70年以上の長きにわたって数多くの名機を送り出してきた「一眼レフカメラ」。光学ファインダーを使って想像力を活かした独特の撮影スタイルを楽しめることから、ミラーレス全盛の現在でもカメラファンに根強い人気があります。

そこで今回は、おすすめの一眼レフカメラをご紹介。初心者の方向けに一眼レフの選び方も詳しく解説するので、初めての一眼レフを選ぶための手引きとして役立ててみてください。

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森岡 舞子
監修者
フォトマスター検定 準1級
大手家電量販店にて7年半の販売員経験あり。量販店では主にカメラコーナーを中心に従事し、フォトマスター検定の資格も活かしながら、製品の性能や被写体に合わせた適切なレンズの選び方などをご案内してきた。カメラの販売から使い方の説明や写真のプリントまで、買って終わりではなくカメラライフの「楽しい」作りのサポートを行っている。
内田 悠斗
監修者
大手家電量販店 販売員経験者
大手家電量販店に6年間勤務。冷蔵庫や洗濯機など、新生活時に必要な家電をまとめて購入される方への案内を中心に、生活家電を提案してきた。「長く使う家電だからこそ、悔いのないお買い物をしてほしい」と、お客様のニーズに合わせた提案を行っている。

一眼レフカメラとは?

一眼レフカメラの特徴

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「一眼画質」と称される高画質が得られるのが一眼レフの特徴です。スマホと比べて10倍以上も大きなイメージセンサーを搭載。多くの光を取り込めるため、スマホが苦手な暗所でも鮮明に描写でき、自然で豊かなボケ表現も楽しめます。

光学ファインダーを採用しているのも一眼レフの注目ポイントです。内蔵するレフレックスミラーの反射によって、レンズから素通しした脚色のない自然な光景をファインダー内で確認できます。仕上がりをイメージしながら構図を追い込めるので、想像力を活かした撮影を堪能したい方におすすめです。

レンズ交換式なのも魅力です。同じマウント規格のモノなら撮影に使用するレンズを自在に換装可能。膨大な交換レンズのラインナップからシーンに適した1本を選べるため、本格的な作品撮りにも向いています。

一眼レフカメラとミラーレスとの違い

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一眼レフと違って、ミラーレスカメラには内部に反射鏡機構がありません。構図の確認には、液晶モニターや電子ファインダーを使用。バッテリー消費は多くなりますが、仕上がりの状態を映像でリアルタイムに表示できるため、設定ミスを事前に防いで効率よく撮影を進められます。

本体サイズの大きさも異なるので注意。ミラーレスは一眼レフに必須の反射鏡機構を省略できるため、一回り以上も軽量かつスリムに設計されています。一方、多くの一眼レフは分厚いグリップを採用。大型の望遠レンズを使う場合でも握りが安定するので、スポーツや野鳥などの動体撮影にもおすすめです。

レンズラインナップの数も一眼レフカメラとミラーレスとの違う点です。一眼レフには新旧合わせて膨大な数の交換レンズが提供されています。モデルによっては、70年代以前のオールドレンズも直接装着が可能。現代の高性能レンズにはないレトロな描写が手軽に楽しめます。

一眼レフカメラの選び方

センサーサイズをチェック

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イメージセンサーのサイズは、一眼レフカメラ選びで重要な項目です。センサーサイズが大きいほど一度に多くの光量を取り込めるため、暗所画質やボケ表現でより有利。一眼レフカメラでは、APS-Cサイズとフルサイズの2種類が主に採用されています。

APS-Cサイズは、スマホと比べて約13倍大きい中型のセンサーサイズ。コスパ重視モデルにも多く採用されています。高画質を担保しつつカメラ本体と交換レンズを軽量・コンパクトに設計できるので、旅行など持ち運びを重視する用途にもおすすめです。また、運動会などの望遠撮影をより有利に行えます。

フルサイズは、スマホ比で約30倍になる大型のセンサーサイズ。主に中級以上の高性能モデルに採用されています。明暗差の激しいシーンや夕景などの微妙なグラデーションも美しく描写できるため、本格的な作品撮りにもおすすめ。加えて、広角撮影に強く、オールドレンズも本来の画角で使用できます。

本体サイズや重さをチェック

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一眼レフを選ぶ際は、本体サイズや重さも外せないポイントです。どんなに高画質なカメラでも、持ち運びや取り回しが不便だと次第に使わなくなってしまう場合があります。

ミラーレスと比べて分厚くかさばるのが一眼レフの難点。レンズを装着した状態で普段愛用しているバッグに入るか、事前に寸法を確認しておきましょう。収納が難しい場合は、カメラバッグを別途用意する必要があります。

携帯性を重視するなら、なるべく軽い一眼レフを選ぶのがおすすめ。APS-Cモデルでは、レンズと合わせても総重量を1kg以下に抑えられるモノもあり、ミラーレスに近い感覚で軽快に撮影が楽しめます。

暗い場所での撮影ならISO感度の高さをチェック

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一眼レフで設定可能なISO感度の高さは暗所撮影で重要になります。ISO感度とは、光に対する敏感さを示す指標で、数値を上げるほど暗いシーンでも鮮明に撮影が可能。一方、感度が高いほどノイズで画質が劣化しやすいため注意が必要です。

暗所画質を重視するなら、ISO 6400〜25600程度の高感度を実用的な画質で使用できる一眼レフがおすすめです。夜の街で行うスナップ撮影はもちろん、夜景や星空の撮影でも十分な光量を確保できるので、撮影表現の幅が広がります。

なお、ISO感度に常用感度と拡張感度の2種類が存在する点は注意。拡張感度はあくまで非常用で、常用感度よりも高感度が使えますが、画質がより激しく劣化します。ISO感度で一眼レフを選ぶ際は、常用感度で設定できる上限を基準にしましょう。

動いているモノを撮影するなら連続撮影速度に注目

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動く被写体の撮影では一眼レフの連写速度が重要です。連続撮影時の最高速度が速いモデルほど、高速な動きの推移をより小刻みに記録可能。ベストな瞬間をより高確率で捕捉できるため、運動会や野鳥など動体撮影をより有利に進められます。

動体への対応力を重視するなら、最高連写速度が10コマ/秒以上あるハイスピードモデルの一眼レフがおすすめ。普及価格帯の現行ミラーレスと比べても連写速度に大差がないので、動体撮影も快適に楽しめます。

ただし、連続撮影可能枚数が少ないと、すぐに連写が強制終了してしまう点には注意。記録が完了するまでは撮影を再開できません。貴重なシャッターチャンスを逃すこともあるため、連続撮影可能枚数がなるべく多い一眼レフを選びましょう。

スマホ連携機能で写真を簡単にシェア

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BluetoothやWi-Fiでスマホと連携できる一眼レフは便利。専用のスマホアプリを使うことで、連携したスマホへ撮影画像のワイヤレス転送が可能です。転送画像はスマホ内で加工できるため、SNS投稿も手軽に行えます。

Bluetooth内蔵の一眼レフは省電力状態でスマホとの常時接続が可能。シャッターを切るたび撮影画像を自動転送できるので、SNSに素早くシェアしたい方にもおすすめです。Wi-FiはRAW画像や動画など大容量データの転送にも対応します。

スマホをリモコン代わりに使える「リモート撮影」も人気のスマホ連携機能。アプリ画面で構図や設定を確認しながら一眼レフの遠隔操作が可能です。手ブレを抑えられるため、三脚を使った集合写真や夜景などの撮影にも重宝します。

動画撮影をするなら手ブレ補正機能付きがおすすめ

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手ブレ補正機能の付いた一眼レフは動画撮影でも活躍します。手ブレとは、撮影時に体の揺れがカメラに伝わって画像全体が不明瞭にボケる現象のことです。動画撮影時ではより目立ちやすく、視聴者に不快感や映像酔いを起こさせる原因になります。

手ブレ補正機能があれば、手ブレを軽減して安定した見やすい動画を撮影できるのがポイント。多くの一眼レフは動画専用の電子式手ブレ補正を備えており、収録範囲が少し狭くなりますが、一般的な動画撮影に十分な補正効果が得られます。

一部のモデルはレンズ側の補正ユニットとの協働も可能。カメラの機能だけで手ブレを補正する場合よりも高い補正効果を発揮できます。運動会や旅行などの手持ち動画撮影にもおすすめです。

初心者なら操作性に優れたモデルを選ぼう

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初心者にはタッチパネル液晶を搭載した一眼レフが人気。タッチ操作で撮影項目の変更・ピント位置の調節・画像再生などが行えるため、初めての方でもスマホに近い感覚で一眼レフでの撮影が楽しめます。

ボタンの配置や形状を工夫した一眼レフも初心者におすすめ。慣れれば目で直接確認しなくても、指先の感触だけで各ボタンの違いを判別できるので、光学ファインダーを覗いたままでも快適に操作可能です。

表示を初心者向けに変更できる一眼レフも便利。各撮影モードの効果やメニュー内容を写真やイラストなどの作例を交えて優しく表示可能です。初めて使う方でも多彩な撮影機能が直感的に操作できます。

交換レンズのラインナップをチェック

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レンズラインナップの充実度も重要なポイントです。使う交換レンズを変えるだけで一眼レフの描写は一変します。特定のジャンルや被写体に適したモノもあるので、自分が撮影したい被写体を得意とする交換レンズがラインナップに含まれているシステムを選ぶのがおすすめです。

キヤノン・ニコン・ペンタックスの3大メーカーは一眼レフ用交換レンズの種類が豊富。どこも主要な交換レンズが揃っているため、基本的には自分の好みで選べます。

一眼レフカメラの人気メーカー

キヤノン(Canon)

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キヤノンは東京の大田区に本社を置く1937年設立の精密機器メーカーです。1987年のAF化から続くEFマウントを採用したデジタル一眼レフカメラ「EOSシリーズ」を展開しています。

キヤノンの一眼レフは、モニターを見ながらのライブビュー撮影でも高速AFが使えます。動画を撮影する際もストレスなくピントを合わせ続けられるので、動画撮影も積極的に楽しみたい方にもおすすめです。また、「EOS Kiss」など、初心者向けのサポート機能が充実したモデルも提供されています。

ニコン(Nikon)

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ニコンは東京の港区に本社を置く1917年設立の光学機器メーカーです。1999年からデジタル一眼レフカメラ「Dシリーズ」を展開しており、現行モデルでも1959年以来続くFマウントを一貫して採用。数多くの名機を手掛けたことから根強いファンがいます。

ニコンの一眼レフは、耐久性が優れているのが特徴。故障しにくいことでも定評があるので、スポーツなどの過酷な撮影にもおすすめです。新旧合わせた豊富なラインナップから使う交換レンズを選べるのも魅力。同じFマウントなら直接装着できるMF時代のオールドレンズもあるため、レトロな描写も手軽に楽しめます。

ペンタックス(PENTAX)

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ペンタックスは1919年に誕生した光学機器ブランドです。1952年に日本初の一眼レフを発売したことでも有名。1975年から続くKマウントを採用したデジタル一眼レフカメラ「Kシリーズ」を主力で展開しており、一眼レフの開発と製造を今後も続けています。

ペンタックスの一眼レフは、フィールド撮影に強いのが特徴。初心者向けのエントリーモデルにも防塵・防滴・耐低温構造が採用されているため、登山やキャンプでの使用にもおすすめです。装着する全てのレンズで補正が有効なボディ内手ブレ補正の搭載も魅力。高感度画質なので、夜景や星空の撮影にも活躍します。

専門家のおすすめコメント
森岡 舞子
フォトマスター検定 準1級
森岡 舞子
一眼レフの魅力は、光学ファインダーでレンズを通した被写体を覗けること。写す範囲だけに集中し、そのときの光や空気を感じながら「撮りたい!」と感じた瞬間にシャッターを切れます。大きい、重いといった印象を持たれやすいものの、同じ一眼レフでも入門機種とプロ向けの上位機種では、本体の重さに倍以上の違いがある場合も。まずは、機能とあわせて無理のないサイズや重さのモノを見当してみてください。持ちやすさや使いたいレンズとの相性も比較のポイントです。また、一眼レフの特徴のひとつは、ミラーレスと比べて液晶モニターを使用しなくても撮影が可能な点。バッテリーの持ちがよいのもメリットです。
内田 悠斗
大手家電量販店 販売員経験者
内田 悠斗
一眼レフと聞くと、上級者向けのカメラと思う方もいるかと思います。しかし、エントリーモデルの製品や初心者の方におすすめのレンズキットなども販売しているので、チェックしてみてください。自分に合ったレンズを探すのも楽しみのひとつ。例えば、1本で近距離から遠距離まで撮れるズームレンズもあるため、旅行やテーマパークに遊びに行く際にも楽しみが増えます。レンズによっては、重さがあるモノも。初心者の方は持ち運びやすいよう、軽いボディの製品を選ぶことをおすすめします。

一眼レフカメラのおすすめ|初心者向け

キヤノン(Canon) EOS Kiss X10

キヤノン(Canon) EOS Kiss X10 2019

初心者を中心に根強い人気のあるAPS-C一眼レフです。自撮りも快適に楽しめるバリアングルモニターを搭載しながら、約449gと軽量コンパクト。キットの標準ズームレンズとの総重量も1kgに満たないので、軽快に撮影が楽しめます。

独自の像面位相差AFシステム「デュアルピクセルCMOS AF」を採用しているのもポイント。ライブビュー時もファインダー撮影に匹敵する高速AFが使用できます。また、Wi-FiとBluetoothを併用した多彩なスマホ連携機能も利用可能です。

各撮影モードの効果を視覚的にわかりやすく表示できる「ビジュアルガイド」も便利。「クリエイティブアシスト」も一眼レフ初心者におすすめのサポート機能で、明るさや背景のボケ具合などをモニターのタッチ操作で直感的に調節できます。

▼撮影イメージ

キヤノン(Canon) EOS Kiss X90 標準ズームキット

キヤノン(Canon) EOS Kiss X90

気軽にきれいな写真を撮影できる、APS-C一眼レフです。シーンや撮りたいイメージに合わせて選択できる、さまざまな撮影モードを搭載しています。初心者の方におすすめなのが、全自動の「シーンインテリジェントオート」モード。選択すると、カメラ側が場面に合わせて適切な設定に調節します。

液晶モニターは3.0型かつ約92万ドットで、広視野角かつ高輝度TFT。明るさが7段階で調整できるため、日差しの強い日中の屋外での撮影でもモニターを見やすいのがポイントです。高コントラストで、明暗もはっきりと再現します。

約2410万画素のCMOSセンサーで細部まで鮮明に描写するだけでなく、ボケ味もなめらかに表現。人を撮ったときの肌の質感や風景のディティール、微妙な色彩まで繊細に写し取ります。簡単な操作で美しい写真を撮りたい方にぴったりの1台です。

▼撮影イメージ

キヤノン(Canon) EOS 6D Mark II

キヤノン(Canon) EOS 6D Mark II 2017

ワンランク上の高画質を手軽に楽しめるフルサイズ一眼レフです。大型のフルサイズセンサー搭載ながら、重さ約765gと比較的軽量。フルサイズ機としては価格がリーズナブルなので、APS-C一眼レフからのステップアップにもおすすめです。

ISO 12800以上の超高感度が実用的な画質で使えるのもポイント。さらに、連続で撮影した4枚の画像を合成して高感度画質を高める「マルチショットノイズ低減機能」も備えており、室内や夜景など暗いシーンの撮影でも重宝します。

EOSのフルサイズ一眼レフとして、初めてタッチ対応のバリアングルモニターを採用しているのも魅力。初心者の方でもスマホ感覚で直感的に操作できます。ライブビュー撮影時にも高速AFが使える「デュアルピクセルCMOS AF」も使用可能です。

▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) 一眼レフカメラ D5600

ニコン(Nikon) 一眼レフカメラ D5600

サイズは約縦124mm×横97mm×奥行70mm、重さは約465gとコンパクトなAPS-C一眼レフです。近所へのお出かけなどちょっとしたシーンにも持って行きやすく、カメラ生活の幅が大きく広がります。

画像処理エンジン「EXPEED4」を搭載。レンズからセンサーに取り込んだ光の情報を高速で処理します。そして、高度な色再現性と高感度での低ノイズ処理で、撮った写真や動画を美しい映像に変換。明るい箇所の白とびや暗い箇所の黒つぶれを抑え、明暗もなめらかに表現します。

バリアングルタイプの画像モニターは、自由に角度を変えることが可能。ハイアングルやローアングルでの撮影にも対応しています。また、タッチパネル式でスマートフォンのように直感的な操作ができるため、初めての方にもおすすめの製品です。

ペンタックス(PENTAX) KF

ペンタックス(PENTAX) KF 2022

アウトドアシーンにも活躍するAPS-C一眼レフです。初心者向けのモデルながら、防塵・防滴構造と-10℃でも動作可能な耐寒性能を実現。厳しい自然環境でも故障を心配することなく使えるので、登山やキャンプでの使用にもおすすめです。

視野率約100%の光学ファインダーを搭載しているのもポイント。ファインダー表示に欠ける部分がないため、正確な構図確認が可能です。また、ボディ内手ブレ補正機構も備えており、使用する全ての交換レンズで補正効果が得られます。

周囲の明るさに応じてバリアングルモニターの見やすさを調節できる「アウトドアモニター」も便利。ISO 12800が実用できる高い暗所性能も備えています。別売りのGPSユニットを本製品に装着すれば、高価な赤道儀なしで星空の天体追尾撮影も可能です。

▼撮影イメージ

ペンタックス(PENTAX) K-70

ペンタックス(PENTAX) K-70

屋外での撮影を中心に行いたい方におすすめのAPS-C一眼レフです。100点ものシーリング部材を、液晶モニターを含むボディ全体に使用。ホコリや水滴の侵入を防ぐので、悪天候や屋外での撮影にもぴったりです。

さらに、状況に合わせて液晶モニターの見やすさを調節するモニターを採用。晴れた日の撮影では明るく、夜景での撮影では暗くするなど、設定を簡単に変えられます。天体などを撮影する際には、目への刺激を抑える赤色の画面表示にすることも可能です。

アクセラレーターユニットを新たに開発し、PRIME M IIエンジンと組み合わせることで、高度にノイズを低減。最高ISO感度102400を十分に活かせるため、暗所での撮影でもザラつきを抑え、優れた描写力を発揮します。

▼撮影イメージ

一眼レフカメラのおすすめ|中・上級者向け

キヤノン(Canon) EOS 90D

キヤノン(Canon) EOS 90D 2019

高画質と高速性能を凝縮したAPS-C一眼レフです。高画素な有効約3250万画素のAPS-Cセンサーを搭載。重さ約701gの軽量ボディに、視野率約100%の光学ファインダーも付いており、本格的な作品撮りも軽快に楽しめます。

光学ファインダー使用時に最高約10コマ/秒の高速連写が可能なのもポイント。動体捕捉力を持つ「オールクロス45点AF」や、EOS初採用の「流し撮りアシスト機能」も備えています。鉄道やモータースポーツなどの動体撮影にもおすすめです。

画面クロップなしで広角レンズの画角を活かした4K 30fps動画が記録できるのも魅力。「デュアルピクセルCMOS AF」と「瞳AF」で快適なピント操作も可能です。IS対応レンズとも協働できる動画専用の電子式手ブレ補正機能も利用できます。

▼撮影イメージ

キヤノン(Canon) EOS 5D Mark IV

キヤノン(Canon) EOS 5D Mark IV 2016

プロも愛用しているオールラウンド型のフルサイズ一眼レフです。臨場感あふれる描写を実現する有効約3040万画素のフルサイズセンサーを搭載。高画素ながら高感度耐性もあり、バランスの取れた高画質が暗いシーンでも得られます。

高性能AFシステム「61点高密度レティクルAF II」を採用しているのもポイント。自動追尾機能「EOS iTR AF」や予測AF制御機能「AIサーボAF III」との連携で、優れた動体捕捉力を発揮します。動物や鉄道を画面内に入れた風景撮影にもおすすめです。

外装の大部分に剛性の高いマグネシウム合金を採用し、防塵・防滴構造も備えており、過酷な環境でも使用可能です。カスタマイズ性も高く、一眼レフの各部に搭載された操作ボタンには好みの機能を自由に割り当てられます。

キヤノン(Canon) EOS-1D X Mark III

キヤノン(Canon) EOS-1D X Mark III 2020

キヤノン最高峰のフルサイズ一眼レフです。最大191点の測距点で動体を捉える「High-res AFセンサー」を搭載。暗所でもAF性能が安定しており、F8でも多くの測距点が有効なので、超望遠レンズとテレコンバーターを併用したスポーツや野鳥の作品撮りにもおすすめです。

ファインダー使用時に最高約16コマ/秒、ライブビュー使用時に最高約20コマ/秒の超高速連写が可能なのもポイント。さらに、JPEGとRAWの同時記録でも1000枚以上の連続撮影可能枚数が確保されており、動体撮影の主力機として活躍できます。

優れた高感度耐性を持つのも魅力。ISO 25600以上の超高感度も実用できるため、室内や夜間のスポーツ撮影でも高速シャッターが使えます。マグネシウム合金ボディと防塵・防滴構造も採用。動画性能もプロレベルで、4K 60fpsでRAW動画の内部記録も可能です。

▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) 一眼レフカメラ D7500

ニコン(Nikon) 一眼レフカメラ D7500 2017

機動力を活かした撮影で活躍するAPS-C一眼レフです。高速連写に特化した上位モデルと同じイメージセンサーと画像処理エンジンを、約720gの軽量ボディに搭載。防塵・防滴構造も備えており、登山やサイクリングでの使用にもおすすめです。

最高約8コマ/秒の高速連写に対応するのもポイント。RAWでも最大50枚まで連写でき、高性能なAFシステムも採用しているため、動体撮影にも積極的に活用可能です。また、4K 30fpsでの動画記録にも対応。VR対応レンズとも協働できる動画専用の電子式手ブレ補正機能も備えています。

直感的にライビュー撮影が行えるタッチ対応のチルトモニターも便利。小型ながらバッテリー持ちも良好で、1回のフル充電で約950枚の静止画または約80分の動画を撮影可能です。充電する機会が限られるアウトドアシーンにも重宝します。

▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) 一眼レフカメラ D780

ニコン(Nikon) 一眼レフカメラ D780 2020

クリエイティブを刺激する高性能なフルサイズ一眼レフです。暗所耐性を向上させた有効約2450万画素の裏面照射型フルサイズセンサーを搭載。ISO 12800以上の超高感度でも高画質が得られるので、夜景や星空の作品撮りにもおすすめです。

ニコンの一眼レフカメラとして初めて、像面位相差AFも活用した「273点ハイブリッドAFシステム」を採用したのもポイント。ライブビュー時も快速AFが使えるため、チルトモニターを使ったハイ・ローアングル撮影や動画撮影にも重宝します。

1回のフル充電で最大約2260枚の記録が可能なのも魅力。タイムラプスなどを一晩中撮影する場合もバッテリー残量を気にせず行えます。

「SDカードダブルスロット」は同一画像の同時削除にも新たに対応。マグネシウム合金のモノコック構造や防塵・防滴構造の採用で優れた耐久性と耐候性も実現しています。

▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) 一眼レフカメラ D850

ニコン(Nikon) 一眼レフカメラ D850 2017

高解像撮影を得意とするフルサイズ一眼レフです。ニコンの現行ラインナップで最多となる有効約4575万画素の裏面照射型フルサイズセンサーを搭載。風景の細部や人肌の質感も息を呑む臨場感で描写できるので、画質に強いこだわりたい方にもおすすめです。

高画素モデルながら、ISO 6400以上の高感度を実用できる暗所耐性を兼ね備えているのもポイント。さらに、単体で約7コマ/秒、別売りの縦位置グリップとの併用で最高約9コマ/秒の高速連写も可能なため、鉄道や動物など動く被写体を絡めた風景撮影にも能力を発揮します。

フルサイズ対応レンズの画角を最大限に活かした4K 30fps動画撮影が可能なのも魅力。「インターバルタイマー撮影」を使えば、8Kタイムラプス用の素材も取得可能です。本製品は、動画撮影にも役立つタッチ対応のチルトモニターも備えています。

▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) 一眼レフカメラ D6

ニコン(Nikon) 一眼レフカメラ D6 2020

プロスポーツや報道の現場でも使用されるニコン最高峰のフルサイズ一眼レフです。全ての測距点を選択できる全点クロスセンサー仕様の「高密度105点AFシステム」を採用。暗所やテレコン使用時も安定したAF性能を発揮できます。大会試合やウェディングなど失敗が許されないシーンの撮影にもおすすめです。

最高約14コマ/秒の超高速連写が可能なのもポイント。連続撮影可能枚数もJPEG設定時で最大200枚と多く、プロユースの動体撮影でも活躍可能です。また、無音の「サイレント撮影」でも最高約10.5コマ/秒で連写できるため、コンサートや演劇の撮影にも重宝します。

ISO 25600以上の超高感度でも高画質が得られるのも魅力。暗所撮影に便利なボタンイルミネーションも採用しています。本製品は、マグネシウム合金ボディと防塵・防滴構造も採用。連写モードで合計約8670枚記録できる大容量バッテリーも使用可能です。

▼撮影イメージ

ペンタックス(PENTAX) K-3 Mark III

ペンタックス(PENTAX) K-3 Mark III 2021

撮るプロセスまで愉しめるAPS-C一眼レフです。倍率約1.05倍とフルサイズ機並みに大きく見やすい視野率約100%の光学ファインダーを搭載。また、快適な握り心地で撮影に集中できるエルゴデザインや、自由度の高いボタンカスタマイズなど操作性にも細部までこだわって設計されています。

キーデバイスを一新しているのもポイント。有効約2570万画素の裏面照射型APS-Cセンサーや、高感度耐性を向上させる「アクセラレーターユニットII」などの採用で、フルサイズ機に匹敵する高画質を実現しています。さらに、高性能な光学式ボディ内手ブレ補正機構「SR II」も内蔵。4K動画撮影時も高い補正効果が得られます。

頑丈な全面マグネシウム合金ボディを採用していながら、重さ約820gと比較的軽量。防塵・防滴構造と-10℃耐寒性能も備えており、アウトドアでの本格的なネイチャー撮影にもおすすめです。

▼撮影イメージ

ペンタックス(PENTAX) K-3 Mark III Monochrome

ペンタックス(PENTAX) K-3 Mark III Monochrome 2023

モノクロ撮影に特化して開発された異色のAPS-C一眼レフです。モノクロ出力専用のAPS-Cセンサーを搭載しており、各画素の輝度情報をそのまま画像に反映可能。繊細な細部描写やグラデーション表現により優れているので、モノクロの作品撮りに没頭したい方におすすめです。

仕上がり設定がモノクロ専用に変更されているのもポイント。各項目は細かく調節できるため、自分好みのモノクロ表現を追求可能です。また、モノクロの世界観を表現するために、本製品は表示パネルや各ボタンなどの外観デザインもアレンジされています。

ペンタックス(PENTAX) K-1 Mark II

ペンタックス(PENTAX) K-1 Mark II 2018

ペンタックスが手掛けるフラッグシップモデルのフルサイズ一眼レフです。本来の解像力を最大限に引き出した有効約3640万画素のフルサイズセンサーを搭載。暗所耐性を備えており、「アクセラレーターユニット」との連携によってISO 25600以上の超高感度でも実用的な画質が得られます。

「リアル・レゾリューション・システムII」と呼ばれる便利機能も搭載。ボディ内手ブレ補正の応用によって、連続撮影した4枚の画像から超高解像画像を生成できます。手持ち撮影時も機能が使えるため、三脚が使えない場所での風景撮影にもおすすめです。

ネイチャー撮影に欠かせない防塵・防滴構造と耐寒性能も採用。「アウトドアモニター」や、主要部分を照らす「操作部アシストライト」で夜間もスムーズに撮影準備を進められます。さらに、天体の動きも算出できる高性能GPSユニットも内蔵。本製品だけで星空の天体追尾撮影が可能です。

▼撮影イメージ

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