近年、国内メーカーだけでなく、海外メーカーからも人気モデルが登場している家電といえば、掃除機。海外とのラインナップ競争が激しくなり、ますます掃除機選びで迷ってしまいそうですね。

今回は、日本で昔からなじみのある紙パック式掃除機のおすすめ製品をご紹介します。サイクロン式掃除機との比較もしているので、掃除機選びの参考にしてください。

紙パック式のおすすめ掃除機
日立

日立(HITACHI) かるパック CV-PD700

パワーと軽さのバランスを両立した掃除機です。本体質量を約2.3kgにしているだけでなく、ヘッドやパイプにもカーボンライト素材を使用し軽量化。ヘッドは左右からも吸引可能なジェット吸引スマートヘッドを採用しています。

そして、こちらの掃除機が最も優れているポイントは、静音性。最大運転音は57dBで、2017年現在販売されている紙パック式掃除機の中では最小。紙パック式掃除機の利便性と静音性を両立したい方には特におすすめです。

日立(HITACHI) かるパック CV-PD30

吸い込むパワーを重視したいなら、こちらの掃除機がおすすめ。680Wという吸込仕事率を実現しており、ジェット吸引ヘッドと組み合わせてゴミをグングン吸い込みます。質量は3.7kgと少し重いですが、掃除機の中ではコンパクトな方に分類されます。

さらに、電源コードを伸ばす時の振動を活かし、紙パック内のチリを落とす機構を採用しています。紙パック式掃除機にありがちな目詰まりによる吸引力低下。それを防ぐ構造により、パワー持続に貢献しています。

日立(HITACHI) クリーナー CV-VW7

空気の力でブラシを回す、パワフルエアーヘッドを採用した紙パック式掃除機。ヘッドを丸洗いできるので、清潔に保ちたい方におすすめです。パイプやホースの構造はモーターヘッドタイプと同一で、伸縮パイプやペタリンコ構造もあります。

すき間サッシ吸口とブラシ吸口を合体した、クルッと切替えブラシ吸口も付属。パイプに固定しておけるため、必要に応じてサッと取り出して使えます。シンプル構造で、扱いやすさも魅力的な掃除機です。

紙パック式のおすすめ掃除機
パナソニック

パナソニック(Panasonic) Jコンセプト MC-JP520G

質量2.0kgと、キャニスター掃除機の中で群を抜く軽さを実現したモデル! 開発時に部品の配置構造を徹底的に見直したこともあり、重量バランスが秀逸。階段で本体を持って掃除する時や持ち運び時には、その持ちやすさに驚いてしまうはず。

パナソニック掃除機の伝統である子ノズルは、本モデルにも標準採用。ここにLEDライトも搭載しているため、暗い場所でもゴミを確認しながら掃除できます。軽くて実用性にも優れているこちらの紙パック式掃除機は、実家のご両親へのプレゼントにもおすすめ。

パナソニック(Panasonic) 紙パック式掃除機 MC-PA36G

和柄デザインがおしゃれな、紙パック式掃除機。「クルッとポイ」構造を採用しており、紙パックを触らず捨てられます。できる限りゴミに触れたくない方に、おすすめしたい掃除機です。紙パックの取り付けも差し込むだけでOKなので、とても簡単!

本体質量・サイズともに平均的ですが、その分パワーが強力。最大500Wの吸込仕事率とパワフル自走ノズルで、床の種類を問わずしっかりゴミを吸い込む掃除機。排気方向にも気を配っており、床のホコリ舞い上げ防止に役立っています。

パナソニック(Panasonic) 紙パック式クリーナー MC-PK18G

軽さとパワーにおいて、上で紹介した2モデルの中間を取りつつ、パナソニック製紙パック式掃除機では最安値。コンパクトサイズ・2.7kgという軽量でありながら、最大吸込仕事率は600W。ヘッドも、上位モデルと同じ子ノズル付パワフル自走ノズルを採用しています。

もう1点特徴的なのが、その見た目。本体にダイヤモンドカットデザインを採用し、個性を十分に発揮しています。価格面でもおすすめできますが、デザインの個性を重視する方にもおすすめしたい掃除機です。

パナソニック(Panasonic) 紙パック式ふとんクリーナー MC-DF500G

パナソニックは、ふとん掃除機にも紙パック式を採用した唯一のメーカー。ふとんを掃除すると、どうしても細かいハウスダストが多く、ダストカップの掃除が大変。本モデルは、紙パックを使うという方法によって見事に解決しています。

花粉やダニのフンまで発見可能な、ハウスダスト発見センサーも搭載。キレイになると青色に変わるため、ハウスダストの有無が目に見えて便利ですね。ふとんの上でスムーズに動かせる構造と軽さも実現し、ふとん掃除の負担低減に貢献しています。

紙パック式のおすすめ掃除機
東芝

東芝(TOSHIBA) 紙パック式クリーナー VC-PG316

東芝の掃除機と言えば、サイクロン式の「トルネオ」シリーズが有名。しかし、紙パック式も2016年7月にモデルをすべて刷新しており、進化を遂げています。こちらの掃除機は、専用の電動ふとんブラシが付属したフラッグシップモデルです。

本モデルだけに搭載するのが、2種類の特殊フィルター。細かなチリの吸着に貢献するだけでなく、ゴミが増えてきた時に発生する独特な排気臭も防いでくれます。トルネオ譲りのゴミセンサーもあり、ゴミの量に応じて自動的にパワー調節する高性能掃除機です。

東芝(TOSHIBA) 紙パック式クリーナー VC-PF9

東芝の紙パック式掃除機では、最もハイパワーなモデル。「パワーが強いと、動かすのも大変では?」と思いがちですが、自走式ヘッドを採用し動きを軽くしています。家具の下でもヘッドが浮かない床ピタ設計であることも、操作面では便利ですね。

ヘッドそのものは水洗いできませんが、回転ブラシとカバー部分は外して水洗い可能。モーターヘッドの掻き込み力とヘッドの清潔感、両方を大切にしたい方へおすすめします。無駄な消費電力を抑えるecoモード機能が付いた掃除機です。

東芝(TOSHIBA) 紙パック式クリーナー VC-PF7A

ヘッドをまるごと水洗いできるフローリングターボヘッドを搭載した、紙パック式掃除機。実はこのヘッド、床にあるゴミはもちろん床上に浮遊するホコリも吸い取る設計。この床上吸い込み機構、エアーヘッドタイプにはなかなかありません。

排気には、東芝独自の分散排気構造を採用。吸込仕事率は620Wと強力ですが、ホコリを舞い上げないよう配慮されている掃除機です。

紙パック式のおすすめ掃除機
三菱電機

三菱電機(MITSUBISHI ELECTRIC) Be-K TC-FXF10P

軽さに特化した紙パック式掃除機は多数ありますが、三菱電機はその先駆けとなったメーカー。本体質量を、旧シリーズ「雷神」の半分である2.4kgまで軽量化。現在に至るまで人気を集めています。こちらは、省エネ機能まで搭載した最上位モデルです。

ワイドなブラシ・吸引口が魅力の新型ヘッドを採用し、ヘッドの両端まで強力に吸い込めるようになりました。また、ブラシを引き抜くだけで、絡まった髪の毛を一気に除去できる機能も搭載。掃除機のブラシメンテナンスが面倒な方におすすめです。

三菱電機(MITSUBISHI ELECTRIC) Be-K TC-FXF8P

自走式ブラシを搭載した、紙パック式掃除機シリーズのハイコスパモデル。節電モードや多用途に使えるブラシも魅力ですが、最大のおすすめポイントは本体の高級感あるカラーリング。掃除機にはなかなかない色で、それだけでも希少価値があります!

実は三菱電機の「Be-K」シリーズは、モデルによって異なるカラーを設定しています。機能面・価格面も考えつつ、お好みのカラーを選ぶという楽しさが味わえる紙パック式掃除機です。

三菱電機(MITSUBISHI ELECTRIC) Be-K TC-FXF5J

爽やかなブルーカラーの紙パック式掃除機。Be-Kシリーズ最安値で、店舗によっては1万円以下で手に入る手軽さが魅力です。本体サイズ・質量はシリーズで同一なので、軽さやコンパクトであるのもおすすめポイント。

こちらの掃除機には、Be-Kシリーズで唯一エアタービンヘッドを採用しています。ヘッドにモーターが入っていない分軽量で、丸洗いもOK。吸引力が低下しにくい独自の気道構造を採用している点は、本モデル含め三菱電機の紙パック式掃除機全般の大きな特徴です。

紙パック式とサイクロン式はどう違う?

掃除機でよく聞くキーワードが、「紙パック式」と「サイクロン式」という2つの吸じん方式。ここでは、この2タイプの掃除機にどういった違いがあるのかをご紹介します。

紙パック式掃除機の特徴

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紙パック式とは、使い捨ての紙パックを利用してゴミを集める方式です。ゴミを捨てる頻度が少なくて済み、掃除機内部のメンテナンスもほとんどいりません。メーカーによって、掃除機に対応する紙パックは異なりますが、家電量販店で簡単に手に入ります。

一方で、ゴミが溜まると吸引力が落ち、排気のにおいが出やすいという側面も。そのため、脱臭フィルターを何層にも重ねて、におい低減を行っている掃除機が上位モデルで多く見られます。

また、空気の通り道を改善することで、吸引力を持続させている掃除機も登場。こちらも、上位モデルの紙パック式掃除機に多く見られる傾向です。

サイクロン式掃除機の特徴

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サイクロン式とは、本来空気とゴミを遠心力で分離する方式。吸引力の低下が少なく、パワーを常に維持できるという特徴を持っています。また、紙パックなどの消耗品がいらず、排出される空気も比較的きれいだという特徴もあります。

ただし、紙パックほどゴミをためておけないのも事実。こまめにごみを捨てる必要があり、フィルターの定期的な掃除も必要です。単に紙パック式でないだけで、サイクロン式とうたっている掃除機もあります。このタイプは吸引力が低下しやすいため注意しましょう。

紙パック式とサイクロン式はどっちがおすすめ?

では、紙パック式掃除機とサイクロン式掃除機、どちらがいいのでしょうか? それは、使い方によって変わります。紙パック式掃除機がおすすめの方、サイクロン式掃除機がおすすめの方、それぞれに分けてご紹介していきましょう。

紙パック式掃除機は、ゴミ捨ての際手を汚したくない方へおすすめ

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紙パック式掃除機では、ゴミがすべて紙パック内にたまります。ゴミ捨てはこの紙パックを捨てるだけでOKなので、ゴミに手を触れることなくメンテナンスが可能。ゴミ捨てで手を汚してしまうのが気になる方は、紙パック式掃除機がおすすめと言えます。

日本の家屋の場合、ほとんどが靴を脱いで過ごします。土足文化の欧米と比べて床がひどく汚れる心配が少ないため、吸引性能としては紙パック式掃除機でも十分。メンテナンス頻度を極力減らせるという意味では、共働きなど毎日忙しいご家庭にもおすすめです。

サイクロン式掃除機は常に吸引力を必要とする方におすすめ

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日本の家屋では紙パック式でも十分。ただ、ペットのいるご家庭は話が別。床に落ちた抜け毛やフケを毎日掃除する必要がある分、常に吸引力が必要なためです。そういったご家庭にこそ、サイクロン式掃除機がおすすめ!

絨毯が多いご家庭にもおすすめなのは、サイクロン式掃除機。これは、吸い込むパワーがフローリングや畳よりも求められるためです。この場合は、モータータイプのヘッドが搭載された掃除機を選ぶとよいでしょう。

紙パック式掃除機の排気ってきれい?

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紙パック式掃除機は、サイクロン式掃除機とは異なり、空気が必ずゴミを通って排出されます。そのため、紙パックの中身が空っぽであれば排気もきれい。しかし、中にゴミがたまっていると、そういうわけにはいきません。

この性質は、メーカー側でも把握済み。紙パックの後ろに脱臭・微粒子除去用のフィルターを搭載することで、排気のクリーン化に努めています。そうは言っても、クリーン化には限界があります。においがどうしても気になるのなら、サイクロン式掃除機がおすすめです。

紙パック式掃除機の選び方

では、実際に掃除機を選ぶ上でのポイントは何なのでしょうか? ここでは、特に着目すべき3ポイントをご紹介します。

1. 付属品

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1万円以下で買えるリーズナブルなモデルから5万円以上する高級モデルまである、紙パック式掃除機。すき間サッシ吸口はどの掃除機にもありますが、アタッチメントの種類は数多くあります。例えば、ふとん用吸口や高所向けの吸口など。

実は、上位モデルの掃除機ほど、こうしたアタッチメントが付属しています。そういう意味では、1台で家中まるごと掃除するなら上位モデルがおすすめ。逆に床面程度しか掃除しないのであれば、リーズナブルな紙パック式掃除機でもOKです。

吸引力の目安である吸込仕事率は、価格によって左右されることはほぼありません。どの掃除機を選んでも、しっかり吸い込んでくれます。

2. ヘッドのタイプ

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ヘッドには、大きく分けてモーターヘッドとエアーヘッドの2タイプに分かれます。絨毯・畳・フローリングが混在する日本の家屋では、モーターヘッドタイプがおすすめ。どの床面でも性能を発揮でき、自走式タイプでは軽い力で動かせる利点があります。

ただし、フローリングしかないご家庭では、エアーヘッドタイプの掃除機がおすすめ。ブラシ回転がモーターヘッドタイプより弱い分、床を傷つけにくいというメリットがあるためです。モーターヘッドにも、ブラシを強制停止できる機能は存在します。

3. 排気性能

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紙パック式掃除機の中には排気性能にこだわったモデルも存在しています。紙パック式の利便性に魅力を感じつつも、排気臭で悩んでいる方はこうした掃除機がおすすめ。

フィルターだけでは掃除機のにおい対策が不十分だと感じる場合、紙パックの対策も必要。紙パック自体に脱臭成分が含まれたものが多数登場しており、こちらがおすすめです。におってきた段階でこまめに交換するのも、1つの手段。