寒い時期に欠かせない存在のフリース。ひと昔前はプロの登山家や一部の愛好家に使用されるのみでしたが、今やアウトドアシーンはもちろんのこと、タウンユースとしても欠かせないウェアとなっています。

保温性にとても優れたフリースは1枚来ていれば充分なほどあったかくて重宝しますよね。今回は、そんなフリースを数々のブランドと共にご紹介いたします。

フリースのおすすめメンズブランド
パタゴニア

アメリカの総合アウトドアブランドとして有名なパタゴニア。登山グッズはもちろんのこと、サーフィンやスポーツ用品から軍用品まで、幅広く展開しています。

ペットボトルをリサイクルした素材「PCRシンチラ」や、綿商品は全て無農薬のオーガニックコットンを使用するなど、環境に配慮した商品作りを行っています。

そんなパタゴニアのフリースは、アウトドアブランドならではの品質。その素材へのこだわりで、高い保温性と着心地の良さを可能にしています。

また、アウトドアシーンだけでなく、タウンユースでもしっかりと馴染んでくれるシルエットや色柄の豊富さも魅力。おしゃれさと機能性を兼ね備えた商品を展開しているブランドです。

パタゴニア(patagonia) メンズ・ロス・ガトス・ベスト 25926

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商品価格 ¥ 14,580

体の芯を暖かく保つフリースベストは、ハイパイルのポリエステルフリース素材。熱を閉じ込めながら水分を吸湿発散し、着心地を快適に保ってくれます。両脇のマイクロフリース素材は、快適な動作を妨げず、伸縮性も抜群。

ジッパー式のハンドウォーマーポケットは、鍵や携帯電話を安全に収納可能です。そして、ジッパーを上まであげれば、首回りを冷たい風から守ります。動きやすさと温かさを兼ね備えた、便利な1着。

フリースのおすすめメンズブランド
モンベル

「Light & Fast(軽量と迅速)」と「Function is Beauty(機能美)」がコンセプトです。登山用品を中心とした、さまざまなアウトドア用品を販売。全国に多数展開しており、近年では道の駅内にも出店しているほど。独自の店舗展開を行っています。

その店舗数と、低価格ながら高い品質の商品で、日本で1番身近なアウトドア専門店といってもいいほど。モンベルのフリースの歴史は古く、誕生は1978年です。創業からわずか3年で、モンベルの顔となるフリースが生まれています。

現在では用途に合わせて、さまざまなシリーズが展開されています。高い保湿性を備えたもの、ストレッチ性に優れたもの、そして軽さと通気性に優れたものなど。使用するシーンに合わせた組み合わせが可能です。

モンベル(mont-bell) クリマエア® ジャケット

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商品価格 ¥ 9,288

「クリマエア」という素材が使われているフリースジャケット。軽量でありながら、長い毛足が蓄えた空気のおかげで高い保温性を発揮します。1枚でも中間着としても着用可能です。

タイトすぎず、ゆったりすぎずの適度なフィット感。運動量が多いアクティビティでも、快適に過ごせるような設計です。脇と袖口にストレッチ素材を採用しています。抜群の動きやすさは、1度着ると病みつきになるほど。1万円以下で買えるコスパの良さも魅力のフリース。

フリースのおすすめメンズブランド
アークテリクス

1989年、カナダのバンクーバーで誕生したアークテリクス。元々はクライミング時の滑落防止用安全器具であるハーネスを製作している会社でした。「アーキオプテリクス」と呼ばれる、始祖鳥をモデルにしたロゴマークが特徴的。

素材とデザインに徹底的にこだわったブランド。細部まで緻密に作られた職人技が、プロのクライマーからも絶大な信頼を得ています。そして、アークテリクスのフリースで特筆すべきは「ハードフリース」というカテゴリー。

通常のフリースに、撥水性と防水性、耐久性をもたせたもの。アウトドアにおけるハードな使用にも充分耐えうる、まさにプロ仕様のフリースです。デザイン性と本格的な機能性を求めている方に、ぜひおすすめしたいブランドです。

アークテリクス(ARC'TERYX) Arenite Hoody

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商品価格 ¥ 61,075

保温性抜群で、耐摩耗性を備えたフリースフーディー。伸縮性抜群で自由な動きが可能な、使用範囲を問わない万能フリースです。

柔らかい裏地は、身体に快適にフィットするよう作られています。ガゼット入りの脇とアスレチックフィットで、登山におけるレイヤリングの邪魔にならないように配慮。

薄型フードやチンガード付きのフロントジップ、そしてラミネート加工のジッパー付きハンドポケットなど機能性に富んだ作り。アクティブなシーンにおいて、大活躍間違いなしの1着です。

フリースのおすすめメンズブランド
ザ・ノースフェイス

1968年、米国にて誕生したノースフェイス。現在ではアウトドアシーンだけでなく、街でのおしゃれ着としても市民権を獲得しています。タウンユースでのアウトドアスタイル、スポーツスタイルには欠かせないブランド。

最低何度の気温まで快適に使用できるかを表示した「最低温度規格表示」や、史上初のドーム型テントの開発など、画期的な商品を開発。アウトドアにおける限界点を常に高めています。

ノースフェイスといえばゴアテックスのジャケットが有名ですが、フリースも負けず劣らず人気。

特に最近のものは「サーマルプロ光電子」という特殊な素材を使用しています。人間の体が発する遠赤外線を、輻射する光電子をフリース繊維にブレンド。そして、そのエネルギーを人体に送り返し、保温性を高めるという画期的な素材です。1着は持っておきたいブランド。

ザ・ノースフェイス(THE NORTH FACE) ZI Versa Mid Jacket NA61206

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商品価格 ¥ 20,520

日常着としても使いやすいタイトなカッティングとデザインが非常におしゃれな印象を与えてくれます。首元に入った大きなラインがなんとも特徴的です。通気性と保温性を兼ね備えたポーラテック素材、同規格のウェアと簡単にジョイントできるジップインジップなど機能性も抜群。

アウトドアだけでなくタウンユーズとしても市民権を獲得しているノースフェイスらしい作りのフリースとなっています。ノースフェイスのフリースデビューとしてもおすすめの1着。

フリースのおすすめメンズブランド
コロンビア

山や川、湖など、自然豊かなアメリカ・オレゴン州。その自然環境を存分に楽しむために生まれた、総合アウトドアブランドのコロンビア。比較的安価な商品と充分な機能性、カラーバリエーション豊富でスタイリッシュなデザインで、幅広い層から支持を得ています。

男女用の商品はもちろんのこと、キッズ用のアウトドアグッズも充実。ファミリーでお揃いのウェアにするのもいいですね。家族でアウトドアを楽しみたい方にも、おすすめのブランドです。

コロンビア(Columbia) アウトドア オポチュニティ フーディ PM1251

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商品価格 ¥ 9,622

誰もが触りたくなるような、モコモコな見た目が可愛い、コロンビアのフリース。見た目だけでなく、両面起毛で着心地も抜群です。高めに設計されたネックデザインが、首元まで防寒してくれるため、温かさも充分。

袖口や裾部分のリブが、冷たい外気の侵入を防いでくれます。肌寒い季節のアウターとして大活躍してくれる1着です。カラーバリエーションも豊富なので、お気に入りの1枚を見つけてみましょう。

フリースのおすすめメンズブランド
ナイキ

スポーツブランドとして知らない人はいないナイキ。アウトドア分野においても、豊富な商品ラインナップを誇っています。

軽い登山やキャンプならば、ナイキならではのデザインアイテムで、周りとは一味違うコーディネートを楽しめるでしょう。最先端のテックフリースを使用したフリースが有名ですが、人気の秘密はやはりデザイン性。

タウンユースでも使えるスタイリッシュさは、他のブランドと比べても圧倒的です。フリースの保温性と、おしゃれ着としてのデザイン性を求める方にはおすすめのブランドです。

ナイキ(NIKE) テックフリースファネルプルオーバー

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商品価格 ¥ 12,960

人間工学に基づいた、3層構造のフリースを使用。軽量ながら保温性・通気性に優れたフリースです。伸縮性に優れた快適な着心地に加え、タイトなシルエットによる、快適なデザインを兼ね備えています。

タートルネックのように見えるフードが、防風性と保温性を高めています。また、サイドシームのジップが着脱を容易に。ブランドらしい、都会的でスマートなデザインと、機能的なディティールが魅力的なフリース。

フリースのおすすめメンズブランド
ヘリーハンセン

130年以上の歴史を誇る、ノルウェー生まれのヘリーハンセン。今や世界中のセイラー達に愛される、ウェアブランドです。始まりは、1人の船乗りが港町に小さなオイルスキン工場を作ったこと。

1950年に、世界初の完全防水のウェアを製品化。130年たった今も、防水テクノロジーの進化と、新たな防水ウェアの開発に貢献しています。

スノーフィールドスポーツや登山、探検家など多くのアウトドアシーンにおいても、なくてはならない存在です。

ヘリーハンセン(HELLY HANSEN) ファイバーパイルサーモフーディー

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商品価格 ¥ 18,468

ボリュームのあるデザインが特徴的な、ヘリーハンセンのフリースウェア。Sサイズでもゆったりと着られるほどの、ボリューミーなサイジングです。どこか懐かしく、クラシカルな雰囲気を醸し出してくれます。

裾と袖はリブ仕様で、カジュアルなコーディネートにも合わせやすく、重宝すること間違いなし。首回りやフードにも、パイル素材がびっしりと詰まっているので、防寒性もバッチリ。クラシカルな雰囲気のフリースをお探しの方に、おすすめのフリースです。

フリースの歴史

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そもそもフリースとは、モールデンミルズ社が開発した起毛仕上げの素材のこと。ポリエチレンプレタラートと呼ばれる、ポリエステルの1種で作られました。

保温性が高く、速乾性に優れており、さらに軽量という特徴を持ちます。また、肌触りがよく、簡単に洗濯できるのも嬉しいところ。一方、毛玉になりやすい、燃えやすいといった欠点もあるので注意が必要です。

そんなフリースを最初に世に広めたのは、アウトドアブランドとして有名なパタゴニア。当時、フィクファーコート市場の崩壊による倒産から、立ち直りかけていたモールデンミルズ社。そこで、パタゴニアのマリンダ・シュイナードが、フリースを見つけたことから始まります。

当時はまだ、登山家はコットンとウール、ダウンという従来のレイヤリングに依存してました。水分を吸収しない、保温性に優れた素材が必要だと考えていたシュイナード。彼は、すぐさまこのフリースを縫い合わせ、山岳におけるフィールドテストを行いました。

毛玉になりやすく、見た目がゴワゴワしているという問題はまだありました。しかし、保温性が高く、濡れてしまってもすぐに乾くフリースは、一躍人気に。登山家の重ね着の枚数を減らし、瞬く間に広まっていったのです。

しかし、日本においてフリースはなかなか定着しませんでした。認知度は低く、どちらかというと高価なものというイメージ。そんな状況を打破し、日本に一大ブームを巻き起こしたのがユニクロです。

1998年、フリースの機能性はそのままに、1990円という破格の価格で発売。爆発的な人気を博しました。価格だけでなく、色とりどりのバリエーションも人気の理由。それまでアウトドアウェアに無縁だった顧客層まで巻き込み、日本にフリースブームを巻き起こします。

現在ではさまざまなブランドから、多彩な機能を持ったフリースが展開されています。モールデンミルズ社、パタゴニア、そしてユニクロ。この3社がなければ、ここまでフリースが市民権を得ることはなかったかもしれません。

保温性と撥水性に優れたフリース。これから本番を迎える防寒具として、なくてはならないウェアですよね。そんなフリースの歴史を感じながら、今シーズンのマストバイフリースを選んでみてはいかがでしょうか。