移動中に動画視聴やサイト閲覧ができるほか、電子書籍を読むのにも便利なタブレット。そのなかでもWindows10を搭載したタブレットはタブレットPCという位置付けで、2in1と呼ばれることもあります。Office各種ソフトも使うことができるので、ビジネスシーンで使いやすいのが特徴です。

そこで今回はWindows10搭載のタブレットをピックアップ。おすすめモデルをご紹介します。特徴や選び方についても解説するので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

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Windows10搭載タブレットの特徴

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Windows10搭載のタブレットは、キーボードと組み合わせると書類作成やコンテンツ編集などの作業もサクサクと快適に行えるノートパソコンとしても使えるのが特徴です。

搭載OSの「Windows10」は「Windows8.1」と比べて全体的に使い勝手が向上。主な特徴としては画面タッチに対応していること、Webサイト閲覧のパフォーマンスが向上した「Edge」というブラウザが使えるようになったこと、Windowsユーザーには馴染み深い「Windows7」のスタートメニューが復活したことなどが挙げられます。

Windows10搭載タブレットの選び方

画面サイズで選ぶ

8インチ

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8インチのWindows10搭載タブレットは、それ単体で片手持ちができるサイズです。端末の重さは350g前後で、あまりストレスを感じないので、動画視聴やウェブサイト閲覧などであれば、手軽に使うことができます。

Windows10搭載のPCとの親和性も高く、ウェブブラウザのブックマークやクラウドを介した書類の同期もスムーズ。モバイル性を優先したサブ機とはおすすめの製品です。

ただし、画面サイズが小さく、スペックも低めなので Wordを使用した書類作成やExcelを使用した表計算などの事務作業ができないことはないですが、基本は閲覧確認の用途で使うのがおすすめです。

10インチ

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10インチはWindows10搭載タブレットのなかでラインナップが豊富な画面サイズ。専用の外付けキーボードスタンドが用意されているものが多く、Word・Excel・PowerPointなどのOfficeアプリを活用した作業も、慣れ親しんだノートPCとほとんど同じ感覚で、快適に操作することができます。

10インチ以上

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Windows10搭載タブレットは10インチ以上が主流。タブレット単体としてはやや大きく、重さもあるので、片手で支えながら操作するのはストレスを感じます。

とはいえ、そもそもWindows10搭載タブレットはタブレットPCとしての役割を担っているので、キーボードとセットで活用すれば、ノートパソコンとして使え、ビジネス用途はもちろん、データ容量の重い動画編集作業やゲーミングにも対応できます。

通信方式から選ぶ

SIMフリーモデル

SIMフリーのWindows10搭載タブレットはスマホと同じようにSIMカードを介したLTE通信が使用可能です。LTE電波を受信できさえすれば、Wi-Fi環境が設置されていない場所でもインターネットを利用できます。

また、ドコモやソフトバンクなどの大手通信キャリアが販売しているモデルと違い、契約プランの選択肢が豊富なのも特徴。格安通信事業者(MVNO)が取り扱っているSIMカードを契約すれば、大手通信キャリアで販売されているモデルに比べて安価な月額料金でLTE通信の利用が可能です。

Wi-Fiモデル

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Wi-Fiモデルはその名の通り、Wi-Fi回線に接続することでインターネット接続が利用できます。

SIMカードを挿入できないためLTE通信には対応していませんが、SIMフリーモデルと比べて本体価格がリーズナブルな傾向にあるのも特徴。自宅やオフィスの固定回線で通信を利用することが多い方はWi-Fiモデルがおすすめです。

Officeの有無

Officeの種類

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OfficeはMicrosoftが提供するWord・Excel・PowerPointなどの事務作業に特化したソフトウェアですが、現状「Office 2016」と「Office 365 Solo」の2種類の提供形態があります。

「Office 2016」は購入買い切りのタイプで、最新版に更新することはできないものの、永続的に使えるのが特徴です。一方、「Office 365 Solo」は月額1300円ほどの使用料が必要となりますが、常に最新のソフトウェアと大容量のクラウドストレージ(1TB)が使えるのが特徴です。なお、製品に「Office付属」と表記されたWindows10搭載タブレットには、前者のOffice 2016が搭載されています。

また、上記とは別にクラウドOneDirveを介した書類の閲覧や簡易編集が可能なスマホ・タブレット向けのOfficeアプリもあります。商用目的でなければ基本無料で利用できますが、10.1インチ以上のタブレットで編集機能を利用するにはOffice 365 Soloの契約が必要です。購入する際は事前に確認しておきましょう。

Office有りがおすすめな方

ノートPCを使わずに、Windows10搭載タブレットをメインデバイスとして本格的な事務作業に活用したい方は、Office搭載モデルを選ぶとよいでしょう。

屋内外問わず、Office各種ソフトが使えるので、Wordで作成した書類やExcelシートの修正を移動中に手直しすることも可能なので、ビジネスマンによっては便利です。

Office無しがおすすめな方

初期費用を抑えたい方はOffice非搭載のWindows10搭載タブレットがおすすめ。最近はGoogleドキュメントなどのさまざまな無料のOffice代替サービスがあるので、それらでカバーできるのであれば、Office無しの製品でも十分対応できます。

なお、アカウントが余っていることが条件にはなりますが、すでにWindowsのパソコンや端末を使い「Office 2016」を持っている方、または「Office 365 Solo」を契約している方であれば、Officeソフトを活用することができます。2台目、3台目のWindows端末を必要とされている方はOffice無しも候補です。

Windows10搭載タブレットのおすすめ|8インチ

マウスコンピューター(mouse) 8.0型Windows10搭載タブレット WN803

小型かつ軽量でハイスペックな8インチのWindows10搭載タブレットです。サイズは210×122×10mmと手のひらサイズで、重量も315gという軽量なので、場所を選ばずさまざまなシーンで活用することができます。

CPUはAtom、4コアの1.44GHz。容量メモリは2GBです。ディスプレイは最大10点のマルチタッチに対応しており、ジェスチャーやスクリーンキーボードの快適な使用が可能。microSDXCカードに対応したスロットを備えているほか、Wi-Fiも11acに対応しているので快適な通信環境で使えます。本格的に使える8インチのWindows10搭載タブレットを探している方におすすめの端末です。

Windows10搭載タブレットのおすすめ|10インチ

レノボ(Lenovo) 10.1型Windows10搭載SIMフリータブレット YOGA BOOK with Windows

Windows10を搭載している10.1型の2in1タブレット。ヒンジを支点にディスプレイを360度回転できるので、ウェブ検索や資料閲覧時はブラウザモード、キーボード入力時はタイプモードというように用途に合わせて形態を切り替えられるのが特徴です。

また、一体化したBOOK PADには付属のリアルペンで文字やイラストを描くことも可能。ライトアップキーボードを表示させることで、文字入力もスムーズに対応できます。

容量メモリは4GB。書類作成はもちろん、写真編集やイラスト制作などのクリエイティブワークに活用できるおすすめの製品です。

なお、本製品はSIMフリー端末。Wi-Fiに加えてLTE通信にも対応しているので、契約したSIMカードをSIMスロットに挿入すれば、場所を選ばずインターネット接続が利用できます。購入予算が5万円程度であれば、候補して検討してみてください。

マイクロソフト(Microsoft) 10型Windows10搭載タブレット Surface Go

Microsoft純正の高機能タブレットPCである「Surface」シリーズのエントリーモデルです。サイズは245×175×8.3mm、重量は522g(タイプカバー装着時は767g)、Office 2016をプリインストールしています。同シリーズの現行モデルでは軽くて、薄いボディを採用しているので、持ち運びにも快適です。

本機のOSには「Windows10 Sモード」を搭載。必要な機能のみに絞られているので、起動や動作のパフォーマンスが向上しています。また、使用できるアプリはMicrosoft Storeで販売されている厳しい審査を通過したもののみに限られますが、その分セキュリティが向上しているので、仕事用や学習用のタブレットとしてもおすすめです。

Windows10搭載タブレットのおすすめ|10インチ以上

マイクロソフト(Microsoft) 12.3型Windows10搭載SIMフリータブレット Surface Pro

WindowsやOfficeの活用に最適化された12.3型のWindows10搭載タブレット。通常のノートPCと同等以上の高性能モデルで、書類作成や表計算はもちろん、さまざまなクリエイティブワークを快適にこなせるのが特徴です。

背面のキックスタンドでディスプレイの角度を自由に調整できるのもポイント。通常のタブレットモード以外にも、別売りのタイプカバーやSurfaceペンと組み合わせることで、キーボード入力やペン描画に最適なモードを使用できます。

本製品はOffice 2016がプリインストール済みのSIMフリー端末。また、CPUは「Core m3」で、メモリは4GB、ストレージは128GBのSSDの機種です。なお、これ以上のスペックを搭載したモデルも多数ラインナップされているので、購入する際は予算との兼ね合いを考慮して、ベストな製品を選ぶようにしましょう。

エイサー(Acer) Switch3 SW312-31-A14Q

WUXGA解像度(1920×1200)に対応した12.2型の2in1モデル。キーボードと本体を磁石で引き寄せるマグネットヒンジを採用しているので、ノートパソコンとタブレットの切り替えが容易にできるモデルです。

CPUはCeleron N3350、メモリは4GB、ストレージは128GBのeMMC。また、筆圧レベル1024のアクティブペンが標準で付属しているので、移動先でメモしたい時などにもスマートに対応できます。

富士通(FUJITSU) arrows Tab RH77/B1

液晶とキーボードが分離できるセパレート型で、約14.7mmの薄型設計の2in1タイプ。解像度1920×1080ドットの12.5インチディスプレイを採用しているほか、約30%のブルーライトをカットできる機能が備わっています。CPUはCore i5、ストレージ容量は256GBのSSD、メモリは4GBを搭載とハイスペックな仕様です。

専用の「スタイラスペン」を使用すると、Webページ上にメモ書きするようにペン入力ができます。ビジネスシーンで十分に使えるWindows10搭載タブレットを求めている方はぜひチェックしておきましょう。

エイスース(ASUS) TransBook T304UA-7500S

Core i7搭載の2in1タイプ。マグネシウム合金を使用していて、約830gの軽さと8.85mmの薄さが特徴です。

キーボードにはバックライトを搭載。暗い場所でもキーボードがしっかり見えるので、タイピングミスも軽減できます。パソコンとして使用するときは、背面スタンドの角度も調整できるので、使い勝手は良好です。

12.6型の本体ながら2K解像度(2160×1440)に対応。視野角も178°と広く、高精細な画面を楽しめます。また、1024段階の筆圧を感知できるASUS Penを付属していて、ペン入力にも対応しているところもポイントです。