省スペースで設置でき、臨場感あふれるサウンドを楽しめる「壁掛けスピーカー」。サラウンドに対応した本格的なホームシアタースピーカーから、モバイルデバイスとの接続に便利なBluetooth対応モデルまで、さまざまな製品が販売されています。
今回は、おすすめの壁掛けスピーカーをご紹介。取り付け方法やタイプなど、選び方のポイントについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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壁掛けスピーカーのメリット
壁掛けスピーカー最大のメリットは、壁面スペースを有効活用できる点。ローボードやデスク上に設置する必要がなく、部屋をすっきりと見せられるのが魅力です。
また、壁掛けスピーカーは棚や台、デスクと接する面がないので、共鳴や共振による音質の劣化が少なく、クリアで聴き取りやすいサウンドを楽しめます。
壁掛けスピーカーの選び方
タイプで選ぶ
パッシブタイプ
別途アンプを必要とする「パッシブタイプ」の壁掛けスピーカーは、迫力のあるサウンドが魅力。アクティブタイプに比べると高額なモデルが多い傾向にありますが、数万円で購入できるコスパに優れたモデルも多数存在します。
比較的高音質で原音に忠実な点もメリット。スピーカーだけでなく、アンプにもこだわりたい方におすすめです。
アクティブタイプ
スピーカー本体にアンプを内蔵しているのが「アクティブタイプ」。Bluetooth対応モデルのほか、充電式・USB給電式など、手軽に使える製品が豊富にラインナップされています。音質においてはパッシブタイプに劣りますが、比較的低価格なモデルが多いのがメリットです。
別途アンプを購入する必要がないので、コスト面を重視する方にもぴったり。また、ホームシアター用のサウンドバータイプであれば、音質面でも優れているのでおすすめです。
一体型か分離型かで選ぶ
壁掛けスピーカーには、左右のユニットが分かれている「分離型」と、1つの筐体内に2本のスピーカーを搭載している「一体型」があります。
ステレオ再生における音場の広がりを求める方には、左右のスピーカー間にスペースを持たせられる「分離型」がおすすめ。2台分の設置作業が必要なので手間はかかりますが、臨場感に優れています。
「一体型」は、音質の面では劣るものの、設置作業が1台で済み、手軽にステレオサウンドを楽しめるのがメリット。コスト面でも優れているので、初めて壁掛けスピーカーを購入する方にもおすすめです。
取り付け方法で選ぶ
穴開けタイプ
穴開けタイプは、壁面に穴を開けて取り付けるので、壁の材質チェックが必要。壁面の強度が足りず、スピーカーの重量に耐えられない場合には、ボードアンカーを利用して強度アップを図る必要があります。
スピーカーを壁面に取り付けるためのブラケットやネジが付属しているモデルであれば、別途取り付け器具を用意する手間が省けて便利です。
吊り下げタイプ
「吊り下げタイプ」は、紐やフックで壁に掛けるタイプ。取り付けにブラケットやネジを必要としないので、壁に穴をあける必要がなく、賃貸住宅にもおすすめです。
壁面に掛ける場所さえあれば使用できるため、設置場所や部屋の変更も手軽に行えます。穴開けタイプに比べて音質面は劣りますが、コンパクトなモデルが多いので、携帯しやすいのもメリットです。
壁掛け・据え置き兼用タイプもおすすめ
壁掛け・据え置き兼用タイプは、部屋のレイアウトやインテリアに合わせて設置方法を変えられるのがメリットです。テレビボードや本棚にスペースがある場合、据え置きにすれば取り付け作業を省略できます。手軽に高音質を楽しみたい方にぴったりです。
また、テレビを壁面に設置しているようなケースでは、スピーカーを壁に掛けることでインテリアとしての統一感を演出することが可能。壁面にすっきりと収まり、部屋も広く使えるのでおすすめです。
デザインも重要
壁掛けスピーカーを選ぶ際にはデザインも重要なポイント。シンプルなデザインの製品は、さまざまなインテリアに合わせやすいのでおすすめです。さらに、薄型であれば圧迫感を受けにくく快適に使用できます。
アクティブタイプの製品には携帯できるモデルも多く展開されています。持ち歩く機会が多い方は、バッグなどの小物との相性も考慮して選んでみてください。
壁掛けスピーカーのおすすめ|パッシブタイプ
ダリ(DALI) オンウォール・スピーカー OBERON ONWALL
高級感のあるデザインが魅力の壁掛けスピーカー。壁に埋め込むように設置するため、インテリアの邪魔になりにくいおすすめの製品です。特許技術である「SMCテクノロジー」を採用。中音域の歪みを低減し、手軽にクリアなサウンドを楽しめます。
大口径のツイーターと「ウッドファイバーコーン」のダイアフラムを搭載しており、高いレベルのサウンドクオリティを実現。音質はもちろん、デザイン性にもこだわりたい方はチェックしてみてください。
ジェイビーエル(JBL) ホームオーディオ ラウドスピーカーシステム STAGE A120
映画や音楽を本格的なサウンドで楽しめるおすすめの壁掛けスピーカーです。独自開発の「ハイデフィニション・イメージング・ウェーブガイド・デザイン」と、25mmアルミドーム型ツイーターにより、リッチで臨場感あふれるサウンドを再現します。
また、「高駆動サブウーファー」を備えており、パワフルかつ高品質な低音域を実現。木製ツートンカラーのデザインもポイントです。比較的リーズナブルなので、コスパを重視する方にも適しています。
ジェイビーエル(JBL) JBL PROFESSIONAL Control 5-Y3
縦置き・横置きにも対応し、設置の自由度が高い壁掛けスピーカーです。1インチドーム型ツイーターのダイヤフラムに加えて、強くてしなやかなピュアチタンを採用。ウーファーには6.5インチドライバーを搭載しており、パワフルな低域を再生できるのが特徴です。
また、高品質なバイパスコンデンサーを備え、低域と中高域をスムーズにつなげて違和感なく再生できるのも魅力。保護回路の搭載や、高密度ポリプロピレンを採用したエンクロージャーにより、優れた耐久性を実現している点もメリットです。
コンパクト設計なので、設置場所に困りにくいのもおすすめポイントです。
ヤマハ(YAMAHA) スピーカーシステム VS6
商業空間向けに設計された壁掛けスピーカーです。カフェや小売店舗でBGMを流したい場合におすすめ。付属のブラケットにより、縦向きでも横向きでも取り付け可能です。壁だけでなく、天井にも設置できるので便利。シンプルなデザインでさまざまな空間にマッチします。
16cmウーファーと2.5cmバランスドームツイーターを搭載しており、低域と高域をそれぞれカバーできるのも魅力。「バスレフ」により、豊かな低域再生も可能です。IPX3相当の防水性能を備えているので、直接雨がかからない場所であれば屋外にも設置できます。
ローインピーダンス接続とハイインピーダンス接続の両方に対応している点もメリット。設置の自由度が高いおしゃれな壁掛けスピーカーを探している方は検討してみてください。
ポークオーディオ(Polk Audio) サラウンド・スピーカー SIGNATURE ELITE ES10
モダンなデザインが特徴的な壁掛けスピーカーです。40kHzに至る超高音域を再生できる「テリレン・ドーム・ツイーター」を搭載し、ハイレゾ音源を楽しめるのが特徴。原音に忠実かつ高精細な高音を再生できる点もメリットです。
緻密に設計・配置されたドライバーにより、空間に広がるサウンドステージを創り出せるのも魅力。アンプへの負荷が軽く、ドライブしやすい設計なのもポイントです。
特許技術である「パワーポート」を備えており、伸びやかな低音を再生可能。歪みも抑え、クリアなサウンドを楽しめるおすすめの製品です。
ベリンガー(Behringer) パッシブスピーカー 1C-BK
自宅から商業施設まで幅広いシーンで活用できる壁掛けスピーカーです。マウント金具を同梱しており、壁はもちろん、天井への設置も可能。5.5インチウーファーと、0.5インチツイーターの2WAY構成で、パワフルなサウンドを再生できるのも特徴です。
60Hz〜23kHzの幅広い周波数帯域に対応しているのも魅力。すべての周波数帯域に対して歪みの少ない自然なサウンドを出力できる点もメリットです。
ツイーターの「自動保護機能」を搭載しており、安心して使用できるのもうれしいポイント。汎用性が高く、迫力あるサウンドを楽しめる壁掛けスピーカーを探している方におすすめです。
ミッカ(Micca) ブックシェルフスピーカー COVO-S
小型でスマートに設置できる壁掛けスピーカーです。壁掛けはもちろん、天井から吊り下げたり、棚に置いたりできます。3インチのウールファイバーウーファーを搭載しているのが特徴。独自技術により、コンパクトながら高音質を実現するおすすめモデルです。
比較的リーズナブルなので、コスパを重視している方もチェックしてみてください。
エディファイアー(Edifier) パッシブブックシェルフスピーカー P12
各スピーカーに壁掛けブラケットが組み込まれた壁掛けスピーカーです。壁にフィットするデザインで違和感なく設置できます。棚やデスクト上にも置ける自由度の高さも魅力です。
しっかりとした低周波応答を生成できる116mmドライバー・正確な高周波応答を実現する19mmシルクドームツイーターを搭載。アンプやレシーバーに接続することで、あたたかみのあるバランスの取れたサウンドを楽しめます。
シンプルかつスタイリッシュなデザインなので、見た目にこだわりたい方にもおすすめです。
ケーズウェーブ 壁掛け フラットスピーカー
厚さ約37mmの薄型設計が魅力の壁掛けスピーカーです。壁に設置しても目立ちにくいため、インテリアを邪魔しないのが特徴。本体裏面の壁掛け用の穴にフックを掛けるだけで設置できます。簡単に取り外せるのもメリットです。
コンパクトながら迫力あるサウンドを再生。比較的安い価格帯で、初めて壁掛けスピーカーを購入する方やコスパを重視している方にもおすすめです。
壁掛けスピーカーのおすすめ|アクティブタイプ
ソニー(SONY) サウンドバー HT-X8500
臨場感あふれるサウンドを楽しめる人気のサウンドバーです。本体中央に「デュアルサブウーファー」を搭載しており、コンパクトながら迫力ある低音を再生できるのが特徴。独自技術により、サラウンドサウンドも実現しています。
Bluetooth接続に対応しており、スマホやタブレットに保存した音楽を再生可能。また、4K信号とHDR信号のパススルーに対応しています。
人の声やセリフなどが聞き取りやすくなる「ボイスモード」を搭載している点もメリット。HDMIケーブル1本で接続でき、配線が簡単なのもおすすめポイントです。
ヤマハ(YAMAHA) サウンドバー SR-C20A
コンパクト設計で設置の自由度が高いサウンドバーです。壁掛け用のキーホールを使用することで、スタイリッシュに設置できるのが特徴。テレビの前に置いたり、パソコンのモニターの前に置いたりもできます。
バーチャルサラウンド技術の搭載により、音に包まれる感覚を味わえるのも魅力。75mmのサブウーファーユニットとデュアルパッシブラジエーターを内蔵しているので、コンパクトながら豊かな低音を再生できます。
独自の「クリアボイス機能」で人の声が聞き取りやすいのもメリット。4つのサウンドモードを搭載しており、コンテンツに適した音質を楽しめるおすすめモデルです。
ボーズ(Bose) Smart Soundbar 300
高級感のあるスタイリッシュなデザインが魅力のサウンドバーです。映画や音楽、ゲームなどを広がりのあるサウンドで楽しめるのが特徴。さまざまなコンテンツを豊かな低音で再生できます。
独自の「Voice4Videoテクノロジー」を搭載。Amazon Alexaの音声機能を拡張し、音声だけで複数の操作をこなせるのも魅力です。Bluetooth接続に対応しているため、スマホやタブレットからお気に入りの音楽を再生できます。
なお、壁に取り付ける際は、オプション品として設計されたスチール製ブラケットが別途必要です。
ジェイビーエル(JBL) BAR 5.0 MultiBeam
壁にすっきりと設置できるサウンドバーです。本体にパッシブラジエーターを4基内蔵しており、1台でパンチの効いた重低音を再生できるのが特徴。深みのあるサウンドで映画などを楽しめます。
Dolby Atmosなどの立体音響技術に対応しており、音に包まれるような視聴体験を実現。また、独自技術である「MultiBeam テクノロジー」も備えているので、前後左右に広がるようなサラウンドサウンドを再生できます。
eARC対応でHDMIケーブル1本で簡単にテレビと接続できる点もメリットです。
ソニー(SONY) ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XE200
吊り下げて使えるストラップ付きのワイヤレスポータブルスピーカーです。独自技術である「Line-Shape Diffuser」を搭載し、コンパクトながら広いリスニングエリアを実現。また、「X-Balanced Speaker Unit」を搭載しており、高音質サウンドを楽しめるのも特徴です。
圧縮音源の失われがちな高音域を補完して、クリアに再現できる独自の「DSEE」を備えているのも魅力。ワイヤレスながらハイレゾ相当の高音質を再生できるLDACコーデックにも対応しています。
IP67相当の高い防塵・防水性能を備えており、海やアウトドアシーンなどで使いやすい点もメリット。汎用性が高く高音質なモデルを探している方におすすめです。
ソニー(SONY) ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XB100
高音質と重低音を両立したワイヤレスポータブルスピーカーです。直径約46mmのフルレンジスピーカーユニットを搭載。また、低音を増強させるパッシブラジエーターも配置しており、迫力ある重低音から広がりのある中高域まで再生できるのが特徴です。
IP67相当の高い防塵・防水性能を備えており、キッチンやお風呂、プールなどの水辺で使いやすいのも魅力。約4.5時間の充電で約16時間再生できるロングバッテリーを内蔵している点もメリットです。
付属のストラップで吊り下げて使えるほか、手軽に持ち運べるのもポイント。比較的安い価格帯なので、コスパを重視している方にもおすすめです。
ボーズ(Bose) SoundLink Revolve+ II Bluetooth Speaker
360°自然に広がるサウンドを楽しめるBluetoothスピーカーです。本製品は、壁掛け・据え置き兼用タイプ。防塵・防水性能を備えており、プールサイドやキッチンなどで使えるのも特徴です。衝撃にも強い設計で安心して持ち運べます。
つなぎ目のない細部までこだわった美しいデザインも魅力。ハンドルを同梱しており、持ち運びしやすい点もメリットです。大容量バッテリーを内蔵し、最大17時間連続再生できるのもポイント。マイクも内蔵しているので、音声アシスタントへのアクセスやハンズフリー通話もこなせます。
ジェイビーエル(JBL) ポータブルウォータープルーフスピーカー GO 3
パンチの効いた低音を再生できるアクティブスピーカーです。ループ付きでさまざまな場所に掛けられます。コンパクトボディでラクに持ち運べるのも特徴。Bluetooth接続に対応しているので、スマホなどから手軽に音楽を再生できます。
IP67相当の防塵・防水性能を備えているため、プールサイドや公園など幅広い場所で使用できるのも魅力。1回の充電で最大5時間再生できるバッテリーを内蔵しているので、時間を気にせずリスニングできます。
比較的安い価格帯なので、コスパを重視している方もチェックしてみてください。
ジェイビーエル(JBL) 防水ポータブルスピーカー Clip 4
コンパクトサイズながら、奥行きのあるパワフルな低音を再生できるポータブルスピーカーです。カラビナ付きでバッグなどに取り付けて簡単に持ち運べるのが特徴。IP67相当の防塵・防水性能を備えているので、汗や雨も気にせず使用できます。
1回の充電で最大約10時間再生できるロングバッテリーを内蔵しているのも魅力。Bluetooth接続に対応しているので、スマホなどからも手軽に音楽を再生できます。豊富なカラーバリエーションをラインナップしている点もおすすめポイントです。
バング&オルフセン(Bang & Olufsen) 防水ポータブル Bluetoothスピーカー Beosound A1 2nd Gen
高級感のあるデザインが魅力のおしゃれなBluetoothスピーカーです。コンパクトながら、360°全指向性サウンドを実現しているのが特徴。複数人でパワフルなサウンドを楽しめます。
最大18時間再生できるロングバッテリーを内蔵しているのも魅力。専用アプリと連携すれば、バッテリー残量をひと目で把握できます。3基のマイクを内蔵しており、快適なハンズフリー通話が行える点もメリットです。
IP67相当の防塵・防水性能を備えているので、キッチンやお風呂、アウトドアなど幅広いシーンで使えます。
臨場感あふれるサウンドを楽しみたいけれど、スピーカーは場所をとると考えている方には、壁掛けスピーカーがおすすめ。音質面に優れたパッシブタイプや、手軽で使い勝手のよいアクティブタイプなどがあるので、用途や好みに合わせて選んでみてください。