パソコンの起動が遅くてイライラした、なんて経験はないでしょうか。そんな時はSSDがおすすめです。SSDはHDDと比べて高速なので、パソコンの起動時間を大幅に短縮でき、データの転送もスムーズに。

しかし、接続方法にさまざまな規格があるので、その点には注意が必要。ここでは、SSDに関する用語の説明と選び方、そして最新製品の中からおすすめのSSDを紹介します。

SSDについて

SSDとは

By: amazon.co.jp

SSDとはSolid State Driveの略で、パソコンの記憶装置のことです。今までのパソコンでは、HDD(ハードディスク)という記憶装置を使用していました。

しかし、最近ではSSDを搭載している機種も増加。最近は1TBの容量を持つSSDも登場しており、大容量化が進んでいます。

SSD搭載のパソコンは、起動や動作が速く操作も快適でおすすめ。最近は、SSDを搭載したパソコンも増えてきており、HDDの次世代の記憶装置として注目されています。

SSDとHDDの違い

004b4a9c6fe42ab19e34376aa5d6befa_m

SSDとHDDの最も大きな違いは、処理速度。多くの場合、その読込速度と書込速度において、SSDはHDDより2倍~3倍以上速く動作します。パソコンを起動する場合も、SSDとHDDでは起動時間に明確な差が出ます。

基本的に、SSDの方がHDDよりも30%ほど起動時間が短いです。いつも起動時間が遅くてイライラしている方は、SSDを搭載したパソコンがおすすめ。

その他、HDDはモーターの回転音がしますが、SSDは物理的な稼働個所がないため動作音がなく静かです。また、SSDはHDDより衝撃に強いので、落とした場合も壊れにくいです。

一方、蓄えておけるデータの容量は少ない傾向にあります。HDDが一般的に1TBものデータを保存できるのに対して、SSDは200GBほどの容量の製品が一般的です。また、値段もHDDよりSSDの方が高いのが実情です。

それぞれの特徴をよく考慮して、自分に適した方を選ぶようにしましょう。最近では、処理速度の速いSSDと容量の大きいHDDのいい所をあわせもつSSHD(ソリッドステートハイブリッドドライブ)というHDDも登場しています。

SSDの普及と推移

By: amazon.co.jp

パソコンにSSDを搭載している製品は、2014年には15.4%でしたが、2016年には22.8%に増加。SSDはノートパソコンに利用されるケースが多く、2015年は25%のノートパソコンにSSDが搭載されていました。

SSDはHDDと比べて価格が高いと言われていますが、近年では値段も低下傾向にあります。128GBのSSDを例にとると、2013年には1万円前後、2014年には7000円前後、2015年には5000円前後と急速に低下してきています。

いまだにHDDの方がコストが低く、128GBのSSDと1TBのHDDはどちらも5000円ほど。しかし、SSDの値段の低下と普及率の上昇によって、これからはSSDを搭載したパソコンを目にする機会が増えてくるでしょう。

おすすめのSSD16選

シーエフデー(CFD) SSD CSSD-S6O240NCG1Q

41geJZZslYL

商品価格 ¥ 6,999

最も人気の高くおすすめなSSD。240GBの容量に2.5インチのTLCを採用していて、インターフェイスはSerial ATA 6Gb/sの内蔵型です。読込速度560MB/s、書込速度510MB/sで、ランダム読込速度72kIOPS、ランダム書込速度22kIOPS。

1GBあたり29円という値段も、標準的なSSDの価格帯に収まっています。実際の使用者の評価も高いSSD。規格やインターフェイスが合えば、おすすめできます。

クルーシャル(Crucial) SSD CT500MX200SSD1

41vggKIcq9L

商品価格 ¥ 18,560

500GBと容量が大きいおすすめSSD。2.5インチのサイズで、TLCより高速なMLCを採用していて、インターフェイスはSerial ATA 6Gb/sの内蔵型です。

読込速度555MB/s、書込速度500MB/sで、ランダム読込速度100k、ランダム書込速度87k。1GBあたり32円という価格も、少し高めですが標準的な価格の範囲内です。

大きなファイルも数秒で転送、保存でき、高い耐久性能も備えています。暗号化による高い信頼性の実現にも成功しているSSDです。

シリコンパワー(Silicon Power) SSD SP240GBSS3S55S25

51TLqt4GeGL

商品価格 ¥ 7,301

240GBの容量に、2.5インチのサイズでTLCを採用しています。インターフェイスはSerial ATA 6Gb/sの内蔵型で、最新版を使用。読込速度は550MB/s、書込速度は440MB/sです。

1GB当たりの値段は27円と比較的安価で、コストパフォーマンスの高いおすすめSSDです。耐久性に優れ、高速起動と快適で素早い動作を実現。実際の使用者の満足度も高いのもおすすめポイントです。

サンディスク(Sandisk) SSD SSD PLUS SDSSDA-240G-J26C

41DrxBtXvdL

商品価格 ¥ 7,032

240GBの容量に2.5インチのサイズでTLCを採用したSSDです。インターフェイスはSerial ATA 6Gb/sの内蔵型で、基本的な性能は標準的な範囲に収まっています。読込速度は530MB/s、書込速度は440MB/s、1GBあたりの値段は28.5円です。

高信頼性、高速を実現したおすすめのSSD。起動時間、アプリケーションの応答、データ転送にかかる時間を快適なものにしてくれます。発熱がなく静かな点もいいですね。

ピーエヌワイ(PNY) SSD SSD7CS1311-120-RB

510SYQzyFJL

商品価格 ¥ 4,280

容量は120GBと少なめですが、その分価格も抑えられたおすすめのSSDです。2.5インチのサイズにTLCを採用。インターフェイスはSerial ATA 6Gb/sの内蔵型で、基本はしっかりと抑えられています。

読込速度は550MB/s、書込速度510MB/sで、ランダム読込速度86k、ランダム書込速度90k。1GBあたりの値段は32円です。高い信頼性と静かな動作を実現しており、エネルギー効率も優れています。衝撃にも強いので、安心して使用できます。

シリコンパワー(Silicon Power) PNY SSD Slim S55 SP960GBSS3S55S25

51dGlDY9MwL

商品価格 ¥ 25,200

SSDの中では最大クラスの960GBというHDD並みの容量を実現したおすすめ製品。SSDの弱点である容量の少なさを補っているのがおすすめポイントです。

2.5インチのサイズにTLCを採用、インターフェイスはSerial ATA 6Gb/sの内蔵型です。読込速度は540MB/s、書込速度は510MB/s。1GBあたりの値段も23円と安価な範囲に収まっています。優れた耐久性と高速起動、高速通信を実現した優れたおすすめ製品です。

トランセンド(Transcend) SSD SSD220 TS240GSSD220S

41D-AF0Z6qL

商品価格 ¥ 7,045

外付けタイプのSSDの中で最も人気のあるおすすめ製品です。256GBの容量でMLCを採用、インターフェイスはUSBタイプ。読込速度は410MB/s、書込速度は380MB/s。1GBあたりの値段は43円くらいで、内蔵型と比べると高めです。

しかし、内蔵型とは違った使い方ができるのが、外付けSSDの優れたポイント。USB3.0に対応しているので、高速データ通信が可能です。トランプのカードと同じくらいの大きさで、重さはわずか56グラム。持ち運びにおすすめです。

サムスン(SAMSUNG) SSD SM951 MZVPV256HDGL

41M+ll5EIQL

商品価格 ¥ 17,690

読込速度2150MB/s、書込速度1260MB/sと他の製品に比べて、圧倒的な速度の早さが特徴。加えて、ランダム読込速度も300k、ランダム書込速度100kと高い性能を有しています。

容量は256GBと他の製品と変わりません。ただ、インターフェイスがPCI-Expressの内蔵型となっているのに注意が必要。その性能の高さゆえ、1GBあたりの値段も61円と割高になっています。速度にこだわる方におすすめのSSDです。

インテル(Intel) SSD 540s Series SSDSC2KW480H6X1

41VF6GyrSJL

商品価格 ¥ 17,980

インテルのSSDは値段も高めですが、そのぶん性能も高いです。480GBの容量でTLCを採用、サイズは2.5インチ。インターフェイスはSerial ATA 6Gb/sの内蔵型です。

読込速度は560MB/s、書込速度は480MB/sで、ランダム読込速度78k、ランダム書込速度は85kと高い数値を記録しています。1GBあたりの値段は33円で、高い信頼性と確かなパフォーマンスを実現。

おすすめの外付けSSD

バッファロー(BUFFALO) SSD-PUS960U3

商品価格 ¥ 50,819

軽量で厚さはわずか8.8mmの薄型で、ボディはアルミ素材でできています。振動や衝撃にも強く、持ち運びにも適したSSDです。セキュリティーにはパターン認証を採用しているので、データの保護にも優れています。

960GBというSSDクラス最大級の大容量で、データの持ち運びをスマートにこなしてくれます。外観もおしゃれなおすすめ外付けSSD。

バッファロー(BUFFALO) 外付けSSD スティックタイプ SHD-LV8GS

商品価格 ¥ 1,787

ポータブルHDDの約10分の1と小型サイズで、わずか20gと軽量の外付けSSD。ペンケースやポケットにしまえるので、持ち運びが自由自在ですよ。高速ソフトウェアを内蔵しているので、データの高速転送が可能。

本体の容量は8GBですが、データサイズが4GB以上のNTFSフォーマットにも対応。重いデータのやり取りもスムーズにできます。コンパクトな外付けSSDをお探しの方におすすめ。

アイ・オー・データ(I-O DATA) HDUS-SS120K

商品価格 ¥ 10,800

本製品はUSM(ユニバーサル・ストレージ・モジュール)規格に対応。USB3.0規格と比較すると、より高速でデータの移動が可能です。内蔵SSDのパーテーションを分けることで、用途別のデータ保存が簡単にできます。

120GBの容量で、静粛性や携帯性にも優れています。アイ・オー・データのおすすめの外付けSSDです。

トランセンド(Transcend) StoreJet for Mac TS256GSJM500

商品価格 ¥ 23,980

この外付けSSDはMac用に開発されました。Macにベストマッチするよう、本体のデザインはメタリック仕様に。ThunderboltやSuperSpeed USB 3.0にも対応しているので、データ転送がスムーズかつスピーディにできますよ。

256GBの容量で、MacのバックアッププログラムTime Machineに対応。バックアップも簡単です。Mac内のデータを大切に保管してくれる、おすすめの外付けSSDです。

サンディスク(SanDisk) Extreme900 SDSSDEX2-1T92-J25

商品価格 ¥ 94,800

膨大な量のファイルを秒単位で転送できる、サンディスクの高速用ストレージです。従来のSSDよりも2倍、HDDの約9倍という驚異の高速データ転送を実現。最大1.92TBと大容量で、重いデータの転送もあっという間です。

高解像度の写真や映像データの管理をスピーディにこなしてくれます。しかも、衝撃や過酷な環境にも耐えられるように、丈夫な設計が施されています。究極の外付けSSDともいえる、高スペックのおすすめモデルです。

エレコム(ELECOM) ESD-E0128U3F

商品価格 ¥ 8,078

本体の重さ、わずか30gの軽量モデルの外付けSSDです。USB3.0に対応しており、読み込み速度は最大270MB/S、書き込み速度は最大180MB/Sです。薄型サイズでカバンに入れてもかさばらず、携帯性にも優れていますよ。

外部電源を必要とせず、USBポートに差し込むだけですぐに使えておすすめです。

サムスン(Samsung) Portable SSD T3 MU-PT500B/IT

商品価格 ¥ 27,979

この外付けSSDの特徴は、その大きさです。名刺と変わらないコンパクトサイズで、携帯に便利です。SSD本体はメタル材質と衝撃にも強く、約2メートルの高さから落ちても耐えられる設計。

500GBの大容量で、映像や音楽データもたっぷり保存できます。データ転送も簡単にできるおすすめの外付けSSDです。

SSDの選び方

容量

By: amazon.co.jp

SSDの容量は、100GBから1000GBまで幅広く存在していますが、200GB程度のものが多いです。SSDやHDDを2つ以上搭載できるパソコンでは、SSDとHDDの両方を搭載することもできます。

そのような場合は、SSDをシステム用、HDDをデータ保存用に使用する方法が一般的であり、システム用であれば、SSDは20~40GBあれば十分です。

実際に売っているSSDの中では、最小容量のものが64GB。システム用にSSDを使用するのであれば、基本的にはどの製品でも大丈夫です。

この他にも、システムにSSDを使用し、データの保存にHDDを使うというSSDとHDDの両方のいい面を活かしたパソコンも登場しています。クリエイターやゲームをする方は、大きな容量が必要になる場合が多いので、500GBモデルがおすすめです。

速度

By: amazon.co.jp

読込速度、書込速度ともに500MB/sあたりが一般的です。MB/sは1秒間あたりのデータ送信量を表しています。スマホで撮った写真は1~3MB程度なので、高速で通信できることがわかります。

最新のSSDなら、どれも500MB/s前後で、違いはそれほどありません。その一方で、HDDは速くて120MB/sなので、SSDの方がかなり速いということが分かります。

ランダム読込・書込速度は、製品によって異なります。ランダム読込・書込は、パソコンの起動時の速度に強く影響しているため、この数値が高い製品ほど、パソコンの起動も早くなります。

単位はIOPSで、1秒間に読込・書込できる回数のこと。この数値が高いほど速度も速くなります。ここで使用される単位のKは1000を表しており、100kや60kといったように表現されます。

インターフェイス

By: amazon.co.jp

インターフェイスとは、SSDとパソコンを接続する規格のことです。異なる規格の製品を買ってしまうと、接続できず使えません。それゆえ、自分のパソコンと同じ規格のSSDを購入する必要があります。

PCI-Expressという規格やIDEという規格がありましたが、最近はSerial ATA 6Gb/sが一般的です。これは、最大で1秒間に6Gbのデータ転送が可能で、速い転送速度が特徴です。

この他にも、Serial ATAという規格もあります。これは、最大転送速度が3Gb/sで、Serial ATA 6Gb/sより遅いです。両者には互換性がありますので、どちらを買うか迷ったら、Serial ATA 6Gb/sにしましょう。

最近では、持ち運びに特化したUSBタイプのインターフェイスも登場してきています。外付けSSDは、このUSBタイプを採用しているものが多いです。

設置タイプ

By: amazon.co.jp

SSDをパソコンの内部に取り付ける場合は、内蔵タイプを。SSDを持ち運んで使いたい場合は、外付けタイプを選びましょう。内蔵タイプには、Serial ATA 6Gb/s、Serial ATA、PCI-Express、IDEといったインターフェイスがあります。

その一方で、外付けタイプのものは、USBやThunderbolt(Macで採用されている規格)というインターフェイスの製品があります。

規格サイズ

By: amazon.co.jp

SSDを購入する場合、自身のパソコンと同じ規格サイズの製品を選ぶ必要があります。一般的なのは2.5インチタイプのサイズで、ノートパソコンや多くのパソコンに使用されています。

モバイルパソコンの場合は、1.8インチのSSDが使用されていることがあります。ただ、その複雑な構造から、ノートパソコンのHDDをSSDに交換するのは、あまり一般的ではありません。

その他には、M.2と呼ばれる2014年に登場した規格サイズがあり、通信速度が速いのが特徴です。最新のデスクトップパソコンには、M.2規格を採用する製品が増えてきていますが、現時点では2.5インチタイプが主流です。

記録素子

By: sandisk.co.jp

SSDは、記録素子にデータを書き込む仕組み。1つの記録素子に書き込むビット数が少ないほど、耐久性と速度が高いということです。

記録素子には主に3つのタイプがあり、1つ目は、1つの記録素子に2ビット以上のデータを書き込むMLCという規格。その他、1ビットのデータを書き込むSLC、3ビットのデータを書き込むTLCというタイプがあります。

速度が速いのはSLC、MLC、TLCの順番。しかし、性能が高い記録素子は、そのぶん価格も高くなります。現在最も一般的に普及しておりおすすめなのは、MLCタイプです。