交換レンズはミラーレス一眼での撮影の楽しみを広げるアイテムです。使用するレンズを交換することで、写る範囲や仕上がりなどを変えられるため、撮りたい被写体やシーンに適した状態で撮影を進められます。

そこで今回は、初心者向けのモデルを中心に、人気のカメラメーカーからおすすめのミラーレス一眼用レンズをご紹介。選び方のポイントも解説するので、レンズを選ぶ際の参考として役立ててみてください。

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ミラーレスカメラ用レンズのおすすめ|ニコン(Nikon)

ニコン(Nikon) NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR

ニコン(Nikon) NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR 2023

ニコンZマウントに対応するAPS-Cミラーレス一眼用の電動超広角ズームレンズです。フルサイズ換算で超広角18〜標準42mm相当の画角に対応。重さ約205g、全長約63.5mmと小型軽量なので、散歩や旅行にも手軽に持ち歩けます。

ズーミング速度を11段階から選べる「パワーズーム」を採用。プロのように滑らかなズーム操作が手軽に行えます。ズーム時の音が静かなのもポイント。また、ピント合わせ時に画角が変わるフォーカスブリージング現象を抑えられます。

約4.5段分の手ブレ補正効果があるのも便利。通常の補正モードに加えて、動きのあるシーンに最適化した「SPORTモード」も選択可能です。さらに、ズーム全域で最短撮影距離が19cmと短く、優秀な接写性能も備えています。

▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

ニコン(Nikon) NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 2020

ズーム倍率が8.3倍と高いレンズです。1本で24〜200mmの幅広い画角をカバー可能。多彩なシーンに対応できるため、旅行に持って行くレンズとしてもおすすめです。

最短撮影距離が広角側で50cm、望遠側で70cmと短めに設計されているのもポイント。テーブルフォトが撮影できるほか、マクロレンズの代用として花や昆虫の記録にも活用できます。

重さ約570g、全長約114mmと携帯性も良好。約5段分の手ブレ補正効果があるほか、アウトドアで安心の防塵・防滴に配慮した設計も採用しています。反射防止技術「アルネオコート」も施されており、逆光でもクリアな描写が可能です。

▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) NIKKOR Z DX 24mm f/1.7

ニコン(Nikon) NIKKOR Z DX 24mm f/1.7 2023

APS-Cミラーレス一眼用の大口径準広角単焦点レンズです。35mm判換算で36mm相当の画角を採用。重さ約135g、全長約40mmで手軽に持ち運べるので、常用レンズとしてもおすすめです。

開放F1.7と明るいのもポイント。暗いシーンの撮影にも強く、近接距離では大きなボケを活かした表現も可能です。レンズ先端から約12cmまで被写体に接近できるため、花や料理などの撮影にも重宝します。

AF駆動システムにステッピングモーターを採用しているのも特徴。駆動音が静かで、ピント移動時の画角変動も抑えられているので、動画撮影用のレンズとしても役立ちます。レンズフードが付属するのも魅力です。

▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) NIKKOR Z 40mm f/2

ニコン(Nikon) NIKKOR Z 40mm f/2 2021

50mmよりもやや広範囲を自然な遠近感で記録できる焦点距離40mmのレンズ。小型カメラとの相性も良く、散歩中に行う街角のスナップ撮影にもおすすめです。

最短撮影距離が29cmと短いのもポイント。テーブルフォトはもちろん、ポートレートの撮影でも被写体の近くまで迫った表現が可能です。開放F値2の明るさで暗所撮影にも活躍。9枚羽根の円形絞りが作り出す自然なボケ味も楽しめます。

重さ約170g、全長約45.5mmと軽量コンパクトなのも魅力。また、沈胴解除の動作が不要なので、突然のシャッターチャンスにも素早く対応できます。防塵・防滴に配慮した設計により屋外でも安心して使用可能です。

▼撮影イメージ

ミラーレスカメラ用レンズのおすすめ|キヤノン(Canon)

キヤノン(Canon) RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM

キヤノン(Canon) RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM 2022

キヤノンRFマウントに対応するフルサイズミラーレス一眼用の超広角ズームレンズです。肉眼に近い画角の広角30mmから、ダイナミックな描写が可能な超広角15mmまで1本で対応可能。価格が比較的リーズナブルなので、広角の入門レンズとしてもおすすめです。

重さ約390g、全長約88.4mmと軽量コンパクトなのもポイント。加えて、5.5段の光学式手ブレ補正効果を有しています。対応カメラに装着すれば、協調制御で7段の手ブレ補正が可能です。手持ちでも軽快かつ安定した撮影が楽しめます。

最短12.8cmまで被写体に接近しても合焦できる接写性能の高さも魅力。本レンズは最大撮影倍率が0.52倍と高めで、小さな花の一部も大きく記録できます。テーブルフォト撮影にもぴったりです。

▼撮影イメージ

キヤノン(Canon) RF100-400mm F5.6-8 IS USM

キヤノン(Canon) RF100-400mm F5.6-8 IS USM 2021

離れた場所で動く被写体の撮影にも使える超望遠400mmのレンズ。ズームレンズながら重さ約635g、全長約164.7mmと携帯性が良好です。小型のカメラバッグにも収納しやすく、軽快に持ち運べます。

最高5.5段分の手ブレ補正機構を内蔵しているのもポイント。超望遠域でもミラーレス一眼のファインダー内映像が安定するので、目的の被写体が捕捉しやすくなります。屋外スポーツ・動物・鉄道などの撮影に挑戦したい初心者にもおすすめです。

別売りの純正テレコンバーターに対応するのも魅力。本レンズと併用することで最長800mm相当まで望遠域の拡張が可能です。野鳥や飛行機の撮影に使う入門レンズとしても活用できます。

▼撮影イメージ

キヤノン(Canon) RF35mm F1.8 MACRO IS STM

キヤノン(Canon) RF35mm F1.8 MACRO IS STM 2018

フルサイズミラーレス一眼用の大口径準広角単焦点レンズです。焦点距離は自然な画角の35mmを採用。重さ約305g、全長約62.8mmと小型軽量で持ち運びやすいので、スナップ撮影用の入門レンズとしてもおすすめです。

開放F1.8の明るさを備えており、暗いシーンでも鮮明に記録できるのがポイント。さらに、レンズ内に搭載する9枚羽根の円形絞りと組み合わせれば美しいボケ味が得られます。

最短撮影距離17cm、最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ撮影に対応するのも魅力。また、マクロ域にも対応する最高5段分の手ブレ補正効果を備えています。

▼撮影イメージ

キヤノン(Canon) RF50mm F1.8 STM

キヤノン(Canon) RF50mm F1.8 STM

自然な画角と遠近感で使いやすい焦点距離50mmのミラーレス一眼用レンズ。多彩なシーンに活用できるほか、価格も安いため、初めての単焦点レンズとしてもおすすめです。

開放F1.8と明るく設計されているのもポイント。人物やペットのポートレート撮影でもボケを活かした立体感のある表現が可能です。最短撮影距離30cmと接写性能も優秀。料理や小物などのテーブルフォト撮影にも重宝します。

重さ約160g、全長約40.5mmの小型軽量ボディを実現しているのも魅力。また、低価格のレンズながら、AFからMFへ瞬時に移行できる「フルタイムマニュアル」などの便利機能も使用可能です。

▼撮影イメージ

ミラーレスカメラ用レンズのおすすめ|ソニー(SONY)

ソニー(SONY) E PZ 10-20mm F4 G SELP1020G

ソニー(SONY) E PZ 10-20mm F4 G SELP1020G 2022

ソニーEマウントに対応するAPS-Cミラーレス一眼用の電動超広角ズームレンズです。フルサイズ換算で超広角15〜広角30mm相当の画角に対応。ズーム全域で開放F値がF4のまま変動しないので、室内や夜景など暗いシーンの撮影にも重宝します。

無段階変速タイプのパワーズーム機構を搭載しているのもポイント。速度を一定に保った低速ズームなど高度なレンズワークが手軽に行えます。

柔らかく自然なボケ描写も魅力。最短撮影距離20cmと接写性能も良好です。重さが約178gなので、ジンバルと組み合わせても快適に扱えます。

▼撮影イメージ

ソニー(SONY) FE 28mm F2 SEL28F20

ソニー(SONY) FE 28mm F2 SEL28F20 2015

フルサイズミラーレス一眼用の広角単焦点レンズです。焦点距離28mmを採用。広範囲を違和感の少ない遠近感で記録できるため、スナップや風景などの撮影に使う入門レンズとしてもおすすめです。

開放F2と明るめに設計されているのもポイント。外装には高品位なアルミニウム合金を採用しています。

別売りの2種類のコンバーターレンズを装着できるのも魅力。ウルトラワイドコンバーター装着時は21mm相当の超広角撮影が楽しめます。また、フィッシュアイコンバーターでは、デフォルメ効果を活かした対角線画角180°の魚眼撮影が可能です。

▼撮影イメージ

ソニー(SONY) FE 50mm F2.8 Macro SEL50M28

ソニー(SONY) FE 50mm F2.8 Macro SEL50M28 2016

フルサイズミラーレス一眼用の標準マクロレンズです。最短16cmの至近距離で写す等倍マクロ撮影に対応。小さな被写体を画面一杯に大きく表示できるため、花や小物などの撮影にもおすすめです。

初心者でも扱いやすい焦点距離50mmを採用しているのもポイント。開放F2.8によるボケ味も楽しめるので、接写やマクロ撮影以外の用途でも標準単焦点レンズの代用として役立ちます。

AFの有効範囲を限定させてピント合わせを効率化できる、接写に便利な「フォーカスレンジリミッター」も利用可能です。

ソニー(SONY) FE 85mm F1.8 SEL85F18

ソニー(SONY) FE 85mm F1.8 SEL85F18 2017

対象を凝視するときの視野に近い焦点距離85mmを採用したレンズ。開放F1.8の明るさを実現しているのがポイントです。

9枚羽根の円形絞りと組み合わせることで、豊かで美しいボケを活かした立体的な表現ができます。また、AF駆動が静かなため、室内や動画の撮影にも重宝します。

重さは約371gで、全長は約82mm。防塵・防滴に配慮した設計で屋外でも安心して使えます。鏡筒の「フォーカスホールドボタン」には、よく使う機能の割り当ても可能です。

ミラーレスカメラ用レンズのおすすめ|OM SYSTEM(旧オリンパス)

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 II

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 II 2024

フルサイズ換算で超広角18〜準広角36mm相当の画角をカバーする、ミラーレス一眼用レンズ。超広角域ならではのダイナミックな風景表現が可能です。

沈胴構造の採用によって、収納時は全長約49.3mmまで小型化できるのもポイント。重量も約154gと軽く、簡単に持ち運びが可能です。

「ライブND」や「ライブコンポジット」 など、OMシリーズのミラーレス一眼が搭載する多彩な特殊撮影機能に対応します。

▼撮影イメージ

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II 2013

35mm判換算で望遠150〜超望遠600mm相当の画角に対応するレンズ。離れた場所の被写体も迫力いっぱいに大きく記録できるので、運動会や動物園はもちろん、野鳥撮影用のレンズとしてもおすすめです。

超望遠域をカバーしながら、重さ約423g、全長約116.5mmと比較的持ち運びやすいのもポイント。また、優れた反射防止効果を持つ「ZEROコーティング」が施されており、逆光のシーンでもクリアに描写できます。「MSC機構」の採用によってAF駆動音が静かなので、動画撮影にもぴったりです。

▼撮影イメージ

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 2013

マイクロフォーサーズミラーレス一眼用の大口径準広角単焦点レンズです。スナップ撮影で人気のある、35mm判換算で34mm相当の画角を採用しています。

開放F1.8の明るさを持つのもポイント。室内や夜間などの暗いシーンでも鮮明に記録できます。本レンズは最短撮影距離25cmと近接撮影性能も良好。被写体に接近すれば、7枚羽根の円形絞りが作り出す美しいボケ味も堪能できます。

独自の「スナップショットフォーカス機構」も便利。フォーカスリングを手前に引くと、指定した距離にピント位置が移動します。

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro 2016

最短撮影距離が9.5cmで、最大撮影倍率2.5倍相当のマクロ撮影に対応するレンズ。小さな被写体も大きく迫力のある画角で撮影ができます。価格が安いので、マクロ撮影用の入門レンズとしてもおすすめです。

35mm判換算で60mm相当の画角を採用しているのもポイント。通常の撮影領域でも高い解像性能を備えており、やや望遠寄りの標準レンズとしても活用可能です。きれいな円形ボケも楽しめるため、ポートレートやテーブルフォトの撮影にも重宝します。

▼撮影イメージ

ミラーレスカメラ用レンズのおすすめ|富士フイルム(FUJIFILM)

富士フイルム(FUJIFILM) XF23mmF2 R WR

富士フイルム(FUJIFILM) XF23mmF2 R WR 2016

富士フイルムXマウントに対応するAPS-Cミラーレス一眼用の準広角単焦点レンズです。フルサイズ換算で35mm相当の画角を採用。加えて、開放F2とやや明るく、暗所でも撮影を進められます。日常や旅行先でのスナップ撮影に使うレンズとしてもおすすめです。

金属パーツを使ったスタイリッシュなデザインもポイント。防塵・防滴・耐低温構造も採用しており、高級感と堅牢性を両立しています。ステッピングモーターによる高速・静音AFが可能なのも魅力です。

▼撮影イメージ

富士フイルム(FUJIFILM) XF27mmF2.8 R WR

富士フイルム(FUJIFILM) XF27mmF2.8 R WR 2021

厚み約23mmのスリムなミラーレス一眼用レンズ。カメラに装着した状態でも負担になりにくいのが魅力です。

35mm判換算で41mm相当の画角を採用しているのもポイント。普段の視野に近い範囲を自然な遠近感で撮影できるため、スナップをはじめとした幅広いシーンに対応可能です。

操作性にこだわって設計されているのも特徴。指標付き絞りリングや、誤操作防止用のAポジションロック機能も備えています。また、防塵・防滴構造なので、雨天時の撮影にも活躍可能です。

▼撮影イメージ

富士フイルム(FUJIFILM) XC35mmF2

富士フイルム(FUJIFILM) XC35mmF2 2020

35mm判換算で53mm相当の画角を採用しているレンズ。価格が比較的安く、手軽に入手できるため、初めての単焦点レンズとしてもおすすめです。

開放F2とやや明るめに設計されているのもポイント。暗いシーンでも鮮明に記録できるほか、円形絞りが作り出す美しいボケ味も楽しめます。AFの駆動機構にはステッピングモーターを採用。室内でも音を立てにくく静かに使えます。

▼撮影イメージ

富士フイルム(FUJIFILM) XF50mmF2 R WR

富士フイルム(FUJIFILM) XF50mmF2 R WR 2024

中望遠単焦点タイプのレンズです。ポートレート撮影に使いやすい、35mm判換算で75mm相当の画角を採用しています。

開放F2の明るさと、9枚羽根の円形絞りによる美しいボケ感を表現できるのもポイント。AF駆動音が静かなため、動画撮影用途にもおすすめです。

防塵・防滴構造に加えて、-10℃の環境に対応する耐低温構造も採用。天候や季節を問わず、屋外での撮影にも安心して使用可能です。

▼撮影イメージ

ミラーレスカメラ用レンズの選び方

マウントとセンサーサイズに適したレンズを選ぶ

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ミラーレス一眼用の交換レンズを選ぶ際は採用する「マウント」に注意。マウントとは、カメラ本体とレンズを繋ぐ取付部のことです。双方のマウント規格が異なると、装着や使用が原則できません。同じメーカー内でも、一眼レフ用とミラーレス一眼用とで対応レンズに別のマウントが採用されているので気を付けましょう。

対応するイメージセンサーのサイズもレンズ選びで重要です。ミラーレス一眼では小さいモノから順に、マイクロフォーサーズ(M4/3)・APS-C・フルサイズの主に3種類を採用。センサー規格が双方で一致しないと、画角(撮影範囲)や記録画素数が変わるため、対応センサーサイズが使用カメラと同じレンズを選ぶのがおすすめです。

焦点距離で選ぶ

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交換レンズの焦点距離もミラーレス一眼の写りを変えるポイントです。焦点距離の短いモノから順に広角レンズ・標準レンズ・望遠レンズの3種類に大別されます。

広角レンズはフルサイズ換算で焦点距離35mm以下の画角に相当するモノ。遠近感を強調する性質があり、広範囲をダイナミックに記録できます。風景・建築物・スナップなどの撮影におすすめです。

標準レンズは換算50mm前後の画角に相当するモノ。普段の視野に近い範囲を自然な遠近感で描写可能です。汎用性が高く、扱いやすいため、ミラーレス一眼の初心者にも人気があります。

望遠レンズは換算85mm以上の画角に相当するモノ。離れた場所にある被写体を大きく引き寄せて画面一杯に表示できます。ボケを活かしたポートレートのほか、スポーツ・動物・乗り物などの撮影にもおすすめです。

ズームの有無で選ぶ

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ミラーレス一眼で使う交換レンズを選ぶ際はズーム機能の有無も確認しましょう。単に撮影時の利便性だけではなく、描写の方向性も大きく変わってきます。

ズーム機能を搭載するモノが「ズームレンズ」。焦点距離を変えることにより、決められた範囲内で自在に画角を調節できます。撮影位置が制限される場合でもさまざまな構図で記録可能なので、利便性重視の方におすすめ。

ズーム機能を搭載しないモノが「単焦点レンズ」。焦点距離が固定されているため、使用時は撮影する位置や角度の工夫がより必要となります。開放F値が小さく、暗所でも鮮明に記録できる明るいレンズが多いのが魅力です。

フォーカス方法をチェック

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ピント合わせの方法も交換レンズを選ぶポイントの1つ。ミラーレス一眼用の交換レンズは、「オートフォーカス(AF)対応モデル」と「マニュアルフォーカス(MF)対応モデル」の2種類が展開されています。

AF対応レンズはピント合わせを自動で行えるタイプ。ミラーレス一眼のモニター内やファインダー内に見える測距点という小さな枠を、被写体(撮影対象)に合わせてボタンを半押しするだけで素早く簡単に合焦可能です。急なシャッターチャンスにも強いので、AFレンズは現在の主流になっています。

MF対応レンズはピント合わせを手動で行うタイプ。ミラーレス一眼はMF用のサポート機能を備えている場合が多いものの、AFと比べて精密なピント操作が要求されます。

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