日本の生活家電の代表的存在である炊飯器。ただお米を炊き上げるというだけでなく、お米の甘味や旨味を上げるために必要な機能が開発されるなど、日々進化しています。その機能は、大火力や圧力を使った炊き上げ、長時間の保温などさまざま。

蒸気レス炊飯器もその内の一つです。今回は、蒸気レスの仕組みと、おすすめの蒸気レス炊飯器をご紹介します。

おすすめの蒸気レス炊飯器

三菱電機(MITSUBISHI) 備長炭 炭炊釜 NJ-XS108J

商品価格 ¥ 75,481

蒸気レス炊飯器の先駆け的存在である、三菱の蒸気レス炊飯器。高温の蒸気に触れる危険を防止する機能や、収納家具などに結露しないなどの工夫が評価されています。四角いため空きスペースにすっぽり入る点も魅力。

蒸気レスの安全面に加えチャイルドロックがあるので、小さな子どもがいる家庭におすすめです。蒸気レス以外にも、お米に超音波振動を与え旨みを引き出す機能や、時期によって炊き方を変える季節炊き機能などを搭載。玄米や発芽米に対応した、炊き上げ機能も付いています。

象印マホービン(ZOJIRUSHI) 極め炊き NP-BF10

炊くたびに好みの味に近づく「わが家炊きメニュー」が搭載されている象印の蒸気レス炊飯器。前回食べたお米の味をアンケート形式で回答すると、炊き方が微調整され、最大49通りの炊き上がりを楽しめます。

内釜の外面には釜内の炊きムラを抑える鉄、内面には水を弱アルカリ性に変えるプラチナが使われ、ご飯の甘み成分をアップさせる仕上がりに。保温メニューは30時間おいしく保温できる機能など3種類あります。

象印(ZOJIRUSHI) 極め炊き NW-AS10

象印独自の羽釜形状の内釜に、伝統工芸の南部鉄器を使用した蒸気レス炊飯器。1450Wの大火力と、1.5気圧の高圧力でお米の甘み成分がアップし、ふっくらとした甘み豊かなご飯が炊けます。

おすすめのポイントは、ボタンを軽く押すだけでふたが自動で閉ま機能や、冷めてもお米が固くなりにくいお弁当炊き上げメニューなどの機能があります。121通りの「わが家炊きメニュー」を搭載しているので、自分好みの炊き加減を追求したい方におすすめです。

日立(HITACHI) RZ-YG10M

商品価格 ¥ 21,800

蒸気と熱を閉じ込めて1.2気圧、105度まで加熱し、ご飯を焚き上げる東芝の蒸気レス炊飯器。5.5号焚きですが、2合でもおいしく炊ける少量炊飯機能を搭載しているので、1人や2人など少人数でも使うことがある方におすすめです。

炊き上げメニューは3種類で、お米を短時間浸してから焚き上げる「極上しゃっきり」、お米を約60度の高温で浸し焚き上げる「極上ふつう」、お米を50分浸し焚き上げる「極上もちもち」があります。

また、釜には水の量で固さを調整できるように、かため・ふつう・やわらかめのメモリが付いています。

日立(HITACHI) 打込鉄釜 ふっくら御膳 RZ-YW3000M

商品価格 ¥ 53,670

日立の蒸気レス炊飯器は、蒸気が少し出る蒸気セーブモデルもありますが、この炊飯器は蒸気カットモデルです。少量炊飯機能や圧力スチーム機能を搭載。圧力スチームを搭載した炊飯器は各メーカーにありますが、気圧を下げずにスチームを保温時に活用できるのは日立の特徴です。

ご飯の乾燥を抑えるスチーム保温は40時間可能。炊き終わった後もお米のツヤを保てます。

タイガー魔法瓶(TIGER) tacook JAJ-A552

商品価格 ¥ 6,700

ご飯を炊き上げながら、同時におかずも作れる炊飯器。電気代が節約できるエコ炊き機能を使うことで、蒸気レス炊飯器の機能を果たします。

おすすめの機能は、簡単調理が可能なチャーハンやリゾットが作れるメニュー、カレーなどの煮込み料理や、ケーキが作れるメニュー。そのため、簡単にバラエティ豊富な料理を楽しめます。3合炊きと少量炊きなので、一人暮らしの方におすすめです。カラー展開はシンプルな3色。

タイガー魔法瓶(TIGER) 炊きたてミニ JAI-R551

商品価格 ¥ 6,980

リーズナブルな価格で一人暮らしの方におすすめの炊飯器。機能は、エコ炊きや早炊きなど9種類の炊き上げメニューの他に、予約機能と12時間保温機能のようなシンプルな機能のみが搭載されています。

通常の白米メニューに比べ、蒸気を約30%カットする機能がついており、蒸気レス炊飯器として使いたい方にもおすすめです。

蒸気レス炊飯器の特徴

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蒸気レス炊飯器とは、その名の通り今まで当たり前だった炊飯器からの蒸気を抑える炊飯器です。先進的な炊飯器を開発する三菱が2010年に販売。真四角なデザインで人気を博し、三菱の高級炊飯器といえば蒸気レスと言われるほどです。

三菱の蒸気レス炊飯器は、炊飯中に発生する蒸気を水に戻し水タンクに回収する仕組みで、水冷式蒸気回収システムと言われています。このシステムなどの蒸気レス炊飯器技術は三菱の特許ですが、他メーカーも蒸気を抑えた炊飯器を販売しています。

日立の蒸気レス炊飯器は、炊飯中の蒸気を内蓋の給水レスオートスチーマーに溜めておき、蒸らしや保温時に再利用するシステムを搭載。蒸気カット炊飯器と言われています。日立はそれ以外に蒸気を抑える蒸気セーブ炊飯器なども販売しており、象印やタイガーでも同じような炊飯器を販売しています。

蒸気レス炊飯器のメリット

今までの炊飯器では、蒸気を外に逃がす際に湿気が発し、壁などが濡れてしまうなどのデメリットがありました。また、小さなお子さんのいる家庭では熱い蒸気に子どもが触れてしまう危険性も。蒸気レス炊飯器は、蒸気を外に出さないことによりその点を解消しています。

さらに、蒸気を丸ごと水タンクに回収するタイプの三菱の蒸気レス炊飯器は、余分な湿気が発生しないため、お米の甘みや旨がUPしています。日立の蒸気カット炊飯器は、蒸気レス炊飯器の基本的な機能に加え、別に蒸気を再利用するスチーム保温を搭載しています。

これにより、長時間の保温で美味しさが低下したご飯でも、炊きたてのように美味しく食べることができます。蒸気セーブ炊飯器では蒸気レス、蒸気カットに及びませんが、狭い部屋でも蒸気が気にならず炊けると人気です。

蒸気レス炊飯器の選び方

生活スタイルや置く場所などで蒸気レス炊飯器を選びましょう。キッチン以外の場所で炊飯器を使うなら、蒸気量が1番少ない三菱の蒸気レス炊飯器をおすすめします。デザインはリビングに置いても違和感がない点が魅力。

日々のお手入れの楽さで選ぶなら、日立の蒸気カット炊飯器をおすすめします。三菱の蒸気レス炊飯器は、水タンクがあるので普通の炊飯器よりお手入れが大変です。しかし、日立の蒸気カット炊飯器には水タンクがなく、内蓋に水分を溜めておく方式。お手入れは内蓋を外し洗うだけで手間いらずです。

一人暮らしの方は、高級炊飯器よりも、リーズナブルな値段やコンパクトサイズの象印やタイガーの蒸気セーブ炊飯器がおすすめ。ワンルームなどでは、生活用品と炊飯器の置き場所が近い場所にあるので、蒸気が少ない炊飯器にすると快適に過ごせます。