さまざまな種類があるブーツのなかでも、バイカーが履くイメージの強い「エンジニアブーツ」。装飾が少なくスッキリとしたデザインで、さまざまなメンズコーデにマッチするアイテムです。
そこで今回は、エンジニアブーツのおすすめアイテムをピックアップ。選び方やコーデもご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
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エンジニアブーツとは?
エンジニアブーツは、アメリカ合衆国で誕生した作業用ブーツが起源。工事関係者や測量技師に人気があったことから「エンジニアブーツ」と呼ばれていました。
ブーツの高さは一般的に10〜18インチですが、長いモノだと股下まである場合も。ブーツ周りに紐はなく、甲からくるぶしあたりにベルトをあしらっているのが特徴です。
また、作業用のメンズブーツのため、つま先部分に鉄製もしくはプラスチック製のカップを内蔵。トゥ部分を保護する役割があります。頑丈さとファッション性を兼ね備えているので、バイカーからも人気を集めるアイテムです。
エンジニアブーツの選び方
サイズで選ぶ
エンジニアブーツはほかのブーツ同様、足のサイズはセンチ(cm)か、USサイズで表記されているのが特徴。たとえば、26cmであればUS8、28cmであればUS10が該当します。
なお、UKのイギリスサイズやEUのヨーロッパサイズで表記されている場合もあり、換算が異なるので、各メーカーの早見表をチェックしておきましょう。
ロングかショートで選ぶ
エンジニアブーツに限らず、ブーツは基本的にロング丈とショート丈の2種類。明確な定義はありませんが、足のスネがすっぽりと覆う10インチ以上がロング丈、7インチ前後がショート丈に該当します。
バイクに乗る機会が多い方は前者を、タウンユースで履きこなしたい方は後者を選ぶのがおすすめです。
レザーの種類で選ぶ
スムースレザー
スムースレザーは名前の通り、滑らかにならした革のこと。つるっとした仕上がりが特徴です。また、やわらかい手触りと高級感ある見た目を楽しめます。
革をクロムでなめしたあとに着色し、アイロンなどで仕上げるのが一般的。なかには、銀面をコーティングしているモノもあり、一口にスムースレザーといっても仕上げの方法や完成後の風合いはさまざまです。
スエード
スエードは、なめした革の裏面に紙や金属のヤスリなどをかけて起毛させ、表面として仕上げたモノです。
毛足が長く、起毛感も強いのが特徴。削れば削るほど強度は落ちますがキレイに仕上がります。見た目としては独特の光沢があり、あたたかみが感じられるのもポイントです。
エンジニアブーツのおすすめブランド
レッドウィング(RED WING)
レッドウィングは、1905年にスタートしたアメリカのシューズブランド。創業からメイド・イン・USAにこだわっています。
また、高品質で頑丈な革の生産に力を入れているのも特徴。過酷な環境にも耐えられる頑丈さが魅力であるため、長く愛用できるシューズを求めている方におすすめです。
レッドウィング(RED WING) 11″ ENGINEER ST
レッドウィングの定番ブーツとして、高い人気を誇るエンジニアブーツです。脱ぎ履きがしやすいよう、足首部分が太く作られています。
素材には、ブラック・クローム・レザーを使用しているのが特徴。厚い塗膜をもっており、レザー内のオイルが抜けにくいことから、オイルメンテナンスの頻度が少なく済むのが魅力です。
また、ソールにはブラック・ネオプレーンコードを使用しているのもポイント。耐久性のあるエンジニアブーツを求めている方におすすめです。
ウエスコ(WESCO)
ウエスコは、アメリカのブーツブランド。今となっては珍しいファミリービジネスを貫き、少量生産でありながらも、高い品質を維持しています。
また、職人の手作りにより、履き心地のよいブーツを展開しているのも特徴。大量生産では叶わない、こだわりの詰まった1足を求めている方におすすめです。
ウエスコ(WESCO) ボス エンジニアブーツ
職人の手作業により作られた、細かなこだわりを感じるエンジニアブーツです。155もの工程を経ることにより、高い機能性と耐久性を実現しています。
また、伝統的な製法であるステッチダウン製法で仕上げているのも特徴。へたりにくく、安定した履き心地を体感できます。
さらに、手作業ならではの味のある風合いを感じられるのも魅力。この世に1つしか存在しない、オリジナルのエンジニアブーツが欲しい方におすすめです。
チペワ(CHIPPEWA)
チペワは、1901年にスタートしたアメリカのシューズブランド。伐採人の足を保護するために、高品質なブーツを開発したことがブランドの原点です。
第一次世界大戦以降は、米軍にブーツを支給しているのも特徴。天然皮革を使用した、高品質なエンジニアブーツを求めている方におすすめです。
チペワ(CHIPPEWA) 1901M05 11inch STEEL TOE ENGINEER BOOTS
本革を使用した、重厚感のあるエンジニアブーツです。革本来の質感と経年変化を楽しめるので、味わいが深くなっていきます。
また、グッドイヤーウェルト製法を採用しているのも特徴。アウトソールの交換がしやすいため、長年の使用に適しています。
靴の幅はやや広めに設計されているのもポイント。靴の中に余裕があり、快適に履きやすいのが魅力です。
履くたびに自分の足に馴染んでいく、愛着の湧きやすいエンジニアブーツを求めている方におすすめです。
ホワイツ(White’s Boots)
ホワイツは、アメリカでスタートしたブーツ専門のシューズブランド。厳選した素材を使用し、職人の手作業により高品質なブーツを仕立てています。
また、「ARCH EASE」サポートを土踏まずから踵にかけて施しているのも特徴。長時間履き続けても疲れにくいエンジニアブーツを探している方におすすめです。
ホワイツ(White’s Boots) NOMAD エンジニアブーツ オイルレザー ディストレスド Eワイズ
ハンドソーン製法により、高い機能性を誇るエンジニアブーツ。職人が手作業で仕立てているため、ハンドメイド特有の独特な風合いが楽しめます。
素材には、しっとりした質感が特徴のオイルレザーを採用。経年変化も楽しめるため、履くほどに味わいが深まります。
また、「ARCH EASE」サポートにより、歩行時の疲労を軽減できるのもポイント。シャープなフォルムも魅力であるため、タウンユースにおすすめです。
アヴィレックス(AVIREX)
アヴィレックスは、1975年にアメリカ空軍のコントラクターとしてスタートしたブランド。とくに、高い防寒性と機能性を兼ね備える、フライトジャケットが有名です。
また、エイジング加工により、味のある風合いを演出しているのも特徴。ヴィンテージ風のおしゃれなエンジニアブーツが欲しい方におすすめです。
アヴィレックス(AVIREX) ホーネット エンジニアブーツ
カウハイドレザーを使用した、高級感のあるエンジニアブーツです。レザーの表面が鈍い光沢を放っており、ヴィンテージ風のおしゃれな雰囲気を与えます。
製法には、グッドイヤーウェルト製法を採用しているのが特徴。堅牢でありながらフィット感に優れるので、長距離の歩行にも適しています。
さらに、高めのヒールがスタイルをよく魅せてくれるのもポイント。ショッピングなどのタウンユースにおすすめです。
ロンウルフ(LONE WOLF)
ロンウルフは、ワークウェアブランドのシュガーケーンが作り上げたブーツブランド。シュガーケーンのワークウェアに合わせた、カジュアルな雰囲気が魅力です。
また、オリジナルの木型を使用し、職人が手作業で仕上げているのもポイント。耐久性や履き心地に優れた1足を求めている方におすすめです。
ロンウルフ(LONE WOLF) BOOTS CAT’S PAW SOLE ENGINEER LW00300
天然皮革のアッパーを採用した、高級感のあるエンジニアブーツ。真鍮製のバックルを採用することで、高級感のある印象を高めています。
さらに、ハーフラバーソールを採用し、耐久性を高めているのも特徴です。ソールが傷つきにくく、普段使いに向いています。
また、ヒール部分には、5mm厚の本革を4枚使用し、贅沢に仕上げているのもポイント。シュガーケーンのワークウェアと合わせてカジュアルコーデで統一するのもおすすめです。
ビルトバック(BILTBUCK)
ビルトバックは、アトラクションズが運営するレザーブランド。高貴な男らしさを演出するデザイン性の高いレザーブーツを多く展開しています。
また、天然皮革を使用し、高級感のあるデザインに仕上げているのも特徴。上品な印象を与えるおしゃれなレザーブーツを探している方におすすめです。
ビルトバック(BILTBUCK) Lot.444 Engineer Boots / Horsebutt -Black-
スムースレザーにより、高級感のある見た目が特徴のエンジニアブーツ。美しいデザインに加え、履き心地もよいことから、多くの人気を集めています。
アッパー素材には、フルベジタブルタンニング・ホースハイドを採用しているのが特徴。特別な染色・加工を施しているので、経年変化を存分に楽しめます。
また、バックル部分には、シルバーのニッケルメッキ素材を使用しているのもポイント。スタイリッシュな雰囲気を高めているため、高級感のある、おしゃれなエンジニアブーツを求めている方におすすめです。
スローウェアライオン(Slow Wear Lion)
スローウェアライオンは、2001年にスタートした、日本のワークブーツブランド。日本人が履くことを前提に作られているため、フィット感に優れています。
また、ずっと履き続けられるシンプルさを追求しているのも特徴。10年後も履けるエンジニアブーツを求めている方におすすめです。
スローウェアライオン(Slow Wear Lion) スエードレザー エンジニアブーツ ビブラムソール#700 SAND SUEDE
スエードレザーを採用した、あたたかみを感じるエンジニアブーツです。サイドジッパーを備えているので、着脱の利便性に優れています。
ソールには、厳しい環境下でも優れた機能性を発揮する、ビブラム社製のソールを採用。ダブルステッチダウン製法で仕上げているので、締め付けが少なく、軽やかな履き心地を体感できます。
さらに、幅広・甲高の木型を採用することで、日本人の足へのフィット感を高めているのも魅力です。
ジーノ(Zeeno)
ジーノは、日本のシューズブランド。カジュアルからフォーマルまで、幅広いシーンで活躍するシューズを展開しています。
また、シンプル&ベーシックを基本に、適度に流行りを取り入れているのもポイント。大人の雰囲気を醸し出す、洗練されたシューズを求めている方におすすめです。
ジーノ(Zeeno) ドレープ エンジニア ブーツ
焦し加工により、独特の存在感を放っているエンジニアブーツ。ドレープが程よい陰影を表現しているため、深みのある1足に仕上がっています。
また、大きめのバックルを使用しているのも特徴。男らしいワイルドな印象を高めています。
さらに、ジッパーがついていることで、着脱しやすいのもポイント。比較的安い価格設定であるため、エンジニアブーツに初めて挑戦する方におすすめです。
デデス(Dedes)
デデスは、カジュアルなアイテムを展開している「デデスケン」のセカンドブランド。デデスケンのコンセプトを引き継ぎ、服とコーディネートしやすい靴作りを行なっています。
とくに、展開しているアイテムがリーズナブルである点が魅力。手軽な予算でファッションを楽しみたい方におすすめです。
デデス(Dedes) ドレープショートエンジニアブーツ
ヴィンテージな雰囲気が感じられる、ショート丈のエンジニアブーツです。甲部分にドレープを施すことで、こなれ感を演出しています。
また、アンティーク調のバックルを搭載しているのも特徴。踵部分には、汚し加工が施してあるので、ヴィンテージ風のおしゃれな雰囲気をより感じられます。
さらに、サイドジッパー付きで着脱しやすいのもポイント。価格も比較的安価であるため、学生や新社会人の方にもおすすめです。
カドヤ(KADOYA)
カドヤは、バイクウェアを中心に取り扱う日本のファッションブランド。職人が丁寧に仕上げることで、高品質な製品を提供しています。
また、革新的なスタイルを提案しているのも特徴。機能性の高さを追い求める、バイク好きの方におすすめのブランドです。
カドヤ(KADOYA) ブラック アンクル
無駄のないシンプルなデザインが魅力のエンジニア風のブーツです。バイカーを主張しすぎないことをコンセプトとしているので、普段着にも合わせられます。
また、豊富な機能性を備えているのもポイント。インナーパッドやインナーチェンジパッドなど、歩行性を高める工夫が施されています。
シンプルな見た目であるため、ライダーウェアだけでなく、さまざまなコーデに合わせられる1足を求めている方にもおすすめです。
ローリングダブトリオ(ROLLING DUB TRIO)
ローリングダブトリオは、2007年にスタートした日本のシューズブランドです。革の裁断や縫製など、ほとんどの作業は職人の手で行われています。
とくに、日本人の足にフィットするよう、木型や製法にこだわっているのが特徴。フィット感や歩行性に優れるエンジニアブーツを求めている方におすすめです。
ローリングダブトリオ(ROLLING DUB TRIO) ROOTS ENGINEER _Crust by TOKIO
木村登喜夫氏のブランド「tokio」とコラボしたエンジニアブーツです。すべての工程をハンドメイドで仕上げているため、深みのあるデザインに仕上がっています。
とくに、さまざまな特殊加工を施しているのが特徴。焼き・叩き・切り・縫い・染色・ブリーチの加工を施すことで、あえてダメージのある印象を与えています。
アッパーには、馬革を使用し、高級感のある雰囲気に仕上げているのもポイント。ダメージジーンズと合わせて、ダメージコーデで統一するのもおすすめです。
エンジニアブーツのおすすめコーデ
渋さが引き立つヴィンテージコーデ
古きよきヴィンテージ風の雰囲気を演出しているコーデ。コーデ全体をくすみ感のあるカラーで統一することで、見た目に一体感が生まれています。
また、チノパンをロールアップしているのもポイント。エンジニアブーツの存在感を際立たせ、足元からおしゃれな雰囲気を与えています。
チノパンは、エンジニアブーツとの相性がよく、アメカジのカレッジスタイルを意識するのもおすすめです。
さらに、無地のシャツを合わせているのも特徴。柄のないシンプルなコーデでまとめることにより、洗練された大人の雰囲気を演出できます。
アロハシャツを組み合わせれば爽やかなサーフスタイルに
アメカジスタイルのなかでも、夏に多く見られるサーフスタイルのコーデ。エンジニアブーツにアロハシャツを合わせることで、夏らしい涼しげな印象です。
また、ブルーのキャップをかぶっているのもポイント。海や空を連想させるブルーをサーフスタイルに組み込むことで、爽やかな印象を高めています。
さらに、ブーツカットパンツで足元をおしゃれにみせているのも魅力。ブーツカットパンツは脚を長くみせる効果もあるので、スタイルよく着こなしたい方におすすめです。
カーキ色のジャケットでミリタリースタイルを演出
エンジニアブーツにカーキ色のジャケットを組み合わせたミリタリースタイルのコーデです。
パンツには、シンプルにデニムパンツを合わせているのもポイント。インナーシャツとして無地のホワイトTシャツを着用することで、洗練された印象に仕上がっています。
落ち着いた大人の雰囲気を演出したい男性の方におすすめです。
カレッジスタイルならカーディガンと組み合わせるのがおすすめ
カーディガンとデニムパンツを組み合わせた、カレッジスタイルのコーデ。ベージュや明るいグレーをファッションに取り入れることで、やわらかい雰囲気を演出しています。
また、デニムパンツをロールアップしているのもポイント。エンジニアブーツがみえやすくなるので、足元からおしゃれな印象を与えられます。アメカジ初心者にもおすすめのコーデです。
エンジニアブーツに限らず、ブーツが登場した当初は農夫や酪農家からスタートしたあと、特定の職種に向けて派生した歴史があります。現在では、ファッションに取り入れられるデザインのモノが普及。アメカジからキレイめまでさまざまなコーデに合わせられます。普段のスタイルにマッチしやすいアイテムを探してみてください。