」機の多いヘッドホンのタイプ

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ハイレゾ対応(ロゴの有無に関わらず)のヘッドホンは、本格的で大型のオーバーイヤー型が多いのが特徴です。こうしたタイプのほうがハイレゾ向けのスペックと高音質を実現しやすいためと、室内でじっくりと聴いて欲しいというメーカー側の意図もあってのこと。現状では屋外使用にも適したコンパクトで軽量な機種は限られています。

価格的には1万円以上のやや高価な機種が中心。数千円程度でもスペック的には満たしている機種もあるので、今後のより幅広い製品展開に期待です。

「ハイレゾ対応ヘッドホン」がやはりおすすめ

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By: amazon.co.jp

それでも、ハイレゾ音源の持つ素晴らしさを幅広いユーザーに伝えようという意図で開発されているのが最新のハイレゾ対応ヘッドホン。より細かい音の再現性や、高音域の伸びを意識した設計が施されているのが共通的な特徴です。これぞハイレゾ、というわかりやすい音を万人に提示してくれます。

ヘッドホンの音作りには意図的な方向性があるものなので、重要なことです。ハイレゾ音源を心ゆくまで堪能したい方には、ハイレゾ対応を謳うヘッドホンをまずはおすすめします。