Twitterで話題となった「一人映画館」をご存知ですか? スマホを使った映画鑑賞用の自作装置があまりに斬新であると世間を騒がせ「一人映画館」が、プロのダンボール設計者と共に、非常に高いクオリティまで昇華させ、ついに商品化。その名も、「SOLO THEATER」です。

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見た目のインパクトとシュールさが非常に印象的ですが、開発者らによれば、使ってみると意外に感動・快適なプロダクトなんだとか。組み立てに道具は不要で、フタを被せてマジックテープで止めるだけという簡単仕様。スマホをはめこんで、バンドで止めればあとは動画の再生ボタンを押してかぶれば完成。

注目したいのは、たたんでしまうことができる「収納性」、暗闇が確保される「遮光性」、そしてさまざまなデバイスに対応する「汎用性」の3点。一見かさばりそうに見えますが、専用収納ケースが付属していて、使わない時は68×45.5×3cmのサイズまでたたんむことができるので、押入れにしまうことも可能。

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通常ダンボールは茶色ですが、SOLO THEATERでは、裏側が真っ黒なダンボールを使用にすることにより光を吸収し、まるで映画館にいるような暗さを実現。さらにアタッチメントを付け替えるだけでiPhone5/5S、iPhone6、iPad Air、iPad miniの4種類が取り付け可能。画面サイズに合わせてダンボールの高さを2段階で変えることができたり、イヤホンジャック用のスペースも完備。また、空気を循環させるために背面の下部にはスリットが入っているので長時間の視聴でも息苦しくなることがありません。

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そして面白いことに、映画館の雰囲気を余すことなく表現するため、観客席の方々も用意。観客はもちろん着脱可能です。このアイテムは現在、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて資金調達を行っています。出資は3240円から可能で、すでに希望額を3倍以上上回っている注目アイテムです。