近年始まった高級炊飯器の競争は衰えるどころかますます過熱しています。各メーカーはお米を美味しく炊くために、最新の技術と素材を惜しみなく投入し、しのぎを削って開発を続けている最中です。当然そうなってくるとお米を炊く性能はもとより、機能面においても各メーカーが独自の発想で、さまざまな機能を搭載してきています。蒸気レス炊飯器もその内の一つです。ここでは蒸気レスについての解説と、おすすめの蒸気レス炊飯器を紹介していきます。

そもそも蒸気レスとは?

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蒸気レスとはその名の通り、炊飯器を炊く際に発生する蒸気を抑えるための機能。その機能は蒸気をいかに外部へ逃がすかや、その発生を抑える、という考え方ではなく、発生した蒸気を水冷によって回収するという発想に基づいて設計されています。

蒸気の発生を抑えてしまえば、その分炊飯の温度を下げなくてはなりません。逃がせば結局炊飯器によって湿気が発生してしまいます。水冷式は温度を下げずに湿気も生み出しません。さらにこの方式を採用することで、以前よりお米本来の旨味や甘みを引き出すことにも成功しています。性能と機能の両方を兼ね備えた、まさに理想的な方法と言えるのです。

蒸気レスを生み出した三菱。実は高級炊飯器のさきがけ的メーカー

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さてその蒸気レスですが、開発したのは三菱です。各メーカーが炊飯器の機能面に熱を出している頃に、三菱は内釜に本炭素材を採用した炊飯器を開発しました。その頃の炊飯器は高くても6万が限界。ですが三菱が開発したこの炊飯器は10万円と、なんと高級炊飯器の単価を4万も押し上げることになったのです。

しかしこの製品は大好評で、この出来事がきっかけとなり各メーカーが内釜にこだわることとなり、今の高級炊飯器合戦の流れが生み出されたのです。

蒸気レス。その利便性とデザインの関係

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蒸気レスによって置き場所を選ぶ必要がなくなりました。つまり換気扇の傍や窓の近く、キッチンなどに置く必要がなくなったのです。三菱はそのメリットも考慮していたのでしょう、デザインも従来の炊飯器とはまるで違う、正方形のスタイリッシュな形状をしています。そのことがさらなる話題を呼び、蒸気レスをますます印象付ける結果になったのでした。

他のメーカーも乗り出した蒸気レス

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それまでの炊飯器は蒸気が出るのが当然でした。蒸気のせいで置き場所も限られてしまい、室内の湿気も上がり、夏場は特にうっとうしかったですよね。蒸気レスはそのわずらわしさから解放される、まさに画期的な機能です。購入者もそれ以外の人からも好評を博し、それを見た他メーカーも次々と動き出しました。名称こそ違えど、その機能は同じ。現在では日立や象印などもこの機能を搭載しています。

おすすめの蒸気レス炊飯器

三菱電機(MITSUBISHI) 蒸気レスIHジャー炊飯器 NJ-XS104J-R

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蒸気レスを生み出した三菱製の炊飯器です。特徴はやはり蒸気レスであることと、おしゃれなインテリアとしても通用するデザイン。蒸気レスは味も、機能も、両方備えた画期的な機能です。室内の好きな場所に設置して、おいしいごはんを味わうのはなんとも魅力的です。

日立(HITAChI) 蒸気カットジャー炊飯器 RZ-VV100M

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日立製の蒸気レス機能を搭載した、極上炊きというブランドの炊飯器です。こちらの製品もしっかりと実証実験と検証を行った上で蒸気レス機能を搭載しているので、後追いといえど蒸気は発生しません。蒸気レス機能が欲しいのであればこちらの炊飯器でも十分です。

象印(ZOJIRUSHI) 圧力IH炊飯ジャー NP-NC10-TC

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象印製の蒸気レス機能を搭載した炊飯器になります。象印は蒸気セーブという名称で、蒸気レスを搭載しています。象印はほとんどの製品に蒸気レス機能を搭載しているのが特徴で、本家を乗っ取る勢いで蒸気レス機能を普及させています。象印の炊飯器は信頼性が高いのも特徴です。