パソコンの起動が遅くてイライラ! そんな経験はないでしょうか。そんな時はSSDが便利ですよ。SSDはHDDと比べて高速なので、パソコンの起動時間を大幅に短縮することができ、データの転送もスムーズになります。しかし、接続方法にさまざまな規格があるのでその点には注意が必要。

ここでは、SSDに関する用語の説明と選び方、そして2016年の最新製品の中からおすすめのSSDを紹介します。

SSDについて

SSDとは

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SSDとはSolid State Driveの略で、パソコンの記憶装置のことです。今までのパソコンでは、HDD(ハードディスク)という記憶装置を使用していましたが、最近ではSSDを搭載している機種も増えてきました。以前は記憶できる容量が少ないSSDの製品が多かったのですが、最近は1TBの容量を持つ製品も登場しており、容量の大型化が進んでいます。

SSD搭載のパソコンは、起動や動作が速い点が特長で、操作が非常に快適です。最近は、SSDを搭載したパソコンも増えてきており、HDDの次世代の記憶装置として注目されています。

SSDとHDDの違い

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SSDとHDDの最も大きな違いは、その処理速度。多くの場合、その読込速度と書込速度において、SSDはHDDより2倍~3倍以上速く動作します。パソコンを起動する場合も、SSDとHDDでは起動時間に明確な差が出ます。製品によって値は異なりますが、大体においてSSDの方がHDDより30%ほど起動時間が短くなります。いつも起動時間が遅くてイライラしている人は、SSDを搭載したパソコンがおすすめですよ。

その他の点としては、HDDはモーターの回転音がしますが、SSDは物理的な稼働個所がないため動作音がなく静かです。また、SSDはHDDより衝撃に強いので、落とした場合にも壊れにくくなっています。

一方、蓄えておけるデータの容量は少なく、HDDが一般的に1TBものデータを保存できるのに対して、SSDは200GBほどの容量の製品が一般的です。また、値段もHDDよりSSDの方が高くなる傾向にあります。

それぞれの特徴をよく考慮して、自分に適した方を選ぶようにしましょう。また、最近では、処理速度の速いSSDと容量の大きいHDDのいい所をあわせもつSSHD(ソリッドステートハイブリッドドライブ)というHDDも登場しています。

SSDの普及と推移

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ここ2~3年で、HDDの出荷台数は23%ほど減少しているのに対して、SSDの出荷台数は26%ほど増加しています。パソコンにSSDを搭載している製品は、2014年には15.4%でしたが、2016年には22.8%に増加。SSDはノートパソコンに利用されるケースが多く、2015年は25%のノートパソコンにSSDが搭載されていました。

SSDはHDDと比べて価格が高いと言われていますが、近年では値段も低下傾向にあります。128GBのSSDを例にとると、2013年には1万円前後、2014年には7000円前後、2015年には5000円前後と急速に低下してきています。

しかし、容量の点ではHDDの方が値段的にも効率がよく、128GBのSSDと1TBのHDDの値段が5000円ほどで、同じくらいですね。しかし、SSDの値段の低下と普及率の上昇によって、これからはSSDを搭載したパソコンを目にする機会が増えてくるでしょう。

SSDの選び方

容量

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SSDの容量は、100GBから1000GBまで幅広く存在していますが、200GB位のものが多いです。SSDやHDDを2つ以上搭載できるパソコンでは、SSDとHDDの両方を搭載することもできます。そのような場合は、SSDをシステム用、HDDをデータ保存用に使用する方法が一般的であり、システム用であれば、SSDは20~40GBあれば十分です。実際に売っているSSDの中では、最小容量のものが64GBですので、システム用にSSDを使用するのであれば、基本的にはどの製品でも大丈夫です。

この他にも、システムにSSDを使用し、データの保存にHDDを使うというSSDとHDDの両方のいい面を活かしたパソコンも登場しています。クリエイターやゲームをする人は、大きな容量が必要になる場合が多いので、500GBモデルがおすすめです。

速度

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読込速度、書込速度ともに500MB/sあたりが一般的です。MB/sは1秒間あたりのデータ送信量を表しており、最近の携帯で撮った写真が1~3MB位ですから、かなり速い速度でデータのやりとりができることが分かります。最新の製品なら、どれも500MB/s前後で違いはそれほどありません。その一方で、HDDは速くて120MB/sなので、SSDの方がかなり速いということが分かります。

ランダム読込、書込速度は、製品によって異なります。ランダム読込、書込は、パソコンの起動時の速度に強く影響しているため、この数値が高い製品ほど、パソコンの起動も早くなります。単位はIOPSで、これは1秒間に読込、書込できる回数を表しており、この数値が高いほど速度も速くなります。ここで使用される単位のKは1000を表しており、通常100kや60kといったように表現されます。

インターフェイス

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インターフェイスとは、SSDとパソコンを接続する規格のことです。異なる規格の製品を買ってしまうと、接続できないので使うことができません。それゆえ、自分のパソコンと同じ規格のSSDを購入する必要があります。

PCI-Expressという規格やIDEという規格がありましたが、最近はSerial ATA 6Gb/sが一般的です。これは、最大で1秒間に6Gbのデータ転送が可能で、速い転送速度が特徴です。この他にも、Serial ATAという規格もあります。これは、最大転送速度が3Gb/sで、Serial ATA 6Gb/sより遅いです。両者には互換性がありますので、どちらを買うか迷ったら、Serial ATA 6Gb/sの方にしましょう。

最近では、持ち運びに特化したUSBタイプのインターフェイスも登場してきています。外付けSSDは、このUSBタイプのインターフェイスを採用しているものが多いです。

設置タイプ

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SSDをパソコンの内部に取り付ける場合は内蔵タイプ。SSDを持ち運んで使いたい場合は、外付けタイプを選びましょう。内蔵タイプには、Serial ATA 6Gb/s、Serial ATA、PCI-Express、IDEといったインターフェイスがあります。

その一方で、外付けタイプのものは、USBやThunderbolt(Macで採用されている規格)といったインターフェイスの製品があります。

規格サイズ

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SSDを購入する場合、自身のパソコンと同じ規格サイズの製品を選ぶ必要があります。一般的なのは2.5インチタイプのサイズで、ノートパソコンや多くのパソコンに使用されています。モバイルパソコンの場合は、1.8インチのSSDが使用されていることがありますが、その複雑な構造から、ノートパソコンのHDDをSSDに交換するのは、あまり一般的ではありません。

その他には、M.2と呼ばれる2014年に登場した規格サイズが存在し、通信速度が速い点が特徴です。最新のデスクトップパソコンには、M.2規格を採用する製品が増えてきていますが、現時点では2.5インチタイプの製品が主流です。

記録素子

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SSDは、記録素子にデータを書き込みますが、1つの記録素子に書き込むビット数が少ないほど耐久性と速度が高いことになります。記録素子には主に3つのタイプがあり、一つ目は、1つの記録素子に2ビット以上のデータを書き込むMLCという規格です。その他に、1ビットのデータを書き込むSLC、3ビットのデータを書き込むTLCというタイプがあります。

速度が速いのはSLC、MLC、TLCの順番になります。しかし、性能が高い記録素子は、そのぶん価格も高くなります。性能と価格を総合的に考えて、現在最も一般的に普及しているのは、MLCタイプです。

おすすめのSSD 9選

シーエフデー(CFD) SSD CSSD-S6O240NCG1Q

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商品価格 ¥ 6,999

最も人気の高いのがこの製品の特徴です。240GBの容量に2.5インチのTLCを採用していて、インターフェイスはSerial ATA 6Gb/sの内蔵型です。読込速度560MB/s、書込速度510MB/sで、ランダム読込速度72kIOPS、ランダム書込速度22kIOPS。1GBあたり29円という値段も標準的なSSDの価格帯に収まっています。

実際の使用者の評価も高い製品ですので、規格やインターフェイスが合えば、おすすめできる製品です。

クルーシャル(Crucial) SSD CT500MX200SSD1

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商品価格 ¥ 18,560

500GBと容量が大きい点がこの製品の特徴です。2.5インチのサイズで、TLCより高速なMLCを採用していて、インターフェイスはSerial ATA 6Gb/sの内蔵型です。読込速度555MB/s、書込速度500MB/sで、ランダム読込速度100k、ランダム書込速度87k。1GBあたり32円という価格も少し高めですが、標準的な価格の範囲内となります。

大きなファイルも数秒で転送、保存でき、高い耐久性能も備えていますよ。暗号化による高い信頼性の実現にも成功しています。

シリコンパワー(Silicon Power) SSD SP240GBSS3S55S25

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商品価格 ¥ 7,301

240GBの容量に2.5インチのサイズでTLCを採用しています。インターフェイスはSerial ATA 6Gb/sの内蔵型で最新のものを使用しています。読込速度は550MB/s、書込速度は440MB/s。1GB当たりの値段は27円と比較的安価でコストパフォーマンスのいいモデルであると言えるでしょう。

耐久性に優れ、高速起動と快適で素早い動作を実現。実際の使用者の満足度も高いのがこの製品のおすすめできるポイントです。

サンディスク(Sandisk) SSD SSD PLUS SDSSDA-240G-J26C

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商品価格 ¥ 7,032

240GBの容量に2.5インチのサイズでTLCを採用したモデルです。インターフェイスはSerial ATA 6Gb/sの内蔵型で、基本的な性能は標準的な範囲に収まっています。読込速度は530MB/s、書込速度は440MB/s、1GBあたりの値段は28.5円です。

高信頼性、高速を実現したこの製品は、起動時間、アプリケーションの応答、データ転送にかかる時間を快適なものにしてくれます。発熱がなく静かな点もいいですね。

ピーエヌワイ(PNY) SSD SSD7CS1311-120-RB

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商品価格 ¥ 4,280

容量は120GBと少なめですが、その分価格も抑えられた製品です。2.5インチのサイズにTLCを採用、インターフェイスはSerial ATA 6Gb/sの内蔵型で、基本はしっかりと抑えられています。読込速度は550MB/s、書込速度510MB/sで、ランダム読込速度86k、ランダム書込速度90k。1GBあたりの値段は32円です。

高い信頼性と静かな動作を実現しており、エネルギー効率も優れています。衝撃にも強いので安心して使用できるのが嬉しいですね。

シリコンパワー(Silicon Power)PNY SSD Slim S55 SP960GBSS3S55S25

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商品価格 ¥ 25,200

この製品の特徴は、SSDの中では最大クラスの960GBというHDD並みの容量を実現している点にあります。SSDの弱点である容量の少なさを補った優れた製品であると言えますね。2.5インチのサイズにTLCを採用、インターフェイスはSerial ATA 6Gb/sの内蔵型です。読込速度は540MB/s、書込速度は510MB/s。1GBあたりの値段も23円と安価な範囲に収まっています。

優れた耐久性と高速起動、高速通信を実現した優れた製品です。

トランセンド(Transcend) SSD SSD220 TS240GSSD220S

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商品価格 ¥ 7,045

外付けタイプのSSDの中で最も人気のある製品です。256GBの容量でMLCを採用、インターフェイスはUSBになります。読込速度は410MB/s、書込速度は380MB/s。1GBあたりの値段は43円くらいで内蔵型と比べると高くなっています。しかし、内蔵型とは違った使い方ができる点が外付けSSDの優れたポイントで、USB3.0に対応しているので、高速データ通信が可能です。

トランプのカードと同じくらいの大きさで、重さはわずか56グラムしかないので、持ち運びに便利ですよ。

サムスン(SAMSUNG) SSD SM951 MZVPV256HDGL

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商品価格 ¥ 17,690

この製品の特徴は、読込速度2150MB/s、書込速度1260MB/sと他の製品に比べて速度が圧倒的に速い点にあります。加えて、ランダム読込速度も300k、ランダム書込速度100kと高い性能を有しています。容量は256GBと他の製品と変わらない性能ですが、インターフェイスがPCI-Expressの内蔵型となっている点に注意が必要です。

その性能の高さゆえに1GBあたりの値段も61円と割高になっていますが、速度にこだわる人にはうってつけの製品です。

インテル(Intel) SSD 540s Series SSDSC2KW480H6X1

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商品価格 ¥ 17,980

インテルのSSDは値段も高めですが、そのぶん性能も高い点が特徴です。480GBの容量でTLCを採用、サイズは2.5インチです。インターフェイスはSerial ATA 6Gb/sの内蔵型。読込速度は560MB/s、書込速度は480MB/sで、ランダム読込速度78k、ランダム書込速度は85kと高い数値を記録しています。

1GBあたりの値段は33円で、高い信頼性と確かなパフォーマンスを実現しています。