タープを設営する際に欠かせない「タープポール」。軽量で持ち運びやすいモノや、太くて頑丈なモノなど、さまざまなモデルがラインナップされています。しかし、各メーカーから数多くのタープポールが展開されており、どれを選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、おすすめのタープポールをご紹介。選び方のポイントも解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

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タープポールを使用するメリットとは?

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タープポールとはタープを支える柱のことで、タープを張るのに欠かせないアイテムです。タープとセットで売られているモノもありますが、価格が安いポールは耐久性に乏しい場合があるため、天候によって破損してしまうことが懸念されます。

一方で、単体販売のタープポールは耐久性に優れたモノが多い傾向があり、安全に使いやすいのが魅力。また、複数のタープポールを組み合わせて使えば、タープやテントの張り方をアレンジしやすいため、キャンプの楽しみ方が広がります。

メインポートサブポールと違い

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タープポールには、大きく分けてメインポールとサブポールがあります。メインポールはタープを支え、サブポールは張り方をアレンジするために使うのが一般的です。

タープを支えるメインポールは頑丈さが重要で、太いモノが多くラインナップされています。目安として、ポールの直径が25mm以上のモノを選ぶのがおすすめ。サブポールと比べるとやや高価ながら、タープを安全に張るために欠かせない製品です。

アレンジに使うサブポールは細いモノが多いのが特徴。タープの端や、テントのひさし部分にあたる「キャノピー」を跳ね上げる際などに使われます。

タープポールの選び方

ポールの種類をチェック

片付けが簡単な「ショックコード式」

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ショックコード式は、伸縮性のあるショックコードがポール内に内蔵されているタープポールのこと。すべてのポールがつながっているため、初心者でも簡単に組み立てやすいのが魅力です。

また、ポールの紛失を予防しやすいのもショックコード式のメリット。一方で、ポールの本数を変えるなどの長さ調節ができないのはデメリットです。

風に強い「プッシュボタン式」

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プッシュボタン式は、つなぎ目部分をボタンでロックするタープポールのこと。耐久性に優れているのが特徴です。

3本~4本セットの製品が多く、ポールの本数を増減させることで長さを調節しやすいのがメリット。一方で、ポールを組み合わせて使うため、設営に時間がかかりやすいのはデメリットです。また、複数本を持ち運ぶ必要があるので、かさばりやすい傾向があります。

長さ調節がしやすい「伸縮式」

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伸縮式は、つなぎ目部分のロックナットをゆるめて伸ばすタープポールを指します。長さを細かく調節しやすいのが伸縮式の魅力。タープを設営したあとでも長さを変えやすいので、急な天候の変化に対応しやすいのもメリットです。

伸縮式は、伸ばしたポールが根元のポール内に収納される構造のため、収納サイズがコンパクトなのも特徴。ツーリングやバックパックキャンプなど、積載に制限があるシーンにピッタリです。

一方で、ポールの先端に向かうほど直径が細くなるため、耐久性にはやや不安が残ります。少人数用のタープや、サブポールとしての使用がおすすめです。

快適に過ごしやすいポールの長さをチェック

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タープポールを選ぶ際には、ポールの長さも重要なポイントです。立食形式で行うバーベキューや大きめのチェアを使うハイスタイルの場合、メインポールの長さは240cm以上のモノがおすすめ。立って移動する際に窮屈さを感じにくく、快適に過ごせます。

小さめのチェアやレジャーシートなどに座って過ごすロースタイルの場合、メインポールの長さは180〜220cmが目安。テントのキャノピーを立ち上げる場合は、推奨されるポールの長さがメーカーごとに異なるので、事前にチェックしてみてください。

長さ調節ができると便利

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長さ調節ができるタープポールは、さまざまな張り方に対応できるため便利です。バーベキューの最中は高めにして煙を逃したり、雨天時は天井に水が溜まらないよう、一部のタープポールを低くして傾斜をつけたりなどの使い分けができます。

ポールの長さを調節できるタープポールは、プッシュボタン式か伸縮式のどちらかが一般的。プッシュボタン式の場合は、数cm刻みに配置された穴にボタンをはめて調節します。伸縮式は無段階に調節できるため、好みの長さに設定できるのがメリットです。

用途に合った素材をチェック

軽量で持ち運びに便利なアルミ

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アルミ製のタープポールは、軽量で持ち運びに適しているのがメリット。アルミはサビに強い金属のため、お手入れを簡単に済ませたい方にもおすすめです。

一方で、アルミ製の細いタープポールは強度に欠けるのが気になる点。アルミに異なる物質を掛け合わせた「アルミ合金」は強度に優れるため、気になる方は併せてチェックしてみてください。

耐久性に優れ手頃に購入できるスチール

スチール製のタープポールは耐久性が高いのが魅力。比較的リーズナブルな価格で購入できるのもおすすめポイントです。

ただし、濡れたまま放置するとサビやすいので、使用後には表面の水分を拭き取るなどのメンテナンスが必要。また、耐久性に優れる反面、重たいモノが多いため、車移動の方に適しています。

自然に馴染みやすいデザインのウッド

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ウッドタイプのタープポールは、あたたかみのあるデザインが魅力です。自然のなかに馴染みやすいので、雰囲気を重視したい方におすすめ。弾力性や耐久性にも優れているため、メインポールとしても重宝します。

一方で水分を含みやすく、変形してしまうケースがあるのは気になる点。また、重たいモノが多いので、持ち運びやすさを優先したい方には不向きです。アルミ製のタープポールにウッド調のプリントを施したモデルもあるため、軽さと雰囲気を両立したい方はチェックしてみてください。

軽量かつ耐久性に優れるカーボン

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カーボン製のタープポールは、軽さと耐久性を兼ね備えているのが魅力。頑丈なため、直径が細くてもメインポールとして使えるモデルもラインナップされています。

湿気に強いので雨の日でも使いやすく、サビにくいのもおすすめポイントです。ただし、機能性に優れている反面、価格が高めなのはデメリット。また、デザインのバリエーションが少ないため、タープポールの色にもこだわりたい方には不向きです。

収納時の大きさをチェック

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タープポールを選ぶ際には、収納時のサイズもチェックしておきたいポイント。持ち運びやすさを重視したい場合は、収納時の長さが70cm以下のモノがおすすめです。

収納ケースが付属している製品であれば、移動中に車内やリュックのなかでポールが散乱してしまうのを防げます。また、収納ケースにショルダーベルトが搭載されているモノは、駐車場から離れた場所へ移動する際にも便利です。

収納ケースがオプションでラインナップされている場合、複数セットを収納できるようサイズに余裕を持たせてあるモノもあります。必要なタープポールの本数を考慮しながら、チェックしてみてください。

タープポールのおすすめ

スノーピーク(snow peak) ウイングポールレッド 240cm TP-002RD

スノーピーク(snow peak) ウイングポールレッド 240cm TP-002RD

軽量で耐久性が高いアルミニウム合金製のタープポール。本製品は長さ60cmの4本継ぎで、最長240cmです。ポールの直径は30mm。接続はプッシュボタン式なので、簡単に連結やリリースができます。

先端部のピンに、タープのグロメットやローレット加工が施されているのもおすすめポイント。地面と接する部分には、ゴム製のエンドキャップを装着しており、傷や水の浸入を防ぎやすいのが魅力です。

本製品の重量は1100g。収納ケースはオプションとしてラインナップされています。70cm×4本のタイプも展開されており、本製品と組み合わせることで、120〜280cmまで12通りの長さ調節が可能です。

スノーピーク(snow peak) ウッドポール280CM TP-091

スノーピーク(snow peak) ウッドポール280CM TP-091

外装に竹集成材を使用したタープポールです。金属感が少ないタープポールなので、グランピングのような雰囲気を演出できます。また、竹集成材の内側にはアルミニウム合金製のウイングポールが入っているため、通常の木製ポールに比べて高い強度を備えています。

長さは70cmの4本継ぎで、全長は280cmです。直径は36mmで、重量は1800g。スノーピークには、竹集成材を使用したテーブルやチェアもラインナップされているため、組み合わせて使うのもおすすめです。

フィールドア(FIELDOOR) アルミテントポール 280

フィールドア(FIELDOOR) アルミテントポール 280

大型のタープやコットン製タープにおすすめのタープポールです。素材には、軽量かつ耐久性に優れたアルミを採用。直径は約32mmで、頑丈な作りが魅力です。

本製品は4本継ぎで、最長約280cm。プッシュボタン式を採用し、5cm間隔で8段階に調節できます。また、タープやテントのサイズに合わせて、使用するポールの本数を2本や3本に変更することも可能です。

カラーはレッド・ゴールド・シルバー・ブラウン・ブラックの5種類に加え、木目調のダークブラウンもラインナップされています。重量は約1300g。オプションで、本製品を最大2セットまで収納できる専用バッグが展開されているのもメリットです。

フィールドア(FIELDOOR) スチールテントポール 160

フィールドア(FIELDOOR) スチールテントポール 160

スチール製のタープポールです。ポール2セットに加え、ペグと自在金具付きのロープが2本ずつ付属。テントのキャノピーの立ち上げや、タープのレイアウトのアレンジをするサブポールとしておすすめです。

本製品は3本継ぎタイプで、長さは160cm。直径は16mmで、重量は1セット当たり410gです。カラーはブラック・メタリックレッド・シルバーの3種類。長さ214cmの4本継ぎタイプもラインナップされています。

フィールドア(FIELDOOR) 伸縮式カーボンコンポジットポール 220

フィールドア(FIELDOOR) 伸縮式カーボンコンポジットポール 220

素材にカーボンとグラスファイバーを採用したタープポールです。カーボンとグラスファイバーの各繊維を異なる方向に組み合わせることで、頑丈な作りを実現。ポールの最大直径は約28mmで、メインポールとしてもサブポールとしても使いやすいのが魅力です。

本製品は伸縮式で、長さを約52〜220cmまで無段階に調節できるのもおすすめポイント。ロックナットを回転させるだけでつなぎ目を固定できるため、設営後の高さ変更も簡単に行えます。

重量は約350gと軽量です。先端のピンの長さは約5cmで、収納時のサイズは約57cm。バックパックに入れやすい大きさのため、ツーリングなどの積載に制限があるシーンにもおすすめです。

フィールドア(FIELDOOR) 木製テントポール 240

フィールドア(FIELDOOR) 木製テントポール 240

ウッドタイプのタープポールです。素材に天然木のタモ材を採用した、ナチュラルなデザインが魅力。雨による変形防止や表面保護として、蜜蝋ワックス仕上げが施されている点もメリットです。

本製品は直径32mmのポールの3本継ぎで、最長240cm。2本連結で160cmのタープポールとしても使用できます。連結方法はネジ式で締め付けやすいため、ぐらつきが少ない点もおすすめです。

1セットの重量は約1600g。オプションで帆布製の専用収納バッグもラインナップされています。収納バッグには最大で4セットまで収納可能です。

ディーオーディー(DOD) ハイパームテキポール XP8-632

ディーオーディー(DOD) ハイパームテキポール XP8-632

直径約35mmの太いタープポールです。素材には、軽量かつ頑丈なアルミ合金を採用。大型のタープやテントのメインポールとして、安心感を求める方におすすめです。

先端部分には、設営中のロープ抜けを防ぐためのローレット加工と曲げ加工が施されています。先端部分はネジ式で、着脱可能なのもおすすめポイント。ワンポールテントのメインポールとして使ったり、タープ生地を中心部から突き上げたりと、汎用的に使えます。

本製品は約65cmの4本継ぎで、最長約260cmです。収納サイズは約幅74×奥行15×高さ3.7cm、重量は約1400gで、専用のキャリーバッグが付属。カラーはブラックとウッドの2種類がラインナップされています。

ディーオーディー(DOD) テント・タープポール XP-01

ディーオーディー(DOD) テント・タープポール XP-01

スチール製のタープポールです。先端部分の直径は5mmで、小穴のグロメットにも対応。ポールの直径は約15mmで、キャノピーを立ち上げたりタープを開放的に設営したりと、サブポールとして幅広いシーンで活躍します。

長さは約55cmの3本継ぎで、差し込みで組み立てできるストッパー式を採用。簡単に設営・撤収が可能です。また、連結本数を変えれば長さの調整もできます。ポール2セットのほか、ペグ2本とロープ2本が付属するのもおすすめポイントです。

収納サイズは約幅60×奥行12×高さ2cmで、総重量は約1000g。キャリーバッグが付属するため、持ち運びにも便利です。カラーはブラック・グレー・レッドの3種類がラインナップされています。

ディーオーディー(DOD) コンパクトタープポール XP1-630

ディーオーディー(DOD) コンパクトタープポール XP1-630

ツーリングキャンプやバックパックキャンプを楽しむ方におすすめのタープポールです。総重量は約1000gで、収納サイズは約幅40×奥行16×高さ5cm。キャリーバッグが付属するため、持ち運びに便利です。

直径は約19mm。少人数用タープのメインポールとしてはもちろん、サブポールやキャノピーの跳ね上げ用ポールとしても使えます。プッシュボタン式で簡単に組み立てられるのも魅力。連結するポールの本数を変えれば、約71cm・104cm・137cm・170cm・203cmの5段階に調節可能です。

先端部分にはローレット加工と曲げ加工が施されているので、設営中にタープが抜けにくいのもおすすめポイント。先端部分は着脱できるため、小型ワンポールテントのメインポールや、キャノピー生地の突き上げ用ポールとしても使えるなど、汎用性に優れています。

ムラコ(muraco) NORTHPOLE FAT 210 P004

ムラコ(muraco) NORTHPOLE FAT 210 P004

直径31mmの太いタープポールです。素材には、アルミニウム合金を採用。高さは最長210cmに設営可能で、タープのメインポールとしておすすめです。

本製品は3本継ぎで、接続方法はプッシュボタン式。中間のポールを省いて長さ140cmでも使えます。オプションの「ADD35 FOR FAT」を使用すれば、長さを35cm追加することも可能。先端のピンには、フランジ形状で外れにくいアルミピンや、ストレート形状でグロメットへ差し込めるステンレスピンの2本が付属しています。

収納時の長さは77cmで、重量は958g。オプションとして、本製品を最大8セット収納できるキャリーケースがラインナップされています。

ムラコ(muraco) NORTHPOLE CARBON 210 TA0060

ムラコ(muraco) NORTHPOLE CARBON 210 TA0060

軽量かつ高強度なカーボンファイバーを素材に採用したタープポールです。本製品は、カーボンゴルフシャフトメーカーの「グラファイトデザイン」とムラコが共同開発。直径17mmと細いタープポールでありながら、ポリコットン素材のタープのメインポールとして使えます。収納時のサイズは3.4×3.1×74.5cmで、重量は460gと比較的軽量です。

本製品は3本継ぎで、高さは210cm。ポールはすべてショックコードで連結されているため、簡単に組み立てやすいのがおすすめポイントです。先端のピンには、アルミピンとステンレスピンの2本が付属します。

ムラコ(muraco) NORTHPOLE EXTENSION SHORT P003

ムラコ(muraco) NORTHPOLE EXTENSION SHORT P003

使い勝手に優れたタープポールです。長さは155〜185cmまでで、7.5cmピッチで調節が可能。ポールがショックコードで接続されているため、素早く組み立てやすいのが魅力です。連結金具にはネジ加工が施されており、ショックコードの交換も行えます。

先端のピンには、フランジ形状を採用した外れにくいアルミピンや、ストレート形状でグロメットに差し込めるステンレスピンの2本が付属。収納時サイズは長さ59cmで、まとめる際に便利なムラコのロゴ入りゴムバンドが付いています。重量は434gで、ポールの直径は20mmです。

ロゴス(LOGOS) システムロックポール230cm 71902600

ロゴス(LOGOS) システムロックポール230cm 71902600

長さを細かく調節できるタープポールです。約90cmから約230cmまで、5cm刻みで28段階に調節可能。調節には、ワンプッシュで行えるシステムロック方式を採用しています。

ポールエンドロックが付属しているのもおすすめポイント。ロープがポールから外れるのを抑制するほか、タープ生地を押し上げる際に生地を傷めにくくするので、雨天時の雨溜まり防止としても重宝します。

ポールエンドロックは紐で連結されているため、紛失する心配が少ないのもメリット。総重量は約480gで、収納サイズは長さ約96cmです。

テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS) デュラスティック 130-280

テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS) デュラスティック 130-280

大型タープの設営に適したプッシュボタン式のタープポールです。素材には、軽量かつ高強度のアルミ合金を採用しています。

本製品はラチェット式で、展開・収納を素早く行いやすいのがおすすめポイントです。長さは約130〜280cmまで、10cm刻みの16段階に調節が可能。収納サイズは約80cmで、重量は約1270gです。

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