ハンディカムは、「ソニー」が手掛けるビデオカメラのシリーズ。高品質な映像と音声による動画が、スマホよりも快適なスタイルで撮影できるため、運動会や家族旅行などの記録用としても根強い人気があります。

そこで今回は、ソニーのハンディカムシリーズからおすすめのビデオカメラをご紹介。初心者の方向けにビデオカメラの選び方も詳しく解説します。これから新生活に向けてビデオカメラを選ぶ際の参考にしてみてください。

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ソニーのビデオカメラの魅力とは?

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高画質な動画を撮影できるのが、ソニーのビデオカメラの魅力です。自社で製造したイメージセンサーや、ドイツのカールツァイスと共同開発した高性能レンズを搭載したモデルもラインナップ。長年に渡るテレビの開発で培ってきた技術も盛り込まれているため、大切なイベントも臨場感あふれる映像美で記録できます。

動きのあるシーンの撮影に強いのもハンディカムシリーズのメリットです。ソニーのビデオカメラには一眼カメラにも採用される高性能AFが搭載されています。さらに、強力な手ブレ補正機能も備わっているので、運動会などで動き回る子供の活躍を、見やすく安定した動画で残したい方にもおすすめです。

撮った後、動画を手軽に楽しめるのもソニーのビデオカメラが人気の理由。ソニーのテレビやブルーレイレコーダーと接続するだけで、簡単に大画面再生や保存ができます。また、付属の動画編集ソフトを使えば、初心者でも高品質なホームビデオを作成しやすいのがメリットです。

ソニーのビデオカメラの選び方

画質で選ぶ

きれいな映像を長く残すなら4K

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画質にこだわるなら、4K解像度に対応するビデオカメラを選ぶのがおすすめです。解像度とは、画面のきめ細かさのことで、4Kの場合は3840×2160pxの約800万画素で構成。フルHDと比べて約4倍も高精細のため、運動会などの撮影で子供の表情を細部までシャープに記録できます。

ソニーの現行ビデオカメラは、4K対応モデルが主流。子供が成長した後の視聴環境も見据えて十分な高画質で残せることから、導入する方が増えています。

ただし、同じ容量のメモリーカードを使う場合、フルHDモデルと比べて記録時間が大幅に短くなるのが4K対応ビデオカメラの懸念点。また、4K動画を本来の画質で再生するには4K対応のテレビやモニターが必要です。編集を快適に進めるには、高性能パソコンを別途用意する必要がある点には留意しておきましょう。

ズーム機能に優れているフルハイビジョン

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ズーム機能を重視するなら、フルHD解像度に対応するビデオカメラがおすすめです。フルHDは1920×1080pxの約200万画素で、4Kと比べて1/4程度の解像度で記録する仕様。地上波デジタル放送やYouTubeでも主に採用されている、標準的な画質で録画できます。

ズーム倍率が高いのが、フルHDビデオカメラの特徴です。4K対応モデルは20倍以下なのに対し、ソニーのフルHD対応モデルは30倍とより高倍率。被写体を画面一杯により大きく記録したい場合にも重宝します。

イベントなどの長回しに向いているのもフルHDビデオカメラの魅力。加えて、4K対応モデルと比べて価格が安いので、コスパを重視する初心者にも人気があります。

手ブレ補正機能で選ぶ

ズーム時でも手ブレしにくい「空間光学手ブレ補正」

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画面の安定性を重視するなら「空間光学手ブレ補正」を搭載したビデオカメラがおすすめです。空間光学手ブレ補正とは、ソニーが独自で開発した手ブレ補正機構のこと。レンズとイメージセンサーを一体化させたユニットが、カメラ内部で空間に浮いているかのような構造を採用しており、ユニット全体で手ブレの補正を行います。

通常の補正方式と比べて、補正効果が約13倍も大きいのが空間光学手ブレ補正のポイント。ズーム機能を多用したり、被写体を追いかけながら手持ち撮影したりするなどして、ビデオカメラが大きく揺れる場合に活躍します。ジンバルを使ったように安定した画面での動画記録が可能です。なお、本体のサイズは若干大きくなる点には留意しておきましょう。

動きの少ない被写体の撮影なら「光学式手ブレ補正」

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動きがあまり激しくないシーンの撮影が主なら「光学式手ブレ補正」を搭載したビデオカメラがおすすめです。光学式手ブレ補正は、レンズだけで手ブレの補正を行う方式。ソニーでは、入門モデルや大型センサー搭載モデルに採用されています。

構造がシンプルなため、本体を小型軽量に作れるのが光学式手ブレ補正のポイント。空間光学手ブレ補正ほどの高い補正効果は得られませんが、電子式より機能性は良好です。ビデオカメラが大きく揺れない限りは十分に対応できるといわれています。

講演記録や風景撮影など画面全体の動きが少ないシーンにぴったり。手ブレが気になる場合は、三脚の使用も視野に入れてみてください。

基本機能をチェック

オートフォーカス機能

動きのあるシーンの撮影には、オートフォーカス(AF)性能の高いビデオカメラがおすすめ。ソニーでは「ファストインテリジェントAF」や「ロックオンAF」などの高性能AFを搭載したビデオカメラを展開しています。

ファストインテリジェントAFとは、ソニーの一眼カメラにも採用されている「空間被写体検出方式」を応用したAF機能。ズーム時やビデオカメラの向きを変えた際でも、素早いピント合わせが可能なので、被写体の急な登場シーンにも対応しやすくなります。

ロックオンAFとは、動く被写体にピントを合わせ続ける追尾AF機能のこと。ビデオカメラのモニター上で目的の被写体をタッチするだけで簡単に作動するため、運動会などで走る子供の活躍もしっかり記録可能です。

明るさ・暗さに対応する機能

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明るさの強い環境での使用が多い場合は、覗き窓の「電子ビューファインダー(EVF)」を搭載したビデオカメラがおすすめ。眩しい日差しなどで液晶モニターが暗く見えにくくなる状況でも、構図やピント位置が見やすい視界でしっかり確認できるようになります。快晴の空の下での撮影にも重宝します。

室内や夜間など暗いシーンの撮影には、大型イメージセンサーや高性能エンジンを内蔵したソニーのハンディカムが活躍。限られた光量でも鮮明かつきれいに録画できます。また、赤外線を利用する「ナイトショット機能」を搭載したビデオカメラなら、真っ暗な状況でも子供の寝顔や動物の生態を、ライトを使わずに記録可能です。

高音質機能

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ビデオカメラを選ぶ際は高音質機能の有無も重要なポイントです。どんなに映像が高画質でも、音声が聴き取りにくいと、視聴時のストレスに繋がりやすくなります。

ソニーでは、臨場感あふれるサウンド記録が可能な「5.1chサラウンドサウンドマイクロホン」を搭載したモデルもラインナップ。5方向から集音できる「高性能マイク」を備えたモデルもあり、原音に近く4K動画にふさわしい高音質での音声収録が行えます。

「マイボイスキャンセリング」も、ソニーのビデオカメラで人気の高音質機能。撮影者の声を大幅に低減して録音できます。運動会などで、大声で子供を応援しながら撮影したい方にもおすすめです。

内蔵メモリやバッテリー容量をチェック

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ソニーのビデオカメラでは、大半のモデルに内蔵メモリが搭載されています。万が一、録画に使うSDカードを忘れてしまった場合でも、ある程度まとまった時間の動画を本体内に記録できるため安心。とくにおすすめなのは64GBの内蔵メモリを搭載したモデルで、フルHDで最長約7時間の録画が行えます。

バッテリー容量もビデオカメラ選びで確認したいポイントです。容量が少ないと記録時間が減り、バッテリー交換の頻度が多くなるのが懸念点。持って行く予備バッテリーの数が増え、荷物がかさばります。運動会や家族旅行などでストレスなく使いたい場合は、2時間半以上の録画が可能なバッテリーが付属したモデルを選びましょう。

ソニーのビデオカメラのおすすめ

ソニー(SONY) Handycam HDR-CX470

ソニー(SONY) Handycam HDR-CX470 2017

ソニーでエントリーモデルに位置するフルHDビデオカメラです。付属バッテリーを含めた総重量が約215gと軽量コンパクト。持ち運びやすく、小柄な方でも長時間の手持ち撮影が快適に行えます。携帯性や取り回しを重視する方におすすめです。

小型ボディに「光学式手ブレ補正」を内蔵しているのもポイント。広角撮影時の補正エリアを広げる「インテリジェントアクティブモード」にも対応しており、歩きながらの手持ち撮影でも、安定した滑らかな映像を手軽に撮影できます。

比較的手頃な価格ながら、光学30倍ズームや32GBの内蔵メモリ、約1時間55分の付属バッテリーを搭載するなど、普段使いに十分な機能性を備えています。ビデオカメラ内で1本の動画作品を自動編集できる、初心者に人気の「ハイライトムービーメーカー」も利用可能です。

ソニー(SONY) Handycam HDR-CX680

ソニー(SONY) Handycam HDR-CX680 2017

ソニーのスタンダードモデルに位置するフルHDビデオカメラです。付属バッテリー込みで約355gの小型軽量ボディに、大容量64GBの内蔵メモリを搭載。最長約6時間55分のフルHD録画が可能なので、メモリーカードを忘れがちな方にもおすすめです。

動きの激しいシーンでも強力な補正効果を発揮する「空間光学手ブレ補正」を採用しているのもポイント。光学30倍ズームに加えて、「ファストインテリジェントAF」や「ロックオンAF」も備えているため、子供の運動会などで快適に撮影を進められます。

臨場感あふれる録音が可能な「5.1chサラウンドサウンドマイクロホン」を搭載しているのも魅力。そのほか、撮影者の声援を抑える「マイボイスキャンセリング」も利用できます。また、メモリーカードを使えば、ビデオカメラの内蔵メモリに保存した動画のダビングも可能です。

ソニー(SONY) Handycam FDR-AX45A

ソニー(SONY) Handycam FDR-AX45A 2022

ソニーのミドルレンジモデルに位置する4Kビデオカメラです。4K録画に対応するやや大きな1/2.5型センサーを搭載。フルHDモデルに比べて細部まで鮮明に記録でき、暗所性能も優れているため、高画質な動画を手軽に撮影したい方におすすめです。

カールツァイスと共同開発した光学20倍ズームを採用しているのもポイント。最大広角は26.8mmです。発表会などで、大勢の友達と一緒に自分の子供を記録したい場合にもぴったり。「空間光学手ブレ補正」による強力な補正効果も得られます。

5方向から集音できる「高性能マイク」の内蔵も本ビデオカメラの魅力。4K映像にふさわしい高音質で音声を収録でき、「マイボイスキャンセリング」にも対応しています。内蔵メモリの容量は64GBです。

ソニー(SONY) Handycam FDR-AX60

ソニー(SONY) Handycam FDR-AX60 2018

ソニーのハイクラスモデルに位置する4Kビデオカメラです。基本仕様は兄弟機のFDR-AX45Aと共通ですが、本モデルには「電子ビューファインダー」を搭載。眩しい日差しの下でもピントや構図の確認が正確に行いやすいため、野外撮影に重宝します。

任意の機能を割り当てて調節できる「マニュアルレンズリング」を備えているのもポイント。手前から奥の被写体にピントを移動させる、ピント送りなどの技法も直感的に行えます。クリエイティブな動画表現を手軽に楽しみたい方にもおすすめのビデオカメラです。

暗所撮影に便利な「ナイトショット機能」にも対応。ライトを点ける必要がなく、子供を起こさずに寝顔を記録可能です。そのほか、空間光学手ブレ補正・ロックオンAF・マイボイスキャンセリングなど、ソニーのビデオカメラにおいて人気の機能も多数搭載されています。

ソニー(SONY) Handycam FDR-AX700

ソニー(SONY) Handycam FDR-AX700 2017

ソニーの4Kビデオカメラのフラッグシップモデルです。高級コンデジにも使われる大型の1型センサーを搭載。暗所でもノイズを抑えて鮮明に記録でき、ボケを活かした描写も手軽に楽しめます。画質や表現にこだわりのある、本格派の方におすすめです。

ミラーレス一眼でも定評のある「ファストハイブリッドAF」を採用しているのもポイント。2種類のAF方式を組み合わせることで、高速で動く被写体を高精度で捕捉し続けられます。「AF駆動速度設定」で合焦速度の調節も可能。滑らかなピント送りによる映像表現を楽しめます。

高度なマニュアル操作を可能にする「レンズリング」や「マニュアルダイヤル」も便利。本ビデオカメラは「内蔵NDフィルター」も備えており、強い日差しでも表現目的に合うシャッター速度を手軽に設定できます。付属バッテリーの駆動時間は約2時間50分。有機ELファインダー・SDカードデュアルスロット・外付けマイクの利用も可能です。

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